2017/09/04(月)09:39
なぜ働くのか
来年4月から民間企業の法定雇用率が2.2%に引き上げられ、逆に、これまでは従業員が50人以上の企業が対象でしたが、45.5人に引き下げられます。
対象企業が広がり、雇用率は高くなります。
早く言えば、障がい者雇用を始める企業が増えるという事です。
今日はそのためのセミナーが、大阪府の呼び掛けで行われます。
私は、精神障がい者の長期就労・定着が実現した企業として紹介されます。
それにしても、最近は、「なぜ働くのか」「いかに働くのか」と言ったことがよく聞かれ、多くの本も見ます。
就労支援の場で必ずお話しすることですが、障害者にとって「働く」ということの意義は、計り知れないほど重要ことです。働くことが、社会の一員になることなのです。
人は、期待され、求められることにより、生きがいが生まれます。
働くことで、人は認められ、誇りを持てるのです。
ハンディの有る無しは、全く関係ありません。
盛和塾の稲盛塾長からも、「働き方」という本が出版されていますが、その内容は、じっくり読んでいただくとして、
ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子氏の言葉を紹介します。
“あなたが大切だ”と 誰かに言ってもらえるだけで 生きてゆける。
人は皆 愛情に飢えている 存在を認められるだけで 人はもっと強くなれる。
たとえ障害があっても、社会人として働き、仕事の場での自己実現を通じて、生きがいや、働きがいといった人間としての心の豊かさが生まれるのです。
合掌
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