ピアノ調律師の日々

2009/03/01(日)21:05

コンテンポラリー

キースのトリオはautobahnを走るときの定番だったが、今日はジャズの町阿佐ヶ谷の隣、荻窪の杉並公会堂でコンテンポラルな日曜を過ごした。 ベヒシュタインのフォルテは硬質なサウンドに、その柔らかいピアニッシモから対照的に変化するからベースとの音色の分離とシンバルの上にのるような倍音が興味をひく。 マイミクのピアニストのあんずさんは、ご自宅には戦前のをオーバーホールしたベヒシュタインをお持ち故、ベヒシュタインの音色操作の塩加減をよくご存じだ。 1998年にスタートしたコンテンポラリーミュージックシリーズに最初からお仕事をご一緒させていただいている。今回は第10回記念コンサートをめでたくお迎えになられた。 A先生率いるトリオの奏でるグルダやガーシュイン~ビアソラに脳味噌の違う部分を揉みほぐしてもらえた感じがする。

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