じいちゃんへ
じいちゃん、孫を代表してお別れの言葉を言います。 入院して、容態を知らされた時から、ある程度覚悟をしていたつもりでしたが、実際に天国へ行ってしまったと聞いたとき、悲しくてしかたありませんでした。小さい頃から、遊びに行くといつも笑顔で迎えてくれた、じいちゃん。口癖はこれも食えあれも食えでしたね。 お盆に振舞ってくれた自慢の枝豆は、本当に美味しくて、毎年楽しみでした。正月には、誰よりも早く起きて手作りの餅をたくさんストーブで焼いてくれていましたね。箱いっぱいに入ったみかんも、好きなだけ食べさせてくれました。言葉に出して、表現する人ではなかったけれど、私達を喜ばせようとがんばってくれていたじいちゃんの優しさや愛情はみんなに確実に伝わっていたよ。本当にもう会うことが出来ないのですね。私達は、いつまでもじいちゃんの事を忘れません。じいちゃんも天国で、大好きな煙草をふかしながら、私達みんなの事を、見守っていて下さいね。じいちゃん今までありがとう。さようなら。