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●『誰も知らない靖国神社 通いつめたり5年間』奥津裕美&月刊『記録』編集部著・アストラ刊・四六判・253頁・ISBN4-9012030ー360ー3
→1981年横浜生まれの奥津裕美さん。月刊『記録』のライターになったとたん靖国神社の連載を命じられる。靖国神社に何の感心もなかった彼女が、「見て、聞いて、感じた」あるがままの姿を書いた。とはいっても21歳から25歳の楽しい時期に「クリスマスイブに先輩編集者と二人で張り込み」とか、「みたままつりへ一人で取材」とか、「05年8月15日の24時間完全張り込み取材」など、涙なしには語れない苦労もあったとか。よくぞここまで執着して何から何まで取材したか、と感心させられる。若い感性が見て感じた素顔の靖国神社とは? もくじ 特報 究極の謎に挑戦 靖国に「英霊」は存在するか 第1章 みくじ・福引き・お守り・絵馬… ご利益はいかに 第2章 英霊を拝む人 愛する人 いじる人 第3章 靖国ビジネスと多彩な参拝者 第4章 大鳥居・大村益次郎像そして…多彩なモニュメント 第5章 浴衣ギャルが乱舞する「みたままつり」 ●『花のしとね』駒田信二訳・北溟社刊・四六判・590頁・5350円・ISBN4-89448-514-1 →限定500部。中国文学に精通した駒田信二氏の翻訳によって、『肉蒲団』(中国・明代の小説)のエロスの世界が生き生きと甦りました。 ●『日付のない日記 北帰行の原風景を辿って』宇田 博著・情報文化社刊・四六判・256頁・2200円・ISBN4-9903040-0-4 →「北帰行」 窓は夜露にぬれて 都すでに遠のく 北へ帰る旅人ひとり 涙ながれてやまず 作詞・作曲をした宇田博。彼が旧制旅順高等学校時代につくったもの。本書は、宇田博の遺品のなかから見つかった旧制高校時代、満州で書かれた作品を集め出版した。短篇小説・詩・エッセイ・日記・歌・俳句が集められた。名作「北帰行」の原風景を辿り、宇田博の若き日の姿を彷彿とさせる。 ●『地域を創る 新しい宮崎をめざして 宮崎公立大学公開講座2』宮崎公立大学広報委員会編・鉱脈社刊・四六判・194頁・1575円・ISBN4-86061-183-7 →国文学者の見た南郷村の村おこし 百済王の流離伝説をもとにして 長友 武 女性の戦時生活体験 宮崎における女性史史料保存の意義 四方田由美 博覧会からみた宮崎の近代 倉 真一 九州・宮崎と出版 田中 薫 地域の子どもが地域を育てる 川瀬隆千 市民との協働にようまちづくりに果たす公立大の役割 金子正光 かるたの力 新井克弥 「指定管理者制度」の導入が宮崎に何をもたらすか 野間修 ●『絵本 わたしの旅立ち』中川正文著・NPO法人「絵本で子育て」センター刊・B6判・91頁・1260円・ISBN4-9036-7-00-3 ●『ひとり浴改革完全マニュアル 施設のお風呂を変える プロジェクト・湯』青山幸広著・関西看護出版刊・B5判・113頁・1890円・ISBN4-906438-84-9 ●『やいま 2006年9月号』上江洲儀正編・南山舎刊・B5判・92頁・400円 →特集 やいま世界報塾第5回 子どもたちの未来のために思春期保健を考える →八重山産の生活情報誌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月02日 16時51分59秒
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