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![]() タイトルは、●『路上派遊書日記』、右文書院発行です。 人気ブログ「ナンダロウアヤシゲな日々」の2005年一年間を収めた本書。なんと!456頁もあります。 2005年、色んなことがありましたね、南陀楼さん…。 彼が、縦横無尽に街を歩きモノに出会い、ヒトに触れ…何を思い何を選んだか。 うーん、しかし、なんて好奇心の塊のような方なんでしょうねぇ。こんなに色んなことに惹かれ色んなことを見つけて暮らしているんですね。毎日ブログを拝見させていただいていましたがまとめて読むと南陀楼さんの際立った姿勢をしみじみ感じますね。うむ。 個人的には食べ物話好きだなぁ。あと、出雲にセドローくんたちと旅行するところとか。南陀楼少年、すてきな出雲の少年です。妻との語らいも! 古本紙モノなど本の話題はもちろん、音楽、映画、食べ物、古いモノ、イベント、旅行、出版界のお話…そうして夫婦生活。2005年どこを切ってもみっちりむっちり美味しい巻寿司。 この本には素晴らしい【注】がつき、日記の話題に「ツッコミ」が入ります。浅生ハルミンさん、遠藤哲夫(エンテツ)さん、そして南陀楼さん自身も内容にヒトコト申すところあり。(【注】でエンテツさんのツッコミに南陀楼さんが言い訳をするくだりは爆笑モノだとか)南陀楼さんの「言い訳」楽しそうですねぇ。 また、題字もご覧下さい。すてきでしょう? 本誌にも毎月素晴らしいイラストは入って、頁をめくるのが楽しくなります。「路上」派気分を感じさせてくれます。 先にゲラを読んだHさんが、「これから出版界で働きたい方にもお薦めの一冊。何に興味を持ち、どんな風にアプローチしてゆくか、いろんな意味で参考になると思う」とおっっしゃってました。 私も若いひとにもぜひ読んでいただきたいと思います。 なんか世界って広くって深い、そしてやるだけやると愉快…と感じる一冊です。 ■装幀 中林麻衣子(きりん果) ■題字・イラスト nakaban(きりん果) ■別冊栞 津野海太郎/坂口仁/郷田貴子/山本善行/堀切直人 ■税込み2310円。ISBN4-8421-0075-3 サイン入りで書肆アクセスでも販売させていただきます。(巻末にご好意で畠中が対談させて頂いてます。ありがとう。)
最終更新日
2006年09月14日 18時49分21秒
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