カテゴリ:Season1_阿武山ステージ
「フィアット・500」 1957年から1977年にかけてイタリア最大の自動車メーカー 「フィアット」が製造販売していた小型大衆車。 今回は世界で爆発的人気を誇った旧型フィアット・500を軽く見ていきましょう。
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イタリア語で500を意味する 「チンクエチェント」の愛称で親しまれているこの車。 総排気量500cc 空冷直列2気筒 全長2970×全幅1320×全高1325mmで 旧型ミニよりさらに小さいサイズです。 このモデル 実は2代目で初代は1935年から1955まで製造された 「トポリーノ」という愛称のタイプでした。 全体的に私好みの骨格が水平 でありながら 端は丸みがあって可愛らしいデザインになっています。 この丸みは ボディ全体の表面積を減らし 軽量化と強度を両立させるためだそうで 日本でも1958年から製造された スバル・360が同様にデザインされています。
2代目フィアット・500といえば 1979年公開の人気映画「ルパン三世 カリオストロの城」で カーチェイスをしていたこちらのシーンが有名ですね。 崖を突っ走れるぐらいにカスタムされている スーパーチャージャー付きのフィアット・500。 一体エンジンや足回りやギア比はどうなっているのでしょうか?(≧ε≦) ちなみにヒロインのクラリスが運転している車は この作品の監督をされた あの宮崎駿先生の愛車でもある 1949年から販売されたフランス車の「シトロエン・2CV」です。 そして、クラリスを追いかける連中が運転している茶色の車は 1940年式の「ハンバー・スーパー・スナイプ」というイギリス車です。 こちらは防弾タイヤに履き替えていますね(* ̄m ̄)
うしろ姿は こんなプリッとした感じです。 RR車(後部エンジン・後部駆動)なので こちら側がエンジンルームになります。 RR車は不安定で 実際にこの車を運転したことがある方にお伺いしたところ 下りのカーブはちょいと怖いそうです( ゚ ◇ ゚ ) 最近はFF車(前部エンジン・前輪駆動)が多いですが やはりメリットは 前輪の引っ張る力の安定性と 余計なシャフトやギアが無い分 車内が広くなるといったところでしょう。 後部がエンジンだということは 前がトランクなわけですが そんなに物は積めません(* ̄m ̄)
昔のイタリア映画の背景では いたるところにうじゃうじゃ走っているのを目にするぐらい 当時はイタリアで大衆車だった2代目フィアット・500。 今でも人気があり 日本でも多くのオーナーさんがいらっしゃいます。 たまーに高速道路で見かけますが 無理せず低速で走っている姿が微笑ましく そして、羨ましく思う限りです。 今の3代目はいりませんけどね(* ̄m ̄)
そんなところで今回はここまで! ごきげんよう/お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.27 17:12:47
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