屋敷しもべ妖精の下僕

2007/03/12(月)00:00

てくてくでぐでぐ

ドビー(101)

感動の卒業式の次の日は、姫の歯医者の日。朝一番の予約でいつもの「一休先生」にチェックしてもらった。 ↑いつ見ても見事に青々とした丸刈りなのだ。名前を覚えるのに時間がかかる私…休みとか遅刻の電話連絡の時、担当の医師は誰でしょうと訊かれ、 「すみません、担当がF先生から変わって名前をまだ覚えていないんですが、一休さんのような先生です。」 と答えると電話口でクスリと笑いながら、承知しました、と必ずわかってもらえたのだった。 扉をあけて診察台の寝椅子に横たわるまでの時間は、少しずつ短くなってはいるが、この日もやはり自分から座る(寝転ぶ)ことはなく、時間が迫ってくると三人がかりで引き上げることになった。まるでマグロの水揚げそっくり。 笑気ガスを使うのもそろそろ卒業かもしれないね、と言われて嬉しいような寂しいような。ここのガスにはバニラの匂いがつけてあって、これを吸ってるときはとても幸せそうに、うふふむふふと笑うのだ。 次回は入学でバタバタするため、今月末にもう一度。間があくと、診察台にのるまでがまた一苦労で、三ヶ月ほど間があくと元のようにか、それ以上に拒否反応が起こるんだもの。 診察が終わって帰り道、ドビーの学校横を通った。どうしても中に入ると言ってきかない。校舎の扉前で入る入れないと押し問答してたら、事務室の職員さんが出てきて中へどうぞ、と入れてくれた。(余計なことを~(ToT)) 外からのぞいたときに、在校生みんなが中庭でランニングしていたので、そっちへ行こうとするのを阻止。二階の教室へ行こうと誘う。教室の中では先生方が床にワックスをかけていらして、送り出したはずのドビーの出現に驚いた様子。でもドビーもクラスメイトが一人もいないのに気がついて、素直に玄関に戻ってくれた。階段下でランニング帰りの下級生と鉢合わせ。留年希望でーす、と笑いをとって外に出た。 さて、そこからが長い散歩の始まりはじまり~☆自宅をはさんで学校とちょうど反対側に大きな緑地公園がある。そこまで一本道をてくてく歩く。緑地公園を一周するのは気が遠くなりそうなので、縁をかすめるようにしたのだが、落ち葉の吹きだまりにつかまって、なかなか先に進まない。 はまってるドビーを待つ間、こちらもいいものを見つけた。ツクシの頭がいっぱいのぞいてる場所。へんな形の蕾。ミモザとフサアカシアって同じ木なんだ…。満開できれいだった。 やっと腰をあげたドビーと手をつなぎ、いつもの道じゃないところを通って(すべり台のある遊び場を避けた)銀行を経由、銀行から約一キロのラスト一本道は、ドビーも私もでぐでぐだった。帰宅したのは13:30、学校を出てから三時間以上がたっていた。そのあと母はマッタク使い物になりませんでしたとさ、、、

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