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カテゴリ:悪魔超人物語
「やあやあ!みんな、おはようさん!!」
「キン肉マン!!お前が、この臭いの出所だったのか!?」 見ると、キン肉マンことキン肉スグルが庭で焼き芋を焼いて食べていた。 「いやあ、久々に兄さんの家を訪ねてみたくなってな。手土産を持たないのは何だから、こうしてみんなの分も焼き芋を焼いていたのだよ」 「それで自分だけ先に食べて、オレ達に屁の臭いを嗅がせていたのか・・・」 ブロッケンJr.が呆れ顔で呟いた。 「スグル!!人騒がせにも程があるぞ!!」 「そう怒らないでよ、アタル兄さん。焼き具合を味見してたら美味かったもんで、つい・・・」 ソルジャー隊長の叱責に、キン肉マンは苦笑いで答えた。 「しかし、お陰でスプリングマンは災難だったな」 「本当に済まぬ事をしたでござる」 血盟軍一同は、スプリングマンに謝った。 「良いんだよ。分かってもらえれば、それで。誰だって、自分のいる場所以外の所から臭いが漂ってくれば、その場にいない奴を疑うよね」 いつもの事ながら、大らかで爽やかなスプリングマンである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月20日 17時47分00秒
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