あちょ☆のひとり言

本日土曜日は、陶芸の日。今日はまじめな番外編です。

私たちの陶芸サークルは、広島市勤労青少年ホームという施設を利用しています。
ここは、３５歳迄（が青少年ということらしい）の人が会員になれば、
無料で利用できます。
広島市より若者自立支援の一環としてニートを対象に陶芸講座を開きたいので、
私たちサークルが講師になってほしいとの要請がありました。
タダで使わせていただいる以上ご奉仕せねばとお引き受けしました。

３回講座のうち、今日は２回目。

前回ご自分で作った湯飲みとお皿の素焼きまでができています。
これをサウンドペーパーで磨き、絵をつけ、撥水剤を塗ってもらいます。
その後、サークルで釉薬がけをしてあげるまでが今日の内容。

対象者的に受講者は非常に少なかった（市の職員のほうが多い）のですが、
みなさん真剣。自分が書く絵の下書きまで持ってきて、準備万端です。
サークル内で絵付教室をやった時なんて、
だーれも準備なんかしてなかったですからね。

「ニート」って何だろうな？と思いました。
世間では、仕事もせずに遊んでいるイメージのほうが強くないですか？

「働きたくても働けない」

それにはいろいろな事情があると思います。

　　就職難の世代で、働くタイミングを奪われた人。
　　ご家庭の事情。
　　体や心の病気。

働くチャンス、働く元気はいくらでもあるのに、
自らそれをしようとしない人たちと一緒にしていいのかな？

今回の講座で私自身も「働く」という喜びを実感させていただきました。
この講座をきっかけに、受講者が元気に社会に出て行けることを祈っています。

なんてえらそうですが、私は講師としては役立たず

それと、先々週作った桜の器ですが、
花びらの先からヒビが入ってしまい、先生にあきらめろと言われました
また来週作り直しです