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2021/10/15
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カテゴリ:会長日記
アクテックは、1972年の創業以来、49年間、約半世紀もの長きにわたり、アルミケースを創り続けています。
しかしその使われる目的・用途は、時代により大きく変わりました。

創業当初は、精密機器(フィルムカメラ・一眼レフ・大判暗箱カメラ等)の保護・保管・運搬用ケースとして、全てのカメラメーカーに、OEM(納入先商標による受託製造)供給しました。

それがカメラ・オーディオと広がり、一時期、日本の映像・音響機器メーカーが世界を制しました。さらに、光信号を電気信号に変換するCCD(個体撮像素子)の誕生で、世の中が様変わりします。

いわゆるフイルムカメラに変わり、静止画の電子カメラや、動画のビデオカメラの誕生です。幸い、アルミケースは精密機器メーカーが、弱電や重電メーカーに変わるだけでアルミケースはさらに売れました。

より変化のある画像を記録するため、電子カメラと交換レンズがセット販売され、メーカーから、弊社のアルミケースやABSケース、エアモールドケースに収納してから納品されるのです。

そして今は、アルミケースに電子機能を組み込んだケースづくりです。
時代が激しく変わりましたが、いずれの時代にも、偶然だったかもしれませんが、アルミケースが必要だったのです。

しかし、アクテックのアルミケースは丈夫で長持ちします。
時代時代に造られたケースが、修理で戻ってきます。
もうそれは、年が経過することで価値が増す、ヴィンテージ品と言えます。

ヴィンテージ品が時代を超えて愛されてきた理由には、希少価値や数十年の時を経ても、使用に耐える丈夫さ、現在でも通用する性能などが挙げられます。
修理品には、そんな風格もあります。

物は使い込まれていくほど、持ち主の心を反映するかのように、個性的な魅力が引き出されていくものです。

今現在、私たちが何気なく使っている物も、大切に使うことで、人から人へと渡りながら、より多くの愛情を受けて、輝く名品となるかもしれません。

合掌





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最終更新日  2021/10/15 09:38:33 AM
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