～above JEF only sky～

門司港地ビール工房で個性的なビールと美味しい料理を楽しんだ後、次に向かったのはTOTOミュージアム。

途中、「森おう外旧居」があったのでのぞいてみることに。



明治32年から数年間、軍医として小倉勤務をしていたとのこと。



改修してはいるけど、ほぼ当時のままらしいです。



中に入ることもできました。



文豪の旧居あることを抜きにしても、当時の暮らしが想像できて面白かったです。



さらに歩くと「無法松の碑」を発見。



ごめんなさい、無法松、よく知りません。

そんな感じで初めての街をぶらぶら散策しながら歩くこと約30分、「TOTOミュージアム」に到着。



この丸みを帯びた変わった建物、さっき空港から小倉駅までのバスから見つけて、何の施設だろうと思ってました。

TOTOといえば、便器や洗面器など衛生陶器の大手メーカーさんです。



当然、便器の変遷を紹介しているコーナーがあります。



思っていた以上に面白い展示でした。



でも私がTOTOミュージアムに来てみたかった一番の狙いは食器の展示！

私の実家に祖父の代から使われているティーカップとソーサーのセットがあり（残念ながら東日本大震災のときに大半が壊れてしまいました）、そのカップの裏に「東洋陶器會社」と書かれているのを見つけ、これってTOTOじゃない？と母と話していたからです。


（↑実家のティーカップ）

「東洋陶器の食器」コーナー。



ありました、同じ裏印！！！



大正13年から昭和39年までの間、使われていた裏印だそうです。





実家にあるものと同じ赤い裏印のコーヒーセットもありました！

受付の係の方に、実家に今も現役で使っている同じ裏印のティーセットがあるのですが、裏印の色の違いは何か意味があるのですか？と聞いてみました。

すると厚い資料を持ってきてくれて、裏印の歴史のページを見せてくれました。

残念ながら、TOTOさんにも食器を扱っていた時代の資料はあまり残っていないらしく、色の違いの意味は分かりませんでした。

でも「当社の製品を永く愛用していただきありがとうござます。」とのお言葉をいただきました。

こちらこそ、祖父の記録を確認できたようで、嬉しかったです。

TOTOミュージアムさん、ありがとうございました。




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