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テーマ:中国&台湾(3292)
カテゴリ:自動車
以前、中国ではセダンしか売れないという時期がありましたが、最近では、ハッチバックやクーペも売れています。 そこそこの高収入を得ている中間層と呼ばれる人々をターゲットに、色々な自動車メーカーが、小型車を中国に投入していますね。 本国にはない、中国専用モデルも開発しているメーカーもあり、販売を伸ばしています。 しかしながら、私が現地で感じるのは、そういった小型車は、売れるには売れているけれども、購入した多くの人々は、「買いたくて買ったのではない」ということです。 しかも、日本車に限って言えば、燃費が良いことは高く評価されているものの、車格と価格のバランスが悪く、消去法で選ばれていることが多いんですね。 中国車は貧乏臭い、韓国車は嫌い、ドイツ車は高い、 米国車は選択肢が少ない。 一番欲しいのはドイツ車だけど、仕方が無い、日本車か・・。 という感じの人々が、非常に多い。 大手の調査会社が現地で満足度を調査すると、日本車に対する満足度が高いという調査結果が、よく出ているのですが、現地で私が見聞きする意見とは、随分開きがあるように感じています。 中国人は、よく知られているように、非常に見栄っ張り。 車を買うと決めたら、借金をしてでも、見栄えの良い車を求めます。 欧州でも小型車がよく売れますが、あちらは実用重視であったり、環境保護の意識であったりで、積極的に小型車を選んでいます。 反対に中国では、「仕方なく小型車を」というユーザーが多いことを、もっと理解するべきだと感じます。 一時的に販売を伸ばしても、このやり方では、中国人の生活が向上するにつれて、日本車が淘汰されていくように感じている中国人も、多くいますよ・・。 中国の楽しいお話はこちら! 中国自動車業界の無料レポートはこちらから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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なるほど、皆が日本車に乗っているのは「仕方なく」ですか。振り返ってみると一般に中国人から聞くことができる意見で多いのはドイツ車願望ですね。日本車は品質がいいとほとんどの人からは聞きますが購入したいという意見はほとんど聞いたことありませんでした。中国産の車の品質、コストパフォーマンスがどんどん上がっている現状ではこのままだと”日本ブランド”だけでは淘汰されることが10年以内には確実かもしれませんね。
しかし、それは現状の段階でだけいえることかもしれません。なぜなら中国の人たちは車の可能性やこれから起こる問題をまだ体感していません。その狭い知識と情報から判断した結果が「仕方なく日本車」なのではないでしょうか。これから娯楽の要求、燃料、汚染、渋滞問題の対策などの判断材料が増えることで一般人から意識の変化が生じることだと思います。その変化を後押しすることができるメーカーが早い時期から優位になれることだと思います。例えば中国に根付いた老SANTANAのように。 (Jan 29, 2008 11:32:13 AM)
izumiさん
日本車は品質が良いと認識されていることは事実ですが、現在は「高いけどブランド力が無い」「中国専用車が、中国人の好みに合っていない」という状態かと思います。 トヨタやホンダは、自動車を取り巻く状況、環境対策、技術者や知識人の育成などにも力を入れており、これが成功すると中国での地位がぐっと向上しそうです。 とはいえ、中国人は外国で評判の良いブランド品を欲しがる傾向が強いですから、「実用的な車」「壊れない車」というイメージだけでは、少し時間がかかるかも知れませんね。 (Feb 6, 2008 10:14:57 AM) |
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