屋敷しもべ妖精の下僕

2005/05/11(水)19:05

今、国会審議中

雑記・つぶやき(282)

障害者自立支援法 (大まかな説明はここ↑から飛んでお読みくださいませ) 今日は養護学校の親の会総会があった。そのあとの講演会で、授産所の所長さんから↑これについての説明を聞いてきた。これはまずいことになっている、と須尾実さんが前に書いていらしたが、半分もわかっていなかった。当事者、そして家族にとって、この2年間の支援費制度に比べて、確実に事態は悪い方へ向かっている。 重度の身体障害のヘルプも、いずれ介護保険扱いに移行となる。介護保険は支援費と違って上限が30万円まで、と決まっている。極端な話をすれば、3日に一度の風呂が、月に3回に減るとか。ヘルパーをつかえなければトイレに行くのすらガマンしなければならない。寝返りもさせてもらいたいのに、ガマンする…? もちろん、お金があれば何の心配もない。しかし、小さい時から障害のある人が、財産形成など出来るだろうか。いまどき、刑務所でも一日おきに風呂に入るらしいのに、最低限の人間らしい暮らしも、ヘルプの要る障害者(…身体、知的にかかわらず)には許されなくなってしまう。この秋には、医療費負担もあがる予定とのこと。 親と一緒に暮らしていれば、親の負担もかなりのものになる。施設に入ってもグループホームに入っても、食費を始め、毎月かなりの額を負担させられる。その算出方法も根拠がよくわからない。貯金のある人は、自治体が免除するまえに、まず負担金を貯金から支払わなくてはならない。極端に言うと、旅行に行くために貯金することすら許されない。今、ドビーのために貯めている貯金は微々たる額だが、将来のため、と言って貯蓄をしても、楽しみのために使うことも許されないのだろうか。 こんな生活がドビーの将来に待っているなんて、あまりに悲しい。確かに老人介護は誰もが通る道かもしれないけど、丈夫で元気な人だって、いつどうなるかわからないのに。 こんな法律要らない!!もっと見直して欲しい。声を上げなくては! お近くで時間のある方、ぜひこちら↓に行ってみて欲しい。 【「障害者自立支援法」を考えるみんなのフォーラム】

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