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2017/04/14
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カテゴリ:会長日記
5歳で失明した少女は、8歳で母を亡くした。その後、アルチュウの父に捨てられた少女は、弟を亡くし、天涯孤独となり、統合失調症を患う。14歳になり、彼女は、盲学校に入学した。

何度もつらい目の手術をし、少し目が見えるようになった彼女は、盲学校を首席で卒業。そして、22歳で家庭教師となる。
彼女は知人の紹介で、目も口も耳も不自由な少女の家庭教師になった。

その不自由さの故に、裕福な両親に甘やかされ育った少女は、心が閉ざされていて、獣のように暴れて手が付けられない。

彼女は、少女を両親から離して、たった一人で信仰と愛を持って、徹底的に厳しく訓育した。

やがて少女は、彼女に心を開くようになり、点字で本を読み、唇の動きを指で触って会話ができるようになる。

自分の知的才能に目覚めた少女は、やがてハーバード大学に入学して熱心に学び、2つの博士号を授与された。
教師は、アン・サリバン、少女はヘレン・ケラー。

二人は生涯、共に行動し、障害者を含む弱者の社会的平和実現のために戦い、世界中の人々に生きる勇気と希望を与え、世の光として大きく輝いた。

日本では、三重苦を克服したヘレン・ケラーが「奇跡の人」と言われているが、アメリカでは、盲目、死別、孤児、心の病、貧乏、低学歴、障害者差別等、多くの苦難を克服したアン・サリバンを「奇跡の人」と呼んでいる。

アン・サリバンあってのヘレン・ケラーだからである。二人とも、「キリストを信じるなら、どんな苦難をも乗り越えて生き、栄光の道を歩むことができる」ということのすばらしい証人である。

ヘレン・ケラー

合掌









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最終更新日  2017/04/17 09:04:50 AM
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