カテゴリ:会長日記
来年4月から民間企業の法定雇用率が2.2%に引き上げられ、逆に、これまでは従業員が50人以上の企業が対象でしたが、45.5人に引き下げられます。
対象企業が広がり、雇用率は高くなります。 早く言えば、障がい者雇用を始める企業が増えるという事です。 今日はそのためのセミナーが、大阪府の呼び掛けで行われます。 私は、精神障がい者の長期就労・定着が実現した企業として紹介されます。 それにしても、最近は、「なぜ働くのか」「いかに働くのか」と言ったことがよく聞かれ、多くの本も見ます。 就労支援の場で必ずお話しすることですが、障害者にとって「働く」ということの意義は、計り知れないほど重要ことです。働くことが、社会の一員になることなのです。 人は、期待され、求められることにより、生きがいが生まれます。 働くことで、人は認められ、誇りを持てるのです。 ハンディの有る無しは、全く関係ありません。 盛和塾の稲盛塾長からも、「働き方」という本が出版されていますが、その内容は、じっくり読んでいただくとして、 ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子氏の言葉を紹介します。 “あなたが大切だ”と 誰かに言ってもらえるだけで 生きてゆける。 人は皆 愛情に飢えている 存在を認められるだけで 人はもっと強くなれる。 たとえ障害があっても、社会人として働き、仕事の場での自己実現を通じて、生きがいや、働きがいといった人間としての心の豊かさが生まれるのです。 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/04 09:39:13 AM
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