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ふぐの子 こんか漬けの油与商店のブログ

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2025.04.17
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金沢の油与商店です。

前回「河豚の卵巣のぬか漬け」は猛毒を解毒化するという特性上、必ず出荷ロットごとに毒性検査を行うという話をしました。

石川県でしか製造されていないこの「河豚の卵巣のぬか漬け」ですが、実は製造にあたり存亡の危機がありました。

昭和50年に日本で、ふぐの内臓を全て破棄しよという法律で決められてしまいました。

その際、石川県のふぐ加工の製造同業者が束になり、
  • 江戸時代から続くこの地域の伝統産業である
  • 一度も事故がない
という点が認められ、昭和58年には石川県でのみ河豚の卵巣のぬか漬けの製造が許可されることになりました。

とはいえ、現在でも解毒のメカニズムは解明されておらず、それ故上記にもある通り、

​江戸時代から続く伝統産業=昔ながらの作り方を頑なに守る=事故を起こさない安心安全な製法

という、図式になるのです。









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最終更新日  2025.04.17 09:00:13
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