吉野
母と一緒に奈良県の吉野山へ桜を見に行ってきました。近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅から8時10分発の特急「さくらライナー」に乗車。近鉄南大阪線・吉野線は特急が概ね30分間隔で運行されるが、11時台から14時台の日中は1時間間隔となる。16600系「Ace」、16400系「ACE」、16000系・16010系で運転されているが、8時10分発・15時10分発・18時10分発・21時10分発は「さくらライナー」、10時10分発と14時10分発は観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」【毎週水曜日は他の車両を使用】で運転している。4月1日(水)~19日(日)の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」は大阪阿部野橋11時30分発・吉野13時47発【土休日は大阪阿部野橋6時39分発も追加】で運行する為、大阪阿部野橋10時10分発と14時10分発は他の車両を使用する。昼間時には、急行が大阪阿部野橋駅~吉野駅間で1時間に2本、準急が1時間に橿原神宮前駅発着が2本・長野線直通河内長野駅発着が4本、 普通が1時間に藤井寺駅発着が4本・古市駅発着が2本・古市駅~橿原神宮前駅間で2本運転されている。「さくらライナー」には運転台後部に展望スペースが設置されている。吉野駅9時25分に到着。有人駅で、自動改札機は導入されておらず、PiTaPa・ICOCAは専用の簡易改札機による対応となっている。特急券は窓口で購入可能であるが、定期券は購入不可能となっている。トイレは改札外にあり、男女別の水洗式。桜のシーズン中には奈良交通の臨時バスが吉野駅から中千本公園口まで運行される。運賃は450円で、ICカードも使用できる。階段を上っていくと、吉野大峯ケーブル自動車株式会社がマイクロバスで運行する吉野山奥千本ラインの竹林院前バス停がある。観桜期だったので、30分間隔で竹林院前~奥千本口間のみ運行している。運賃は400円で、乗車前に切符を買い、乗車口で係員に渡します。10分程で奥千本口バス停に到着。西行庵を目指して坂道を上っていきます。途中の金峯神社に着きました。西行庵まで片道20分、金峯神社まで戻ってくるのに40分も掛かってしまうので、西行庵まで行くのを断念。金峯神社の近くに義経隠塔があります。少し下った所に展望台があったので、そこから景色を見ました。来た道を戻り、奥千本口バス停より更に下った所にある高城山展望台を目指します。普段であれば、奥千本口まで乗ってきたマイクロバスが高城山展望台を経由し、吉野神宮まで行くのだが、観桜期だったので奥千本口で折り返してしまう為、歩いてきました。展望台までは少し急坂を登る必要があります。ベンチも設置されていて周辺も比較的広いため、休憩したり、お弁当を食べたりも出来ます。奥千本口バス停まで来た道を戻り、竹林院前行きのバスで中千本公園まで下ります。朝日館で昼御飯を食べました。窓側の席からは絶景が広がっていました。近鉄吉野駅を目指して、下っていきます。ます、立ち寄ったのは世界遺産に登録されている吉水神社。源義経が弁慶らと身を隠したこと、後醍醐天皇の行宮であったこと、豊臣秀吉が花見の本陣とした等の歴史的逸話で知られています。東南院は本堂・多宝塔・庫裡・客殿からなり、鎌倉期の作と伝えられる大日如来・毘沙門天・不動明王などが祀られています。世界遺産に登録されている金峯山寺蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺きの、東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築。蔵王権現像(重文)3体がまつられ、本尊は高さ7mにもおよびます。銅の鳥居は、金峯山寺の銅で造られた鳥居である。大峰山上までに修行、等覚、妙覚の3つの門があり、この鳥居は第一門で「発心門」とも呼ばれていた。創立年代不詳であるが、俗に東大寺盧舎那仏像(奈良の大仏)鋳造の際に余った銅を使い建立されたという。金峯山寺黒門をくぐると、まもなく吉野大峯ケーブル吉野山駅がある。吉野大峯ケーブルも吉野大峯ケーブル自動車株式会社の運営ですが、実際はケーブルカーではなく、ロープウェーです。日本最古のロープウェイとなっており、28名乗りの3代目のゴンドラ「かえで」「さくら」の2台で運行している。 乗車した「さくら」号は白地に桜の模様をあしらった塗装となっている。所要時間は3分、運賃は片道450円。13時20分発で千本口駅に到着。桜のシーズンを除き、朝の9時から夕方まで毎時間4本を運行しています。高低差は103m、最大勾配27度、運転速度は2m/sです。毎週火・水・木が運休日の為、代行バスを運転している。近鉄吉野駅まで戻ってきました。吉野線は、奈良県橿原市の橿原神宮前駅から奈良県吉野郡吉野町の吉野駅までを結ぶ路線で、全線単線である。ほとんどの急行と特急が南大阪線と直通運転している。昼間時間帯は特急と吉野線内では各駅に停車する急行列車のみの運転で、普通・準急列車は朝と夜を中心に運転される。13時47発の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」に乗車し、大阪阿部野橋駅まで帰りました。6200系1編成を改造して出来た観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」は3両編成で、1・3号車にサロン席(3・4人用)とツイン席(2人用)、2号車にラウンジスペース・バーカウンター・デッキ部分にライブラリーが設けられており、沿線を紹介する写真集や書籍を飾る区画とされ、向かい側にベンチがある。2号車のバーカウンターでは、お食事やスイーツ、ドリンクなどの車内飲食メニューの販売、カステララスクなど飲食物のおみやげ品販売、オリジナル鉄道グッズを発売している。 乗車した記念に「季節のオリジナルケーキセット」(1100円)を購入、とても美味しかったです。橿原神宮前駅にて、桜シーズンで増発していた特急列車(14時44分発)に抜かれました。