日本では、戦後の経済復興と共に、昭和３０年代（１９５５年）前半～４０年代（１９６５年）後半に掛けて、大阪や東京近郊中心に全国各地で、＜郊外型大規模住宅団地＞が開発されました。

そんな中、昭和３３年（１９５８年）大阪府枚方市香里ケ丘にある都市再生機構では、その先駆けとして「香里団地」が開発され、入居が始まりました。今から６０年前のことです。

その後、建築物の老朽化や、大型ショッピングセンター誕生、自動車の普及等による生活様式の変化、住民の高齢化、様々な問題に対応するため、建て替えに留まらず、いろんな施策が導入されます。

その一環として、元気なお年寄りが足元の悪いお年寄りを援助する、＜無料送迎サービス＞が導入されることになりました。今日は、そのお披露目で、枚方市長が試乗されました。

アクテックは、香里団地から、この送迎サイクルの製造を委託されたのです。
関東では、立川・八王子・千葉で３例ありますが、関西では初めてであり、さらに４輪では全国初となります。

これが、全国に普及される日が来ることを期待しております。









合掌