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![]() 本日、右文書院編集部の青柳さんが、早稲田の古書店・古書現世の向井透史さんの新刊●『早稲田古本屋日録』の新刊案内チラシを持ってきてくださいました。 雨の中本当にありがとうございます。 ●『早稲田古本屋日録』向井透史著・右文書院刊・1575円 →「早稲田の街に生まれ育ち、《古書現世》跡取りの著者が、古本への愛情と、店頭や古本買い入れなどで出会った、さまざまな人びととのつき合いを絶妙な名文でユーモラスに書き綴る、短編小説の味わいを帯びたエッセイ集。」チラシより すてき! この表紙の画像はモノクロのチラシからのまご引きなのでちょっと見づらいですが、陽だまりの猫さまのすてきな写真。装丁。 写真は蟲文庫さん、装丁は林哲夫さん。豪華メンバーですね。 【目次内容】 1. 日々、帳場から 大雪の夜/年をまたぐ頃の出来事たち/海を越えて/空き地の眼 ある古書目録/古本長者/雨の日に/ノラ物語/午後の境界線/書物の記憶/ 休業中/ひまわり/ヒデさん/上京/秘密/月影/ほこり舞う街角/睡魔/ 貧乏談義/紙魚の居どころ/秋のかほり/真夜中に、ひとり/そこにあるだけの日 2. 早稲田古本屋日録 また、別冊栞もついて、浅生ハルミンさん、河内紀さん、田村七痴庵さん、南陀楼綾繁さん、堀切直人さん、というすばらしい顔触れ。 向井さんの人気がわかりますね。 「本は触れれば触れるほど喜ぶ。カタン、カタンと軽くはずませてやる。これは埃が積もるとか、そういうことではないのだ。本は一冊では言葉を発しない。しかし、棚の中で、他の本たちと出会うとき、本はいつも言葉を放つ。これは詩的な感覚でもなんでもない。耳をすませば毎日のように、古書のざわめきが聞こえてくる。「そこにあるだけの日」より 早く読みたいなぁ。(Z)
最終更新日
2006年01月31日 19時14分42秒
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