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2015/10/22(木)01:59

DEATH NOTE デスノート

推理探偵刑事っぽい(44)

あっき〜2002さんの楽天エンタメナビでの映画「DEATH NOTE デスノート」の作品評価は3点(5点満点)です!映画「DEATH NOTE デスノート」■出演者藤原竜也/松山ケンイチ/瀬戸朝香/香椎由宇/細川茂樹作品レビュー「原作には勝てない実写化」を楽天エンタメナビで見る あらすじ 『週刊少年ジャンプ』連載の同名コミックを、 「あずみ2」の金子修介監督、 「バトル・ロワイアル」の藤原竜也主演で実写映画化。 2006年6月と同年11月に、 邦画初の前編・後編連続公開が実現。 名門大学で法律を学ぶ天才大学生、夜神月は、 法による正義に限界を感じていた。 そんな時、彼は『DEATH NOTE』と書かれた一冊のノートを目にする。 そこには、“このノートに名前を書かれた人間は死ぬ”の一文が。 やがてノートが本物と悟った月は、 自らの手で犯罪者を裁くことを決意するのだった。 一方、連続する犯罪者の不審死を捜査するため、 インターポールから送り込まれた天才“L”が行動を開始する。 大人気の原作は、 死神にノートもらって名前書いたら死んでしまうという、 超荒唐無稽なありえない厨二設定なのにも関わらず、 作画とストーリーを頑張って、そこにリアリティを与えまくり、 その結果、子供だましのホラーでは無しに、 ミステリーやサスペンスとして認識される程になった作品 出来が良いという言葉がついて回る漫画なんですね。 原作通りに映画にしたら成功するだろうと思われた、 ところが、蓋を開けてみると・・ 二部作と発表された時には、 前編はLが死ぬまで、後編は月が死ぬまで という感じで想像していたんだが・・・ 漫画自体が長編なため、前後編の二部構成にした上、 登場人物を削り、話を端折ったのですが、 原作中の、お話の上で重要となる事件のシーンに関しては、 しっかり押さえようとしていたみたいです。 ・バスのシーン ・自室を監視されながらポテチ食べるシーン ・FBI捜査官抹殺のため電車で殺すシーン これぐらいでしょうか・・ 漫画が原作で二部構成だとしたら、 ボリューム少ねぇ・・って思います。 決定的なミスとも言える部分は、 ノートを拾った前後のエピソードが超gdgdと長く、 社会への問題提起を行うためか、 漫画には無いエピソードを盛り込んで、 殺人した事がある若者を、電車の反対側からノートで殺すまで、 何度もバーへ足を運んで法律や正義の無力さアピール演出 そこはサラっと済ませろよ・・ 漫画では、コンビニの中からビグスク乗ったDQNを見て、 名前を書き込んで死ぬのを確認して、本物だ!と、 手短に凝縮して説明がなされていて、 この映画の監督の数十倍上手に済ませてます あとは、 大きな話の筋が変わってしまっている事で、 話として面白くなくなってしまっていました。 宣伝でうぁーっと盛り上がっていただけに、 ガッカリ感が強かったです。 前編の映画のメインとなる事件が、 レイ・ペンバーに他のFBI捜査官を殺させる話から、 復讐のために名前を伏せて捜査している婚約者との対決 物凄く尻切れトンボです おまけに、 ラストの銃撃シーンで婚約者と、月の恋人が死にますが、 最初からそれをノートに書き込んでました・・と種明かし。 たしかに、劇場版のみに登場してきた、 月の幼馴染で、同じ東大?に入ったエリート彼女 ノートを拾った後とかの変化も全く疑わない鈍感さで、 幼馴染ですら無いような、 それ、妹と設定被りまくってて、存在価値すら無いんだが・・ 名前解ってたんだったら、その婚約者だけ殺せば良かった という結論しか出てこないんですよ。 なんでも、後付で説明を流して、 実はデスノートに書き込んで居た・・とやっちゃうと、 そりゃ観てる側も萎えます。 前編120分、後編140分のボリュームが有れば、 原作の第一部を、原作に忠実に、 Lが死亡するところまで作れたと思うし。 L ChangeTheWorldまで入れたら、 三部作で全編やれたんじゃないかと思います。

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