2017/02/14(火)09:40
人生の師
今日は、何十年振りになるのか、「私の人生の師」となる二人の女性を、会社に迎えました。私を、精神障がい者の就労支援に導いていただいたお二人です。
私の後半の人生で、人の心、精神の病について勉強する機会を与えていただいたのです。
「精神障害とはどんな病気なのか」
「なぜ発病するのか」
「どう対応すればよいのか」
まったく、何も知らない状態で、精神障がい者の就労支援を始めたのです。
そして、当然と言えば当然かもしれませんが、次々と難しい問題が発生します。
私の子供の頃は、視覚障害者が、街を歩き笛を吹いてマッサージを営み、田舎では、農繁期、知恵遅れと言われた人が、背中に赤ちゃんを、両手に小さい子を連れ子守をしていました。
私は、このように、何とかそれぞれの人に合った仕事が見つかるだろうと、楽観的に考えていました。
ところが現実は、精神科医や福祉の人、両親が絡み、とても難しいことになりました。
私は問題の核心が何処にあるか、徹底的に悩み、考えさせられたのです。
その内に行き着いたのが、働きに来ている精神障がい者自身の「考え方」と、一緒に仕事をしている従業員の「考え方」にしぼり、徹底的に追求することになりました。
問題が発生していない状態では、それぞれ両者の想い・考え・精神状態がどうなのか?逆に、問題が発生する場合のお互いの精神状態がどうあるのか?
そして、それを解決する手段は?
実は、アメーバ経営は、心の経営とも言われ、そこで働く人の考え方が大切であり、人と人との信頼関係をベースとしています。
しかし、そこで悩み考えたことが、現在の経営システムにいろいろと取り込まれています。そんなチャンスを与えていただいたお二人に、心から感謝しています。
合掌
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