2007/04/09(月)08:06
ダーティホワイトボーイズ
今回読んだ小説は、スティーヴン・ハンターのダーティホワイトボーイズ。
スワガーシリーズの番外編的な物語です。
超極悪犯が刑務所内で殺しをやって脱獄、手下と共に逃走にとどまらず強盗までやらかすお話。
本来は因縁の対決となるハイウェイパトロールのパドがヒーローのお話なのでしょうが、これは明らかに極悪犯パイのすがすがしいくらいの極悪っぷりにニヤっとする本ですね。
本当にこの人は一つの戦闘の場面がリアル。
銃の弾は無限ではないのは当然。
どこでどのようにどの位どの銃を手に入れてどこでそれを使っているのか。
そのつじつまが完全に合っているんです。
これには驚かされる。
ご都合主義的なものが何もないわけです。
そしてこのハンターさんのスワガーシリーズ小説の第一弾、極大射程”ザ・シューター”が映画化されます。
はっきりって映画化は無駄に激しくなっているだけのようにとれて今のところなんとも言えない感じですが、公開されたら見に行くのもいいかもしれませんね。
ダーティホワイトボーイズ