屋敷しもべ妖精の下僕

2007/01/05(金)23:42

たかが爪

雑記・つぶやき(282)

お久しぶりです。 あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 ________________________ 餅つきが懐かしい、恋しい、と書いた翌日。 想いはすぐにかなった。いやってほど、餅をついた。 「餅つき初心者しかいないので、応援お願いします」とデイケアの手紙にあった。 おずおずと申し出たのが2日前。エプロンも娘と私の分、餅とり粉が足りるよう、 わが家の片栗粉大袋、薄手のゴム手袋、いろいろ余った時のための食品用ビニル袋、 などいそいそと用意した。 いざ現場へついたら、餅つき経験者は4人(そのうち二人は30分だけのお手伝い)。 わたしも、臼と杵での餅つきなんて何年ぶりか。 夫の実家でも、まだ結婚して初めのうちは気分が出るからと1~2臼分は 臼と杵で搗いて(残りは全部餅つき機)たけど、だんだん年とってきたせいか、 杵つきは疲れるから、とここ数年ぜ~んぶ餅つき機におまかせだった。 (なんたって7軒分で18~20臼) 蒸しあがったもち米を杵でつぶす。あらかた職員が8分まで搗いて、 それから子ども・親も全部で30人、みんな杵もって搗いているポーズを 写真撮影してもらっているあいだに、みるみる餅が固くなっていった。 特に一臼目は人数が多くて、返すのにどんどん力がいって、エライ目にあった。 次のコメが蒸しあがるまで20分、その間に一口大に餅をちぎるのを 他のお母さんにも手伝ってもらう。3臼ついたが、二度返し手となる。 一度だけコメをつぶした後、杵で搗かせてもらって嬉しかった♪ 餅をちぎるのも、ふだんの一口大よりずっと小さめにちぎらないといけなかったので、 これが結構手間も時間もかかり、てのひらが疲れた。 最後には指、、指4本を捻挫したような痛み…。 でもあとで思えばこんなのどうってことなかった。 たらふく食べたあとの洗い物。強敵は石臼。 たわしも硬めのスポンジもなかったので、ついつい手袋を脱いで 爪であれこれひっついた餅を剥がしていた。 デイケアセンターから99円ショップまで400メートル、 横着せずに買いにいけばよかった…。 労力と99円を惜しんだために、両手の爪がボロボロの深爪状態となり、 最後の最後に右手中指・薬指の爪を半分近くはがしてしまった、、、 これ、デイケアの年内最後の日でなければ、臼を次の日まで水につけておくなどと 出来たのだけど、何をいっても後の祭り。 職員の方たちに助かりました~ととっても感謝されたけど、勲章というには痛すぎる~。 暮れから正月はできるだけ男衆をこき使って、昨年よりラクをさせてもらったけど、 普段この二本の指を思いの外、たくさん使っていることを再認識した一週間だった。 今もまだ、おそるおそるキーボードを打っている。 餅つき…やっぱり年に一度でいい。 今年の12月まで、十分この「餅つき経験値」がもつと思う。 たかが爪、されど爪。

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