カテゴリ:会長日記
暑い日が続いていましたが、住宅地を散歩していると、どこからともなく、金木犀の甘い香りが、秋風と共に、戯れる季節になってきました。
先週の土曜日23日は、24節気の「秋分の日」でした。 この秋分の日を中日とした前後3日間(9/20~9/26)を秋彼岸と言い、墓参りなど先祖供養を行う日とされています。 また、1948年(昭和23年)に、「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」・「秋分の日」として法律で制定されました。 しかし、今、どれほどの人がそれを実践しているのでしょう。 人は皆、誰もが、先祖を持っています。両親なしで自分は存在しません。それを意識し、この「秋分の日」の意味を、理解している人が、どれくらいいらっしゃるのでしょう? 若夫婦が、生まれて間もな赤ちゃんを殺したり、逆に、子供が親に反発して、無抵抗な親を殺害するような、悲惨な事件が頻発しています。 せめてこの彼岸中くらい、御先祖を供養しながら、父母から授かった我が身を、そして先祖から連綿と続く命を、慎み深く受け止めて、次の代へと引き継いでゆく・・・・・ 今、自分の存在を意識し、両親に感謝する。両親のそのまた両親に感謝する。そして、そのルーツを追い、感謝のたびをするだけで、素晴らしいレクレーションになるのではないでしょうか。 また秋分の日は、昼と夜の長さが同じであり、この日を境に次第に夜の時間が長くなります。 虫の音を聞きながら、アルバムをめくり、先祖を偲ぶのも楽しみの一つかと・・・ せめて春の彼岸、お盆、秋のお彼岸くらいは、亡くなった人を偲び、心穏やかな一日を過ごせたらと思います。 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/27 03:50:27 PM
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