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カテゴリ:南アフリカワイン
金沢の油与商店です。
当店取り扱いの南アフリカワインのメーカー「KWV」。 その地、南アフリカは日本から遠く馴染みが薄いかもしれません。 南アフリカは南極の目の前という地域性で、いわゆるワインベルトと呼ばれる地図上の緯度でいえば、ワインづくりに最適な地理であります。 アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカは、国土の広さが日本の約3.5倍。国土の北東部には見渡す限りのサバンナが広がる野生の王国、南西部には大西洋に面したケープタウンからクラインカルーまで続く800キロもの広い範囲でブドウ栽培地域が広がり、その広さは10万haにも及びます。 ![]() 南アフリカのブドウ栽培地域は南緯34度を中心に位置しています。これはチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのワイン産地と同緯度。 ![]() 穏やかな地中海性気候、豊富な日照時間、降水量500~800mm、海からの冷たいそよ風。ブドウ栽培に適したすべてがここにあるといわれるほどです。 さらに地域ごとに微小気候(マイクロ・クライメット)とヴァラエティーに富んだ土壌(テロワール)が存在するため、それぞれの地区で個性豊かな南アフリカのワインが生み出されています。 素晴らしい景観も南アフリカのブドウ畑の魅力のひとつです。 ![]() かつて航海者フランシス・ドレイクがケープ半島について航海日誌に「我々は世界中の岬を見たが、この岬は最も荘厳で美しい岬だ」と記されているほど。 有名なコンスタンシア渓谷、歴史の薫るステレンボシュなどの街、雄大にそびえ立つパール・マウンテンなど景観とひとつになったブドウ畑とワイナリーは、ワインルートと呼ばれる観光ルートが整備され、海外からの観光客をひきつけてやみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.18 09:00:07
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