●『写真探訪　西濃の原風景』清水進監修・郷土出版社刊・11550円・ISBN4-87663-751-2
　→次世代に伝えたい美しきふるさと１００景。

　●『写真探訪　木曾の原風景』澤頭修自監修・郷土出版社刊・11550円・ISBN4-87663-746-6
　→自然編・暮らし編・歴史編それぞれ、ふるさとの美しい１００景を収録。

　●『開拓使文書の森へ　近代史料の発生、様式、機能』鈴江英一編著・北海道出版企画センター刊・3360円・ISBN4-8328-0503-7
　→幕末の幕府箱館奉行所から開拓使の後継機関である三県一局、北海道庁初期（1886年）にいたる行政機関の公文書を素材として、その史料としての性格、活用の仕方、著者の見解を述べたのが本書である。

　●『日韓共通歴史教材　朝鮮通信史　豊臣秀吉の朝鮮侵略から友好へ』日韓共通歴史教材制作チーム編・明石書店刊・1365円・ISBN4-7503-2096-X
　
　●『ナマハゲ　新版　民俗選書１５』稲雄次著・秋田文化出版・1575円・ISBN4-87022-484-4
　→1985年発刊の『ナマハゲ』の新版。ナマハゲの語源、伝播、伝説、儀礼などを通して、来訪神儀礼の原像にせまる。ナマハゲを政治人類学的に捉え直し、日本人の神観念を新たに考えよう試みた。秋田県のみならず散在する、ナマハゲと類似する年中行事を網羅。ナマハゲ参考文献を巻末に掲載。

　●『高度成長と日本人　１個人編　誕生から死まで』高度成長期を考える会編・日本エディタースクール出版部刊・1785円・ISBN4-88888-353-X
　→日常ふだんの生活文化の全局面で、まさに｢革命｣とよべる大変貌をとげた高度成長期の社会を個人の生活面から詳細に描き出し、今日の時代の意味を問い直す（帯より）

　●『児童虐待の心理治療　必要なのは｢しつけ｣より愛情』黒川昭登著・朱鷺書房刊・2940円・ISBN4-88602-548-X
　
　●『テス上巻』トマス・ハーディ著・田中晏男訳・栄伝社刊・1260円・ISBN4-900833-30-4
　
　●『回想の芸術家たち　｢芸術新潮｣と歩んだ四十年から』山崎省三著・冬花社刊・1470円・ISBN4-925236-18-0
　→｢芸術新潮｣の編集に創刊から携わり、長く編集長をつとめた著者の文章から、芸術家の知られざる素顔が浮かび上がる。