2006/12/02(土)00:46
我が息子、もしや初デート!?の巻
息子ナエトル(小1)は、シャイ&硬派()で、幼稚園の頃から
女の子と遊ぶ事は殆どありませんでした
でも入学以来、しかもニンテンドーDSを買ってからと言うもの
共通の話題ができたせいか、最近やたら女子の名前が出てきます
そんなナエトルが、昨日から帰ってくるなり言いました
「今日ちゃんのポケモン(DS)進めてあげる約束したから、公園に行ってきてもいい」
ちゃん あ~ぁ クラスの女子で一番背が高くて、髪がストレートロングの
ちょっとキレイ系なオマセな感じのオンナノコだわ~
ナエトルは(エネコも)平日、週2でスイミングに通ってます
宿題も毎日結構な量出てるし、それに加えて、ここのところめっきり
日も短くなり、お友達と遊ぶ機会をあまり持てませんでした
から公園までは約300m程
少々の通りが多く、何より心配なのは、に瞬時に乗せて連れ去られてしまう事です
ナエトルってお母さん的にはカワイイ系だから、内心心配なのよね~
(ハイ~今日も得意の親バカ出ましたよ~)
そんな訳で、今まで公園に行く時は、私が送り迎えしてました
近所におつかい等は時々頼んだりしてましたが、大抵エネコと2人一緒です
公園に1人で行ってみた事は、まだありません
ホント世知辛い世の中ですよね~
私の時代だと幼稚園の頃から、近所なら結構1人でフラッと、
お友達のとか行ってたというのに…
でも今日は私、考えました
仕事も一段落してるし、今日ならちょっと、君との“お遊び”につき合えるよ よぉし
前置きが長くなりました
「公園に行ってきてもいい」
「いいよ んじゃ今日は1人で行ってね」
明らかに戸惑ってる、もやしっ子ナエトル
「え~ お母さん着いてきてよ~」
「練習練習っ 1人がイヤなら今日は行くのなしね」
「…わかった… 行ってくる…」
決心して歩き出したナエトルの背中に向かって、母は大声で言いました
「車に気を付けてね~ それといかのおすしね~」
ちなみにいかのおすし、どこのどなたが考えたのか存じませんが、こんなんです
いか 知らない人にはついていかない
の 知らない人の車にのらない
お 危なかったらおおきな声で叫ぶ
す すぐ逃げる
し 誰かにしらせる ナエトルが曲がり角を曲がり、見えなくなった所で、
「エネコっ、GOっ」
私達も後を追いかけました
一目散に駆け出すエネコ「ダメダメっ 今日はおかあさんとエネコは探偵だよっ
お兄ちゃんに気付かれないように、こっそり追いかけるんだからっ」
「そうなんだ~ てれびでやってるおつかいみたいだね~」エネコがいたずらっぽく笑いますそう 私達、もう気分は、はじめてのおつかいです
の往来の多い横断歩道を、確認してから猛ダッシュで渡るナエトル
よし あとは横断歩道1つだけ ここをクリアすれば公園
と思った所で…何故かナエトル引き返してきました
仕方ない… 探偵は中止っ
私達は姿を見せて、少し離れた所から言いました「何で戻ってくるの 車確認して、横断歩道渡りな ここで見ててあげるからっ」「わかった~」もう一度、前に進み出すナエトル
こうして、最後の横断歩道もクリアそして、公園へ向かって歩き出しました
ナエトルかっこいい~ 行けたじゃ~ん
本来ならなんて事ないこんな短い距離でも、小心者ナエトルにとっては大冒険
母もナエトルの成長が見えて、何だか胸がいっぱいでした
ようやく公園に着いたのを見届けて、私とエネコが家に戻ろうとしたところで…
何故かナエトルが戻ってきました
「あれッ どうしたの」 「ちゃん…、公園にいなかった…」 _| ̄|○
ちょっとぉ~ ホントにちゃんと約束したの~
7歳にしてもう、気まぐれ小悪魔ちゃんに振り回されちゃってるって、
一体どぉいう事なのよぉ~
お母さんは、あなたをそんなキャラにするために育てた覚えありませんっ