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• モーニングセミナー

  朝、５時過ぎに家を出て、倫理法人会の「経営者モーニングセミナー」の講師として出席した。自分の３９年間の経営体験のお話しである。世の中には、大変熱心に、そして真面目に勉強しておられる経営者がいらっしゃることに感服する。朝が早いから、枚方や、交野のこの近くの社長さんだけかと思ったら、大阪の南、松原市から、６時過ぎには、鉄工所の社長さんがお見えになった。一体、何時頃に、家を出てこられたのだろう。他にも、東大阪から建築会社の社長さんご夫妻が、また大阪市内からも数名の方が見えた。こんな早朝から熱心に勉強しておられる会社が、日本全国で７００の単会に別れ、約６０，０００社あるという。倫理研究所とは、文科省の外郭団体で、企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を、のスローガンのもと、全国で１０万社の会員を目指しているという。参考までに、その「活動指針」と「会員心得」を・・・倫理法人会 活動指針一、倫理の学習と実践の場を提供し、よりよい生活習慣と豊かな人間性を備えたリーダーを 養成する。二、深く家庭を愛し、篤く祖先を敬い、和やかでゆるぎない家庭を築く人を育てる。三、「明朗」「愛和」「喜働」の実践により、躍動する職場づくりを推進する。四、愛と敬と感謝の経営を目指す会員の輪を拡げ、各種の活動をとおして地域社会の発展に 寄与する。五、自然を畏敬･親愛し、「地球人」たる自覚を深め、環境の保全と美化に貢献する。倫理法人会 会員心得一、朗らかに働き、喜びの人生を創造します。二、約束を守り、喜びの輪をひろげます。三、人を愛して争わず、お互いの繁栄をねがいます。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/14

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• 変化する仕事の仕方

  世の中は、携帯電話や、パソコン、インターネットの普及と共に、仕事の仕方が大きく変化しているが、なかなかその流れについていけない。端的な例として、仕事と私生活のケジメが非常につけにくくなってきた。携帯電話やメールにより、３６５日、四六時中、追いかけられることになる。それを、ＩＣＴ (Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ ａｎｄ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ) のお蔭で、便利になったと考えるか、拘束されて耐えられないと考えるかの違いになる。昔は、お休みの日に、仕事の連絡はタブーであった。今も、基本的にはそうかもしれないが、大手企業や、仕事をしている会社は、夜中、土曜、日曜おかまいなしの状況である。要するに仕事にスピード感が求められているのと、多くの人がそのプロジェクトに関わることにより、コンセンサスというか合意が必要で、ひとことの確認が必要になる。ＩＣＴ を活用して、在宅勤務も可能になってきたが、それを受け入れ活用するか、拒否するかで悩んでおられる方がおられるかもしれないが、世の中の流れは、明確に、それを有効活用する方向になっている。仕事の流れを、パソコン･データベースに置き、各関係者がその流れを共有し、それぞれに処理していく。そして、仕事そのものは、３６５日、２４時間スムースに流れていく。こんなイメージであろうか。難しい講釈は別にして、スピード感を持って仕事を進めるためには、携帯やメールにおける連絡は欠かせないようだ。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/13

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• 強力政権の樹立

  日本の政治が、停滞している。今、日本の政治に、何が求められているのか？喫緊の問題は、社会保障と震災復興の財源を、どう賄うかということである。基本的には、増税になると思われるが、消費税、所得税、法人税を、どのように増税して、それをどう配分するかである。現在の政権は、人気取り政策、ばら撒き政策によって、政権を執った。ところが、ばら撒くどころか、大震災、大津波、原発事故と三重苦に襲われ、とんでもない大きな財源が必要になって来た。しかし、国民の誰もが望まない増税をせざるを得ないのではないか。国民の意に反する政策を実行しようとすれば、強力な政権でないと、実行は不可能である。津波にすべてを持っていかれた震災地においては、莫大な公的・復旧･復興資金が必要なことは、国民の誰もが承知していると思う。破綻した社会保障制度にしても、どうにかしなくてはいけないことは、同じく承知済みであろう。それだけでなく、エネルギー問題で、原子力発電をどうするかということも、地球規模の長期的な視野で、早く決断しなくてはいけないであろう。政治的な停滞など、許されるわけがない。大連立政権が検討されています。そしてその政権の期間について、政党間で激しい駆け引きが行われているようです。私は、「期限付き政権」 という言葉を聞いた瞬間、＜まだやっているか＞ と、強烈な幻滅感を持ちました。今こそ、国を憂う与野党議員の協力のもと、強力な政権をつくり、正しい方向に日本を導いて欲しい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/12

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• おさらい

  昨日のアメーバ経営交流会は、私には、少し刺激が強いというか、ショックだった。「ビジョナリー経営」・「理念経営」 を推進された２社が紹介されたが、それらの会社と比較して、自分に何が足りないのか、昨夜から、ずっとそのことが頭から離れず、朝、起きてから,すぐ、昨日の資料を見直した。赤字体質の洋菓子･和菓子の製造販売をしておられた会社が、アメーバ経営の導入と共に、経営理念・浸透プログラムにより、「理念手帳」を作成。その活用により、経営理念が全従業員に浸透しだすと、業績は飛躍的に向上し、今では、全国に１７社、従業員８００名の規模で、急成長を続けておられる。この社長とは、アメーバ経営導入当初、研究会等でずっと一緒だった。もう一つは、土木･建築用コンクリートの２次製品等を製造販売しておられる会社で、２０年前、盛和塾誕生と共に、塾生となられ、経営体験発表で稲盛塾長から、直接、指導を受け、さらに６年前、同じく「理念手帳」を作成し、経営理念の浸透に取り組んだら、現在の建設業界の厳しい環境にありながら、昨年は過去最高の利益を出しておられるお話だった。この社長のお話しでも、盛和塾の全国大会のお話し等では、私もその場にいたことを記憶している。同じ時間を共有した仲間が、自分とは違ったレベルにおられる。やはり、自分は、それなりでしかない。少し、ショックであった。その当時の盛和塾や、アメーバ経営･導入時の資料を取り出し、もう一度おさらいをした。読み出すとキリがない、次々と資料を出し、流し読みをしていると、顔も洗わぬまま、お昼になってしまった。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/11

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• ビジョナリー経営

  お昼過ぎから、京都のホテルで、アメーバ経営倶楽部の交流会があり、いわゆる「理念経営」 難しく言えば 「ビジョナリー経営」 の勉強会に参加した。「経営理念が、いかに大切であるか」 ということは、もう、言い古された感もあり、「経営」 という言葉が出てくるところでは、必ず出てくる。私は、仕事を始めた３１歳から、今以って、４０年近く、この問題に取り組んでいる。最初は、企業理念と言われても、漠然としていて、どうしても理解しにくかったので、まずＰＨＰ研究所の 「松下幸之助の経営理念を考える」 というゼミナールに参加した。昭和５６年というから、不惑・４０歳の時である。アクテック株式会社は、何のために、経営しているのか。アクテック株式会社は、全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類･社会の発展に寄与することを目的とする企業体です。私達が目指す物心両面の幸福とは、経済的な安定や豊かさを求めていくと共に、仕事の場での自己実現を通じて、生きがいや、働きがいといった人間としての心の豊かさを求めていくものです。アクテックにおけるすべての判断基準は、この経営理念に基く以外何物でもない。しかし、理念に賛同し、理念は理解できるが、経営理念･経営哲学は、精神論ではなく、具体論でなければいけないが、なかなかそこまではいかない。頭で理解できても、行動で示すことができない。自ら掲げた目標を、部門員と共に共有し、ありとあらゆるシュミレーションを重ね、それを実践する。アメーバ経営とは、それぞれの人が働いてくれた、＜日々の活動の成果＞　＜努力の成果＞を、＜明確な数字として表す仕組み＞です。しかし、そのシステムを導入すれば、即、実現するものではない、理念を共有し、自分達の思っている会社を実現するには、まだまだ課題は尽きない。最大の課題は、みんなを巻き込む手段であろう。「知っている」 「わかっている」 ではなく、実践して成果を上げ続けることで、始めて経営理念が浸透したことになる。経営理念が、ただ単なるお題目にならないように、経営の実態と乖離しないよう、私は、日々悩んでいる。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/10

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• まさかの坂

  会社の中は、それぞれがテーマを抱え、めいめいが懸命に対応している。しかし、最近の仕事は難しい。　どのテーマも一筋縄ではいかない。「できるか？」　「できないか？」　と問われたら、やったことがないだけにできない。そのできないことに挑戦するのが仕事であり、成長の証と言える。南極探検隊の元西堀隊長が、「石橋を叩いて、安全を確認してから、決心しようと思ったら、おそらく永久に、石橋は渡れまい。やると決めて、どうしたらできるかを調査せよ」 の言葉通り、先ず、出来ない仕事を、できるようにするにはどうするかで、皆が苦労している。挑戦意識を持って、新しい仕事に、積極的に取り組んでくれているが、ものごとは、そう簡単には、思惑通りには進まない。正直、あり得ない事態も発生し、迷路に嵌ることも出てくる。少し昔の話、小泉首相が、人生には上り坂と下り坂の他に、もう一つの坂がある。それがまさかだ。　まさか安倍首相が退陣し、福田さんが総理になるなどとは、誰も予想しなかった。「まさか」 が起きるのが、政治の世界だと言われたことを思い出す。予想できない 「まさかの坂」 を、みんなの知恵でクリアして、「上り坂」 のきっかけにして欲しい。　みんなの努力が、大きく実ることを祈るばかりだ。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/09

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• 孫悟空になりたい

  少々忙しい。忙しいというのは、人との面談、打ち合わせ、会議、外出等の移動に、多くの時間がとられ、自分の思っている通りに仕事が運ばないことである。それらは、社長として意思決定の必要な優先順位で、動いている。そうするとどうなるか。まず、メールが溜まる。携帯にも転送しているが、ハンドルを握っている時や、打ち合わせ中にチラチラ見ることはできない。急に、優先順位を変更したために、キャンセルした人へのフォローとなると、極めて難しい。体は一つであり、時間が限られているから、私を必要としていた人へのフォローが、常に気がかりのままである。社内でのデスクワーク中でも、来客が見えれば、多くの時間をかけて、わざわざお越しいただいているために、最優先でお会いする。その間にでも、ルーチンの仕事は、時間により処理しなくてはいけない。あぁー、もう一つ、自分の分身が欲しい。孫悟空のように、必要な時に、自分の頭の毛をむしり、プーと吹けば、サッと分身が現れないものだろうか。今日は、水曜日、全員早帰りの日、しかし、それぞれのテーマを抱え、みんなも忙しく動いている。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/08

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• 放射線被ばくの疑問

  先日来の原発事故以来、放射線物質による汚染や健康被害について、何もかも分かりにくい。まず、同じ ＜被ばく＞ でも、＜被爆＞ と ＜被曝＞ の違いを知った。広島に落とされた原子爆弾に被爆した時は、＜被爆＞ したと書き、人体が放射線にさらされることを ＜被曝＞ と書くそうだ。しかし、私達は、子供の時から、健康診断時のレントゲン写真の際、毎年 ＜被曝＞ している。不思議な話だが、この医療被曝については、線量限度がありません。その理由は、少し、難しいので、別な機会に説明します。いずれにしても、これまでの医療被曝で、身体的有害事象が証明されたことはないということですからご安心下さい。今日は、とりあえず、毎日報道されている被曝量の名称と単位について簡単に書き綴ります。まず、放射線を出す物を 「放射性物質」 と言い、この放射線を出す能力を 「放射能」 という。その放射性物質の放射能を 測る名称と単位は、ベクレル（Ｂｑ）、　グレイ（Ｇｙ）、　シーベルト（Ｓｖ）　の３つがある。放射性物質の ＜放射能の強さ＞ を表す単位が　ベクレル（Ｂｑ）。放射線を浴びた物質の ＜吸収量＞ を　グレイ（Ｇｙ）。放射線が人体に吸収されて、どの程度の影響があるか実効線量（線量当量）を、表す場合が　シーベルト（Ｓｖ）。なにやら難しいので、今日はこのへんにしておきます。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/07

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• プラスの発想

  松下幸之助翁については、自分が責任者として仕事をするようになった約４０年前から、その都度、コピーしたり、書き写したり、システム手帳に閉じ込んだり、いろんな形で残している。中には、いつの頃に、その情報を得たのか分からないものもたくさんある。その中の一つで、もうかれこれ４０年前のものだと思うが、これを見ては、いつも元気をもらう言葉がある。ご紹介したい。気持ちを楽にする●困った困った、と思うから 心も狭くなり 知恵もわかないのである。　困っても 困らないことである。●“百貨店の品物も わしのものや、必要な時に 預かり賃を払って返してもらう”　と思っていれば、あれがない、これがないと悩む必要もない。運命を生かす●今 現在、ここにこうして生きているだけでも 自分は相当に運の強い人間だと　考えることである。●自分は運がないとか、弱いとか、自分で自分の不幸をさがすような　おろかなことだけは 絶対に避けたい。マイナスを飛躍のためのバネとする●いやなこと、いやな話ほと、みずから反省すべき点、改善すべきところを　含んでいる。●私が成功したのは ３つの理由がある。体が弱かったこと、学問がなかったこと、　財産がなかったこと、この３つである。高い見識を生み出す●松下電器が小さな町工場であった時も、自分は大きな会社の下請を　やらせてもらっているとは思わなかった。むしろ 大きい会社それぞれに　ふさわしい仕事をお願いして、やってもらっていると思っていた。●警察の署長さんも、各国の元首も、みんなお願いしてやってもらっていると　思っていればよい。高き調和を生む●悪を絶無にするようなことは 考えない方がよい。それをすると善までが　ゆがめられる。悪は悪なりに生かすことである。●労働組合と会社は車の両輪のようなものである。片方だけが大きくなった　のでは、前へ進まない。（松下幸之助翁の話より）合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/06

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• 開校百周年

  昨日は、家内の父親の一周忌、今日は一日ゆっくり休養というところだが、田舎の高等学校・京都支部の同窓会が、京都御苑のお隣で開かれた。歴史は重い。二十世紀は、戦争と破壊による 「激痛」、民族や宗教にまつわる暴力と飢饉･貧困の「疼痛」 ＜とうつう＝ずきずきといたむこと＞、そして東西冷戦構造が崩壊し、独裁政治が民主化を求める大衆によって衰退した 「陣痛」 といわれる 「三痛」 の百年でした。私が卒業した京都府立福知山高等学校は、明治３３年（１９００年）７月･旧制中学校として開校され、今から１１年前の２０００年には、開校百周年式典が、盛大に行われました。今では、日本全国に、４万人を超す卒業生がおり、国会議員から官僚、日本中の企業に在職し、地区的にも日本全国に散らばっている。東京や大阪、京都に支部があり、盛大に同窓会が行われている。私もよわい７０歳、こうして元気に出席できるのも、もう、数年に限られてきたと思う。お昼の数時間、同じ思いの同窓生としばらく歓談した。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/05

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• 世代の移り変わり

  大阪在住の２人の息子同伴で、再び福知山へ、一週間に２回も、福知山を訪れる。今週の月曜日は、家内の本家の後執り、家内にすれば従兄弟が亡くなり、今日は、家内の父親の一周忌である。家内の父親は、９人兄妹の真ん中、現在３人が健在であるが、嫁に出たり、養子縁組で姓が変わり、父親と同じ姓を名乗っているのは、２５人中一人であった。代が変わり、苗字が変わっても、親戚縁者、出席者の面影は、どこかが一致する。それぞれの住いも、東京、千葉、大阪、京都、奈良、兵庫、いろんな所から見えている。代が変わり、苗字が変わり、住いが違っても、先祖の故郷で皆が集い、ひとときを語り合う。自分が歳をとったのか、これが、いつまで続いてくれるのか、少々不安になる。約５時間、時間を共有し、お寺やお墓に参り、食事を共にする。お互いの共通点をしっかり確認し、次の世代へ引き継ぎたい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/04

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• 一定のメド

  東日本大震災の後、日本のアチコチでは、一人ひとりが自分にできることをしようと、大きな輪が広がった。芸能人や、スポーツ選手に限らず、テレビで知る町内や、自治会等一般市民の活動にも、胸打たれるものがある。それに引き換え、日本の政治家は、一体、何をしようとしているのだろうか？辞任表明し、内閣不信任案が否決されたら、今度は、年末まで通年国会として、来年まで辞めないという。その魂胆は、「同じ国会の会期中は、内閣不信任案を再び提出することは出来ない」ため、今年中、会期を延長しておけば、御身安泰となる。それにしても、海外から、ナイーブ（うぶな、純真な、無邪気な）な政治家と批判された鳩山さんという人は、何かにつけて、大変なことをしてくれる。日本だけでなく、アジアの安定のためにも必要と言われる日米安保条約の根幹、基地問題を白紙に戻すだけでなく、今度は、この非常時のリーダーの選択を間違った。しかし、野党の国会議員も、だらしがない。震災後の復旧･復興へのビジョンもなければ、それを引っ張るリーダーの顔も見えない。「とにかく、お前は辞めろ！」 では、少し、話が違うのではないだろうか。松下幸之助翁は、それぞれが 「高い見識を 生み出すためには」、警察の署長さんも、各国の元首も、みんなお願いしてやってもらっていると思っていればよいと言われた。「ウーン・・・・・、それにしてもなぁー･････」合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/03

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• 中国経済の真実

  昨日は、銀行の会合で、沈　才彬氏の 「中国経済の真実と、中小企業への提言」 という講演会に参加した。新聞によると、中国では、今夏、最大規模の電力不足が懸念されているという。原因は、発電量の７割以上を占める石炭火力発電が、稼働率を抑えているためだ。石炭価格の上昇に対して、インフレを懸念する政府が電力料金の大幅な値上げを認めないため、発電すればするほど赤字になるため、稼働率を抑えざるをないようだ。しかし、そんなことには目もくれず、昨日の話では、しばらくは、経済成長は留まることはない。その沈氏のお話しは、かなり論理的でわかり易い、納得のいくものだった。要するに、２０２０年頃までは、個人消費の２大分野･車とマイホーム（住宅）が伸びる限り、経済成長は留まることはなく、今中国は、戦後日本の所得倍増論の最中のようで、５年で所得が倍になるようだ。とは言うものの、心配な面もある。共産党一党独裁のため、強みと弱みがあり、これまでの例が、具体的に時系列で、数字を基に解説された。結論から言えば、２０２０年までは、一時的な挫折もあり得るが、年７％の成長は可能とのことであり、中小企業としては、安く作るための生産基地ではなく、販売市場として捉えるべきで、＜親米好中＞、アメリカとはあくまでも親しく、しかし、中国とも仲良くやっていくことが大切と閉められた。合アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社掌

  2011/06/02

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• 「君が代」 論争

  今日から早くも６月がスタートする。時計の針のスピードに合わせ、仕事を処理していくのは、とても難しい。どうしても遅れ気味になる。午後から、“中国経済の真実と中小企業への提言”　というテーマで、銀行の講演会があり、そのことを書きたいと思っていたが、一昨日、「君が代・起立斉唱命令」 を合憲とする最高裁の判決が下り、先にそのことを書くことにした。第二次世界大戦の敗戦後、連合国総司令部（ＧＨＱ）が上陸し、ポッダム宣言に基づき、実質的に戦後の日本のシステムを構築した。戦中の神風特攻隊や、人間魚雷といわれた回天特攻隊など、命を惜しまず戦った日本人魂に、連合軍は恐れをなし、先ず、その根絶を対策した。今では、自国、他国の国旗･国歌に敬意を表すのは、国際的な常識、マナーとなっているが、当時ＧＨＱは、日本人の天皇を敬い、国を想う思想教育の一掃を計った。結果、日本教職員組合が、教育の場においての国旗の掲揚、「君が代」 の斉唱を拒否することになり、永年、無益な論争を繰り返すことになった。先生方の拒否する理由は、憲法１９条に保障されている 「思想及び良心の自由」 に反するからだという。しかし、これで、国旗や･国歌斉唱を無視して来た先生も、従わざるを得なくなった。それでもこれにはまだ続きがあり、今後は、従わない先生方の処罰について、色々と争われるという。「まだやるか！」 子供を預ける親としては、それが学校の先生かと思うと、なんとも言えぬ悲しい気持ちになる。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/06/01

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• 自分の道

  今年も、早くも５ヶ月が経過した。アクテックは、アクテックの道を、マイペースで歩んでいる。それが早いか遅いか、思い通りかどうかは別にして、とにかく、誰も歩まない、アクテック独自の道である。少し古い話だが、昭和４０年代から５０年代に掛けて、日本一の書店といわれる紀伊国屋書店の創業者である、田辺茂一さんという方が、頻繁にマスコミに取り上げられた。鳥打帽をかぶり、葉巻をくゆらせ、粋な格好で夜な夜な銀座に現れ、粋人と言われたが、作家でもあり、経営についての含蓄のある発言も多々あった。そんな中に、「自分しか歩けない道を、自分で探しながら、マイペースで歩け」 というのがある。私達は、私達の自分だけの道しか歩むことができない。人の真似をしても、その通りに歩むことはできません。であれば、「自分の道を、自分らしく歩け」 という教えのようです。言い古された言葉ですが、「自分は、こんな道を歩むんだという明確な目的と目標を設定する」 ことです。我々ビジネスマンは、目的･目標を数字に置き換え、数字にこだわり、何があっても達成することが求められます。曖昧な目標からは、曖昧な結果しか生まれません。月末になり、成果を数字にして評価し、また６月の目的･目標を、数字にして現わす。今日や、今月に限らず、これから将来もずっとこの作業は続く。月末最終日、例月の営業会議をしながら、こんなことを考えていました。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/31

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• 遠い昔

  大切な月末の月曜日であるが、お休みをもらって、福知山のお葬式に参列した。歳が私より少し上の家内の従兄弟になるが、同じ地域で、小学校･中学校･高校を過ごし、参列者も、知り合いの懐かしい顔に出会う。田舎の長男は、家が付いてまわり、色々と大変だ。大学を出て、高校の教師になったが、特定郵便局の長男であるため、国家公務員の試験を受けて、郵政族に鞍替えとなる。立場が立場であるがため、地域の活動に何かと関わり、郵政族としても、活躍することになる。ご本人は、癌で亡くなったが、若いため癌の進行が早かったのか、昨年の暮れからあっという間の急逝であった。今日のお葬式を見て、郵政族の組織は、でかいと共に強力だということを実感した。焼香者の多さに驚くと共に、菩提寺の檀家総代でもあるため、かなりのお葬式となった。しかし、人間死んでしまっては、なんともいえぬ、空しい。遠い昔、子供の時から遊んだ多くの仲間の顔が見える、しかし、もう彼らと話しをすることはできない。どの顔を見ても、お互いに、故郷を離れ久しい。そして、みんなそれなりに、よわい（齢）を、積み重ねている。また、近所の遊び友達だったのが、親戚の席に座り、しんみりとなっている。もう二度と、昔に戻ることはないが、遠い昔のことが、走馬灯のように走り抜けた。故郷でのお葬式は、子供の頃の思いであるが故に、何か違った感情がある。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/30

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• 「エネルギーを迸らせる」

  稲盛塾長のフィロソフィに、「エネルギーを迸（ほとばし）らせる」 というのがある。その冒頭に、「新しい分野に、積極的に挑戦しなければ、企業にとっても、個人にとっても、将来はない」 とある。大変厳しい言葉だ。卑近な例を持ち出せば、世の中に、パソコンが出てきました。そして携帯電話が出てきました。そして、インターネットの出現により、ブログが出てきました。Ｔｗｉｔｔｅｒ や、Ｆａｉｃｅ　Ｂｏｏｋ　というのも出てきました。更に、それらが、どんどん進化しています。果たして、皆さん、胸に手を当てて考えてみてください。どれだけ、積極的にチャレンジされていますか？チャレンジするには、ものすごいエネルギーが必要といわれているのです。　しかし、エネルギーもさることながら、やっぱり、＜常に勉強する＞　＜常に学ぶ＞という姿勢が大切ではないでしょうか。社内では、現状改革を唱え続けているが、やはり、自己改革をしている人は、常に勉強を怠らず、どんどん新しいことにもチャレンジをしています。しかし、本を読むことだけが勉強ではない。なんでもない身近なことに、どれだけ関心を持つか、そして、それを徹底的に追求する探究心、そういった積み重ねが、その人の向上心につながり、一歩、一歩成長していく。そういったことが、常に新しいことに挑戦するということになるのではないだろうか。新しいことに関心を持ち、とりあえず、体験してみる。そうすることにより、興味を持ち、どんどん進化していく。何事にもチャレンジする意欲を失ってはいけない。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/29

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• 道（タオ）の教え

  ２週間ほど前（５／１１～５／１３）、松下幸之助翁の 「道」 という詩に出会ってから、人生が変わったと書いたが、その続きである。それとは別に、１９９３年１２月に初版が出版された＜「道（タオ）」の教え～無為自然に生きる＞　嶋田明徳著 という本に出会った。その本の「まえがき」に・・・・・私の知りあいに、先天性筋萎縮症という難病にかかっている子供さんを持つ方がいます。この難病は、今の医者では不治の病とされています。その子が、ある時、お母さんにこんな質問をしたそうです。「・・・・・ねぇお母さん・・・・・。　人間はどうして生まれたの？　　どうせ死んじゃうのに・・・・・」さて、あなたならどのように答えますか？さらに・・・・・・通常、私達は 「事実をありのままに見ていない」 （事実認識） ことを知りません。今見ている自分の見方が、事実を見ているのだと、信じて疑わないのです。また、自分自身についても、「自分の内面については、全く知らない」 （自己認識） ということに気がついていません。つまり、今、自覚している自分が、すべてであると、信じて疑わないのです。そのために、それが悩みや苦しみ、病気や争いの原因なのに、そのことに気がついていません。この書き出しは、私にはショックだった。事実を事実として見れていない。自分のことも全く分かっていない。今の自分を全否定され、それなら、本当の私は何なんだ。なんとしても本当の自分を見つけ出そうという気になった。この本に出会った当時、会社の状況は、売り上げが２年連続して３割ダウンとなり、丁度、半分になってしまった。急激な落ち込みにするすべを失い、悩み抜いた末、これまでの我流経営を全否定し、新しい経営システム・アメーバ経営を導入することにした。ところが、結果は、幹部社員からも猛反発を受け、大量の社員が退職する羽目にもなった。結果的には、自分達の存在感に気づいてくれた若手社員の協調が力となり、今日まで続けることができたが、これを機会にして、私は、人間について、感情や理性といったことについて、真剣に考えることになった。。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/28

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• 洞察力を養う

  お蔭さまで、私は２００５年から６年間、３６５日ブログを継続することができた。読んでいただいた方も、２６万人を突破している。多くの方から、日々の励ましがあるから続いたものと思う。土･日でも、出張しても、家族で旅行をしても、もっと言えば身内の葬儀をしていても、常にパソコンを携帯し、ブログのことは頭から離れない。　それが習性となっている。そうなって、何が違ってきたか？一日で活動するのは、限られた範囲内であり、同じことの繰り返しでありながら、その些細な出来事を反省し、振り返ることによって、色々と気づきをもらう。難しく言えば、洞察力とでもいうのだろうか。自分自身のためにもう少し続けたいと考えている。５月１８日（水）の職場の教養に次のようなのがあった。日記の効用十年連用日記を、常に三冊携行している経営者がいます。一冊は個人的なことを、もう一冊は仕事のことを、三冊目は閃きや気づきを記録するためのものです。氏は日記を三冊つける効用の一つとして、「自分のなすべきことが見えてくる」 と述べ、会社経営に活かして業績を伸ばしています。洞察力にたけている氏は、その能力を生まれつき持っていたというよりも、目の前に起きる些細な現象に着目して、注意深く比較を重ねてきたのです。日記や短歌、俳句、川柳などを続けるのは、些細な出来事を注意深く見つめる目を養い、本質を見通すトレーニングをしているともいえます。これらのトレーニング法は、継続しなくては意味がありません。なぜなら、継続することによって過去を振り返り、現在との些細な違いが見いだせ、そこから未来や本質が見えてくるからです。日記や日報などのある些細な出来事を振り返り、折に触れて自分がなすべきことを見通す洞察力を養いたいものです。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/27

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• 管理者の守則 十ヶ条

  名経営者と言われる人は、どんな会社を経営しても、まず、経営理念を明確にして、みんながそれに心を一つにして取り組めば、必ず実現すると言われる。そんな簡単なものではないと思いながらも、昨日も、アサヒビールの村井　勉元社長や、稲盛塾長の例を取り上げたが、やはり、その通りのことを実行されただけで、極、短時間に、言われた通りが実現している。３０年前、PHP研究所で、＜経営力の総合力を発揮するために＞ として、下記１０か条を学んだ。優しい言葉で、具体的に説かれている。心して、実行したい。少し、古めかしいが ＜ 管理者の守則十ヶ条 ＞ となっている。１．管理者は、担当部門の利害に偏せず、全体目的達成のために、上司を補佐しているか、この力を総合管理的技能というが、この力は、管理者の経営全般に関する見識を養うところに、自ら育つ。２．合意された解決すべき問題があり、これを、誰が、いつまでに、どのような方法で、解決するか決まっているか。３．その決定については、良く衆知を集めたものとして、皆が承認しているか。４．仕事の経過報告は、決めた通りに、全ての関係者に行われ、それぞれの人に納得されているか。５．経営環境の変化に対応するため、皆の意見や提言を謙虚に聞き、且つその評価をして、実行すべきものは実行しているか。６．問題解決の成果を評価するため、評価基準を皆と相談して決めているか。７．組織の中で、不必要な仕事が、慢性的になされていないか、必要なものでできていないものはないか。８．必要な仕事を実施するのに、最もふさわしい人に、仕事を割り当てているか。９．皆の能力を向上するための教育を、具体的に皆の意見を聞いて行っているか。１０．上司の悩みや迷いを知って、これが解決に有効な提案報告をしているか、また上司と自分の意見の違う場合、自分の意見を分かってもらうために、どれだけ努力しているか。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/26

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• トップシエアを獲得

  何回もこのブログに書くが、日経 「私の履歴書」 の今月は、アサヒビール元会長の瀬戸雄三氏である。この会社ほど、社長が有名な会社は珍しいと思う。特に住友銀行から続いた、村井　勉氏、樋口廣太郎氏、そして瀬戸雄三氏の三人が有名で、私は、特に村井　勉氏が印象的だ。なぜなら、村井氏は、住友銀行の役員から、いきなり東洋工業（現マツダ）に出向され、見事、建て直しに成功されたと思ったら、今度は、まったく関係のないアサヒビールに出向かれ、これも見事に再建を果たされた超有名な経営者です。さらに、その後は、ＪＲ西日本の初代会長として有終の美を飾られます。一つの会社で、ざっと４０年間も七転八倒している自分とのあまりの違いに、それこそ「爪の垢でも煎じて飲みたい」 気分だが、一体何が違うのだろう。昨日の履歴書では・・・・・シェアはお客様からの通信簿だ。社長就任時から３つの憲法として、「基本に忠実」　「積極的な考え」 「心のこもった行動」 に徹すれば、数字は必ず付いてくると社員に説き続けた。・・・・・　とあり、年間シェアが４５振りに首位になるまでのいきさつが書いてある。村井社長就任から数えると１６年目、瀬戸社長就任からは、たった６年目での快挙である。自動車であろうが、ビールであろうが、顧客輸送のＪＲであろうが、要するに社員の気持ちを一つにまとめ、取引先とか利害関係者のすべても含めて一丸となれば、必ず目的は達成すると言われる。稲盛塾長のＪＡＬ再生の話でも、世界の航空業界のコンサル会社の誘いをすべて断り、幹部社員の皆さんから、一般社員の皆さんまでの生の意見を聞きまわり、「京セラフィロソフィ手帳」 一本で、ＪＡＬの心を通わせたと言われる。人の気持ちをまとめることの難しさを実感すると共に、新たな気持ちで挑戦したい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/25

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• 労働観の違い

  実は、今日は、厳しい環境にある月末であるのに、一日お休みをいただき、商工会議所のゴルフコンペに参加した。出席者は、この地区の経営者の皆さんである。いつもは、当社の顧問税理士と、その顧問先の仲間で回るが、今日は全く新しいメンバーとのラウンド、しかし、ゴルフをしながら、話すことは、やはり仕事のことばかり、お風呂に入っても、帰りに会社に出勤するのかとか、帰ってから仕事をするとか。皆さん、私と遠からず年令は変わらないいわゆる高齢者である。日本人は、働き者だ。日本人の高齢者の就労意欲の高さは、日本社会の財産ではあるが、世界の目からは奇異に見られているという。専門家の先生達のお話を聞いていると、高齢者に 「なぜ、働くのか？」 と聞くと、「収入を得るため」 と共に、「健康を維持したいから」 と返ってくるらしい。ところが、ヨーロッパの研究者達は、これが、不思議で理解ができない。「働くことが、どうして健康の維持になるのか、働くのは、健康に悪いはずだ」 となる。毎朝、決まった時間に起きて、忙しく身支度をして職場へ行く、それから一日拘束され、決められた時間働くことになる、それが、どうして健康に良いのか？これは労働観の違いとしか言えない。日本の場合は、働くということは、多くの人と関わりを持ち、社会生活を営む場と考える。働く場あり、そこには仲間がいて、何かをやると「ありがとう」とも言ってもらえる。それが、生きがいにつながり、働き甲斐となる。生きがいこそ、健康を実感する時ではないだろうか。仕事の場を離れ、さらに自分の仕事のことを考える。我々日本人は、仕事の場を離れることにより、新鮮な充実感を感じ、そこで、明日からの意欲につなげている。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/24

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• 廃業

  当社の創業の後地で、営業されていた射出成型屋さんが、後継者がいないということで、廃業されることになった。現在の家具団地に移転する時に、私の仲介で後に入ってもらうことになった会社である。当社が、右肩上がりに一番成長した時代に、そこで過ごした縁起のいい所である。時代の風が吹いていたのか、何もかもが思い通りになった時代でもあった。私にとっては、社会勉強をした入口の場所でもある。もう周辺は、マンションなどがびっしりと建ち、２４時間稼動の工場は、無理かもしれないということで、２２０坪だと思ったが、やはり、住宅になるのであろうか？こうして、徐々に、徐々に、工場が消えていくことが残念で仕方がない。頭を使い、体を使い、懸命に働く、そういった場所が減るということは、産業の原点が消えていくような気がしてならない。パナソニックの社員数は、松下電工や、三洋を合併したとはいえ、約３８万人という。それに家族数を掛ければ、どれだけ多くの人がパナソニックで生活していることになるのだろう。そのパナソニックも、自社の強い事業に特化して、後は、他の会社に売却するという。時代が変わっているのかもしれない。それにしても、製造業が廃業するとは・・・・・　私としては、やっぱり寂しい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/23

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• 人は変えられない

  会社を経営して、人事評価の時期になると、いつも考えることがある。多くの人達の協力を得て、自分達の出来ることで、社会の役に立ち、それを事業としている。より効率的に、自分達の思い ＜事業＞ を展開していくために、指導者としてあるべき人、協力的な人、貢献度の高い人達を選び、それなりに待遇していかなくてはいけない。その作業が実に悩ましい。人というのは、自分が思っている自分が、本当の自分だと思っているが、現実は、自分以外の人が思っている自分が、本当の自分なのである。仕事の場は、＜本当の自分＞ を教えてくれる最高の場なのだが、大概の人は、そのことに気がつかない。自分の欠点を教えてくれる人、自分の弱点を教えてくれる人を遠ざけて、その人から＜本当の自分＞ を学ぶどころか、逆にイヤな人、キライな人として避けてしまう。しかし、私達は、他人からしか＜本当の自分＞ を知ることができない。そして、他人を自分の思うように変えることはできない。自分が変わるしかないのである。人は変えられない。自分は変えられる。自分が変われば、人も変わる。人は必ず 「自分の意思」 で動く。いくらああしろ、こうしろと言っても、人は変わらない。まず、自分の考えを進化させ、行動を進化させる。自分は自分で、いくらでも変えられる。自分が変われば、おのずと周囲も変わっていく。この言葉は、盛和塾塾生企業のカレンダーに書いてあった。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/22

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• 人事考課

  毎年、年２回 ５月と１１月の第３土曜日が、人事評価調整会議と決まっている。昨日は、朝早くから東京への日帰り出張、帰宅したのが夜の１１時半、風呂に入り、緊張した神経を休め、床に着いた時は日付けが変わっていた。それでも、いつもと変わらず、定刻８時半から会議は始まる。被評価者にすれば、自分が正しく評価されているとは、なかなか思えるものではない。一人を複数の考課者が評価し、それぞれの考課の違いを、議論して修正しようということである。難しくて、悩ましい問題だ。この人事評価調整会議のことも。６年間で１２回取り上げている。すべて振り返ってみたが、つくづく悩ましい問題だが、組織で会社を動かしていくためには避けられない。いずれにしても、リーダーシップのある人にはその立場についてもらい、コツコツ頑張ってくれる人には、それなりの報酬で報いたい。しかし、そうするためには、何らかの基準･ルールを設けなくてはいけない。完璧だと思っていても、数年するとその基準･ルールが問題になってくる。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/21

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• 久しぶりの東京

  今年の３月に出展したアリババのオーナー会議があり、東京に出張した。３月１１日の東日本大震災からは、初めての出張であり、これまでにない何か違った雰囲気があった。東京駅の第一印象は、やっぱり暗い。従来の３０％くらいであろうか。みやげ物店は、まだ、これまでの明るさといった感じだが、明らかに関西の雰囲気とは違う。午前中、両国で仕事をしたが、御徒町で環状線から総武線に乗り換えると、いきなり、車内放送で、節電のため車内の全照明を消灯する旨のアナウンスがあった。どうみても、異常事態、やっぱり暗い。近い将来、すべての照明は、省電力に切り替えられるであろう。そして、クリーンエネルギーに基づく、世界一のエコロジー社会の見本になるのではないだろうか。さて、「アリババサプライヤーＤＡＹ」 は、かなり新鮮であった。外部講師としては、一橋大学の米倉誠一郎教授の話に始まり、後は、アリババスタッフによる、具体的な運用方法について、専門家からの指導があった。米倉氏は、先の第二次世界大戦の敗戦により、焼け野原になった中で、鉄鋼王の西山弥太郎氏、ソニーの井深　大氏、松下幸之助氏、本田宗一郎氏、堤康二郎氏が、戦後の日本がどうなるかを、如何に正確にイメージし、事業を展開していったかを、説明された。今、まさに、敗戦に匹敵するとも言える、東日本大地震、１０ｍを越す大津波、さらに原発事故と、未曾有の災害に遭い、日本は大きく生まれ変わろうとしている。このときこそ、これからの日本が、どう変わるかをしっかり見極めるべきだと強調された。帰りの新幹線･車中からの今日の日記です。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/20

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• 計画

  ついでと言っては何だが、昨日の「要請」と、もう一つ、最近、何かにつけて出てくる 「計画」 について、これも、また、どうしても引っ掛かるところがあります。「計画経済」 と聞けば、今ではアメリカに次ぐ経済大国となったお隣の国・中国が浮かんできますが、要するに社会主義国のイメージです。電気が足らないとなると、如何に省電力でやっていくか、それが本来の日本の姿だと思っています。そして、省電力･省エネルギーは、日本の専売特許だと思っていましたのに、なぜ、今、「計画停電」 なのかと思いました。私達、資本主義の国・日本では、予想される困難なテーマを、次々と、迅速にクリアしてきたからこそ、戦争に負けゼロの状態から、世界第二位の経済大国になったのではないでしょうか。また、我々日本の企業は、その予想不能な不確実性を背景にして、人･物･金を駆使し、自由競争のもと、より効率的な手法を生み出したものが生存し、社会を構成していったと思っています。天皇の敗戦の言葉に、「堪え難きを耐え、偲び難きを偲び」 悪戦苦闘の結果が,今日の姿だと思っている。それが、早々と安易に 「計画○○」 を、打ち出すことが、どうしても社会主義的発想としか思えない。昨日から、時の政府に対するボヤキを書いていたら、国権の最高機関を代表する一人として、「菅直人内閣総理大臣殿　貴方は、即刻、首相を辞任すべきです」 という檄文が、読売新聞に寄せられた。現役の参院議長 西岡武夫氏である。　寄稿全文を、しっかり読んだ。首相としての責務の自覚もなければ、能力もないと決めつけ、それでもお辞めにならなければ、どう 「行動」 するかということも書いてある。果たして、その 「行動」 とは、今月の月末のことである。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/19

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• 曖昧な権力者

  国難と言われて久しいが、私にとっては、現政権は、何事もすっきりしない。何もできない自分が、あまり、時の政府を批判するようなことは、してはいけないと思い、ずっと我慢してきたが、やっぱりひとこと言わずにはおれない。それは、乱発される 「要請」 という言葉である。多くの国民からは 「英断」 と称賛された、菅首相による浜岡原発の停止要請や、枝野官房長官の大手有力銀行に対する、東京電力への債権放棄の要請等である。政府は、事実上、絶大なる権力を有しております。その強大な権力をバックに 「要請」 なる曖昧な 「英断？」 は、如何なものかと思うのです。物事の意思決定には、必ず表と裏、良い面と悪い面、益を受ける面と失う面が,あります。その両方に責任を持った上で、意思決定するのが、権力者たる由縁です。手続き上、自らが意思決定できないのであれば、要請する以上は、その不利益者に対する責任を、明確にするべきだと考えます。ところが、菅首相は、福島原発に関しても 「一義的には東電の問題」 であって、政府はこれを支援する立場にある、との原則を崩さない。要請して、意思決定を当事者に任せ、その結果責任を、曖昧にすることは許せないと思っています。この日本の正念場を政府はきちっと、責任ある意思決定をすべきだと思います。あぁ、そうだ！　そうだ！　そんな偉そうなことを言っている場合ではない。当社も、まさに今年は正念場!腹を括って、仕事に取り組まなくてはいけない。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/18

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• モーニングセミナー

  朝、五時半過ぎ、倫理法人会の経営者モーニングセミナーに、何十年ぶりかで参加した。来月、このセミナーで、講話を依頼されているため、その下見である。本来、この場で勉強したいと思うが、肝心の自社の早朝連絡会に間に合わないため、通常は出席していない。私は、平成８年（１９９６年）３月に、知人に薦められるまま、社団法人倫理研究所 大阪市倫理法人会に入会した。年季は入っているが、「職場の教養」 という冊子を利用させてもらうだけの、どちらかというと不良会員かもしれない。しかし、企業活動にとって、倫理や道徳観は、絶対に必要だと考えている。そのために、会社の ＜社会的使命＞ の３番目に、次のように定めている。倫理･道徳規範を、実践する経営を目指します。人として正しいことを行います。社会人としての倫理･道徳観を養います。フィロソフィ･倫理研究所 「職場の教養」 に学び、倫理に基づく経営を目指します。今日の会合で学んだことは、立つ姿勢の大切さ、挨拶の「ハイッ！」、お辞儀の仕方、ごくごく基本的なことだが、その奥深さを体験した。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/17

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• 「道」 を決める

  松下幸之助翁の 「道」 という詩を見て、「そうか・・・、自分がどの道を選ぶかで、自分の人生は決まるのか」 と、その詩を見た瞬間、気づきをもらい、体の中を電気が走った。今はできなくても、どんなことでもしっかり勉強して、指導者としての 「道」 を選ぶか、言われるままに、指示されるままに仕事をする楽な 「道」 を選ぶか、それは、自分自身が決めることなのだ！社長の息子でなくても、自分で仕事を起こして、自分でその仕事を、立ち上げればいいんだ！そうでなくても、その頃の自分は、任される仕事があれば、なんでも 「ハイ！　ハイ！」 と手を挙げ、「自分の思いを実現したい」 という考えだけで、怖いものなしの状態だった。自分は、まず、自分のことだけを考え、しっかりした自分を構築するのに懸命だった。そのためには、志を立てよう。本気になって、真剣に志を立てよう。命をかけるほどの思いで志を立てよう。その結論が、＜アルミケースの工場をつくる。自分が責任者でやってみる＞ということだった。「うまくいかなかったら、自分が、裸になればいい」 と、自分のことだけを考え、一緒に働いてくれている仲間のことは、頭の中にはなかった。責任者の立場にいながら、責任者としての自覚がなかった。世間を相手に、自分の思いがどれだけ通用するか、それだけを考え、物事を進めていた。果たして、責任者のその責任の重さを考えた時、物事が１８０度ひっくり返った。自分側から見るだけの従来からの立場と、その逆である相手の立場からも、物事を見るようにした。そして、その上で、自分の思いを実現する。ものすごく難しくはなったが、随分、精神的にゆとりが感じられるようになった。さらに、色々と思索しているうちに、なぜ、人間は悩むのかとか、人間本来のあり方とか、「タオ・道」 といったことに出会い、そこで、ゴツンと頭を叩かれることになる。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/16

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• 京都葵祭

  爽やかな五月晴れの朝、８時過ぎから、家内と京都御所へ向かった。「百聞は、一見に如かず」、京都三大祭のしょっぱな、毎年５月１５日に行われる 「葵祭」 の見学である。京都御所・建礼門前の両サイドに、ズラリと椅子席の指定席が設けられる。今年は、祭日に当たったので、家内が申し込んでくれた。それにしても凄い人だ。京都御苑の砂利道の両サイドに、一人￥２，０００円の指定席がびっしり、さらにその後にも、人、人である。説明書によれば、平安王朝の時代衣装を着た人５１１名、馬３６頭、牛４頭、牛車２基、約１キロの行列が、京都市内を抜け、お昼には下賀茂神社へ、午後からは、また上賀茂神社まで行列を繰り広げるという。起源は、１，４００年前の五穀豊穣祈願だというが、一旦途絶え、明治１７年に再興され、今日まで続くという。それにしても、１００年以上、毎年繰り返されるというから、これだけの観光客を集められるのか、継続の力は大きい。私は、真夏の祇園祭は、京都市庁舎前の指定席で見学したので、残るは秋の時代祭りのみとなった。家から、１時間足らずの環境なので、せめてこれくらいは見ておかなくてはと思っている。強い紫外線と、とんでもない人出にびっくりし、そうそうと自宅に逃げ帰り、お昼はゆっくり自宅ですませた。家では、このブログを書き、また仕事である。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/15

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• 素直な心

  今日は、お決まりの月行事･墓参りである。午前中は、自治会の会合があり、午後からのお参りとなった。この後は、土･日の予定が詰まっているので、午後からだが、決行することにした。２０年近くも、毎月のこととして決めていると、夫婦の間で、いつとはなしに、その日取りを決めている。このところ、松下幸之助翁から、学んだことをおさらいしているが、先日またの日としました 「素直な心になりましょう」 を、転記します。素直な心になりましょう素直な心はあなたを強く正しく聡明にいたします。お互いが素直な心で人生を歩み、日々の活動を営んでいくところから、万物の王者としての偉大な人間の本質もあらわれ、共同生活の向上、一人ひとりのよりゆたかな幸せももたらされてくると思います。素直な心とは、何ものにもとらわれることなく、物事の真実を見る心です。私心、私利私欲にもとらわれず、物事のありのままを見、物事の実相を明らかに見る心です。そして、広い寛容な心、他に耳を傾ける態度にも通じる心です。お互いがこの素直な心になれば、物事の実相に従って、何が正しいか、何をなすべきかということを、正しく把握することもできるように、なると思います。したがって、いっさいの物事がスムーズに運び、つねに和やかな明るい姿を保ちつつ、日に新たな好ましい成績を生み出すといった姿ももたらされてくるでしょう。もしも素直な心がなかったならば、それぞれがとらわれの心を持つために衆知も集まりにくいと思います。また感情や私心にとらわれて独善におちいりがちとなって、そこにさまざまのムダや非能率、争いの姿を生じさせることにもなりましょう。そこには物事の進歩向上もみられませんし、お互い一人ひとりの幸せを損なうことにもなりかねません。ですからお互いにこの素直な心を養い高めてゆくことがきわめて大切です。そのためには、まずこの素直な心になることをつよく願うとともに、素直な心になるためのあらゆる工夫、実践を心がけ行なってゆくことが肝要だと思います。お互いに素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にし、よき社会をもたらし、一人ひとりの幸せを生み高めてゆくでありましょう。 ＰＨＰ研究所資料より 合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/14

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• 松下幸之助翁　「道」

  このところ、毎日 「道」 について書いておりますが、先日も言いましたように、私にとって、この「道」 という言葉から、人生が変わるほど、大きな気づきを頂きました。うまく説明できるかどうかは別にして、とりあえず、今日はこれをお読み下さい。道自分には　自分に　与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない。二度と歩めないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。この詩は、京セラフィロソフィと共に、私にとっては生涯共にするものだと思います。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/13

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• 「道」 その２

  ３６年前の松下幸之助翁のテレビを見たことから、当時に学んだことを振り返っている。そんな中で、松下歴史館の 「道」 の書に出会い、自分の生き様というか自分の道、それから人の道、或は、哲学の道といったことについて、考えるようになった。そんな時、昭和４３年（１９６８年）、機関誌 「ＰＨＰ」 の裏表紙に連載された短文の中から、１２１編がまとめられ、「道をひらく」 として、一冊の本になった。その巻頭言に次の詩がある。当時、この詩と、「素直な心になりましょう」 を、座右の銘とした。３１歳で仕事を始めた時、周囲は半数以上の人が、自分より歳上であり、仕事を進めていくうえで、色々と悩んだ。これら詩を、目で追いかけているだけで、気持ちがやすらいだ。体のすみずみまで入ってくる感じがした。雨がふれば　人はなにげなく　傘をひらくこの　自然な心の働きに　その素直さに私たちは日ごろ　あまり気がついていないだが　この素直な心　自然な心のなかにこそ物事のありのままの姿　真実をつかむ偉大な力があることを　学びたい何ものにもとらわれない　伸びやかな心で　この世の姿と　自分の仕事をかえりみるとき人間としてなすべきこと　国としてとるべき 「道」 がそこに　おのずから明らかになるであろう「素直な心になりましょう」 は、以前にも紹介したと思うので、またの機会ににします。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/12

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• 松下歴史館

  先週土曜日、朝５時１５分から、３６年前の松下幸之助さんのビデオを見て、当時学んだ資料を取り出し、再度、見直している。そんな中、松下電器歴史館を、何回か見学したことがある。入口で見かけた幸之助翁の 「道」 という書に惹きつけられ、ジッと考え込んでしまったが、最近訪れると、その内容が変わっていた。道私の生き方を通じて、一貫していえることは、奉公のとき、電灯会社のとき、さらに、独立して仕事をはじめてからも、そのときどきの自分に課せられた仕事に、誠心誠意打ち込み、仕事を楽しみながら、そこに、生きがいを感じていたということである。松下幸之助ところが、最近は・・・・・道自分には　自分に与えられた道がある広い時もあるせまい時もあるのぼりもあれば　くだりもある思案にあまる時もあるだろうしかし　こころを定め希望をもって歩むならば必ず　道はひらけてくる深い喜びもそこから生まれてくる松下幸之助実は、この 「道」 という言葉から、数え切れない程、多くのことを学ばせてもらった。明日から、特別なことがなければ、しばらくはその 「道」 について思うまま書いてみたい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/11

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• 経営者の心得

  今から３０年前、昭和５６年のお盆休みである８月１３日~１５日の３日間、私は、６歳、４歳、２歳の三人の息子と家内を、福知山の実家に預け、ＰＨＰ経営道ゼミナール 「松下幸之助の経営理念を考える」 に参加した。その３０年前、大阪の門真市で３ヶ所に分かれていた工場を、現在の枚方工場に統合した。その移転する約一ヶ月前のことである。売上げの半分にもなる借金をして、本当にやっていけるのか、新工場に通勤できない人達の再就職先をどうするか？自分のやっていることが、本当に間違っていないかどうか、徹底的に考え、悩み抜いた３日間であった。今でもその時の資料は、常に自分の傍に保存している。折々に見る 「そこで学んだ経営者の心得」 である。☆なぜ経営をしなければならないか、それがはっきり分かっておれば、まず経営は成り立つと思う。☆経営者は社員に対して、常に目標と希望を当たえる必要がある。☆指導者は、まず目標を持ち、目標達成への熱烈な意思を持って、それを部下に訴えることが必要である。☆指導力というものの中心は、指導しようとする意思の力である。☆経営のコツは、自分が経営者であるということを強く自覚すること、経営が好きであること、辞を低くするということ、この３つだといえる。☆まず何よりも経営が好きになること、つぎに人に教えを乞いつつ、なにものかを悟りつづけるということである。☆朝に発意し、昼は実行、そして夕べに反省する。実業人の生活態度はこうありたい。☆商店や会社、団体ひいては国家の経営について言うべきは言い、なすべきはなす。それが実行されて始めて、それぞれの経営は成功すると思う。☆多くの人の知恵を、自分の遂行せんとする仕事に生かすためにはどうすればよいか、それをつねに考えたい。☆経営者として一番大事なことのひとつは、仕事の権限を部下に委譲し、なおそれに対して全責任をみずからがもつ心意気である。☆百人までは命令、千人になればたのみます。一万人にもなれば拝む心がなければ、人は動かない。この１１ヶ条は、肝に銘じ、実行せんと努力している。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/10

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• 衣替え

  まさかの暑さ、生産現場はクーラーがかかり快適、事務所はパソコンの熱と蒸し暑さで３０度近い、しかし、窓を開け節電のためクーラーはなし、真夏並みである。衣替えは、例年６月１日と聞いているが、こんな日が続くのであれば、夏服でないとやってられない。ニュースで見る内閣官房長官は、５月に入ってから、ワイシャツでノーネクタイ、いわゆるクールビズ姿のようだが、当社も、衣替えを少し早めるべきか？それにしても、やはり異常気象が気になる。東日本では、３・１１以来ずっと震度３~５の地震が数時間おきに続いているようだが、逆に関西では、ピタリともしない。嵐の前の静けさとは、かんぐり過ぎか？しかし、時の総理大臣は、東海大地震を予想して、浜岡原発停止の決定をした。台風一号も発生したようですが、なんだか早いような気がする？昨日の天気予報は、大阪は晴れで、雨はゼロ％の予報にもかかわらず、急にとんでもない大粒の夕立が来た。普段、私は、天気予報は気にしない。ゴルフでも、アレコレ心配しないで、雨が降ろうが、風が吹こうが、それがゴルフだと思っている。しかし、今回のこの関西における地震の静けさと、寒暖の差が激しいのには、いささか気になる。ここ数日、夜は、夏布団で寝ている。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/09

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• 母への感謝

  私も家内も、既に母親は、彼岸へ旅立った。晩年を共に生活し、死に目に会えた私の実母の印象は、その記憶が生々しい。自宅で過ごしている時、家内が、突然、母の話をしだす。時々の思い出がフッと出てくるのだろう、それだけ印象深いということか。今日は、母の日だが、我が家は、取り立てて感謝のセレモニーはない。先日、東京に居る三男から、家内宛に花が届いた時は、　実にうれしそうだった。「母の日」は、いつ頃からそうなったんだろうか？「母の日」と「カーネーション」のいわれを、「職場の教養」で始めて知った。母への感謝本日は「母の日」です。起源は国や地域により様々で日付も異なりますが、日本ではアメリカにならい、五月の第二日曜日を母への感謝を表す日としました。アメリカにおける「母の日」は、１９０７年にアンナ・ジャービスという女性が、母の命日の追悼式で参加者に白いカーネーションを一輪ずつ配ったことが始まりでした。ジャービス氏の母は若くして夫を失い、残された娘二人を苦労して育てました。その母の好きな花が、白いカーネーションだったのです。この追悼式の主旨に共鳴した百貨店経営者のジョン・ワナメーカー氏が、翌年、店内において「母の日」の催しを開きました。その行いは全米に広がっていきました。そしてジャービス氏の提案で、母を亡くした人は白いカーネーションを、母が存命の人は赤いカーネーションを胸に飾り、母の恩を讃えるようになりました。今日は母への感謝の念を、改めて言葉や形に表してみましょう。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/08

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• 精神の復興

  朝５時１５分から、なんとなく見たテレビで、感動した。私は、毎朝、５時には起きて、血圧を計り、時には朝風呂に入り、それから約３０分以上は、テレビを見ながら真向法体操をする。今朝は、昭和５０年９月に放送された、かんさい想い出シャター「警世～松下幸之助と日本経済」の再放送であった。オイルパニックをきっかけに、戦後から続いた右肩上がりの経済成長に、陰りが見えた頃であり、戦後からそれまでの経緯を、平易な語りで分析しておられた。戦争に負けて、原爆も落とされ国土は焦土と化し、戦勝国の属国になっても仕方がないときに、アメリカから、国民は食料や物資の支援を受け、企業は技術指導を受け、さらに政治は、民主的国家建設の教えまで受けたと言われた。決して、日本国民が、自力で立ち上がったのではなく、ありがたいことに支援や援助･指導があったればこそと強調された。しかし、その時の日本人は、戦後復興で気持ちが一つになり、素直で実直、誠実で質実剛健、お互いが助け合ったから、世界がびっくりするほどの経済成長が実現した。復興が実現したのは、日本人の精神性の高さゆえであると指摘され、それが、経済成長と共に、エゴとエゴがぶつかり合い、自分さえ良ければよいといった風潮が生まれ、人心が荒れた結果が今日の姿だと言われた。こう聞けば、現在のことを言われている感じすらする。このテレビを見ていて、東日本の大震災も、同じような見方をされる人があり、民主国家を履き違え、人と人のつながりが疎遠となり、日本人本来の精神性が希薄になり、その結果が、いろんなところでひずみとなっているようだ。松下幸之助翁は、この五年後、昭和五十五年４月に松下政経塾を起こされ、そこで五年間学んだ人が、現在、国会で活躍している。政治を説き、経済を語り、自ら大事業を成し遂げられた。今でも、これ以上の人は見かけない。さて、日本人本来の精神性の高さとは･････そのことを、じっくり噛み締めなければならない。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/07

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• 過剰品質

  連休明け、７連休明けの出勤とはいえ、明日が土曜日であり、なんとなく中途半端な状態である。大手メーカーさんに納品している中国製品の品質と、環境問題について、終日打ち合わせが行われた。そのメーカーさんは、来週の月曜日まで、１０連休中である。課題は、連休中とはいえ、そのお客さんとは、連日メールでやりとりしているから、実質、仕事は休み中でも動いている。よって、７連休中も、土･日以外の５日間は、誰かが出勤していた。お客様は、競争相手との製品価格の問題から、どうしても中国製となるが、いざ、製品を輸入し、納品となると、品質や環境問題で行き詰ってしまう。事前に念には念を入れ、一つ一つ問題をつぶしていくのだが、いざとなると、やはり問題が出てくる。それは、特に環境の問題で、「ＲＥＡＣＨ規制」 の有害物質に定められた基準値の判断は、納めるメーカーとしては測定誤差もあり、基準値より安全目の低い数値が社内規定となり、作っている中国では、「ＲＥＡＣＨ規制」 の範囲内だと主張されるし、折り合いがつかない。日本製品は、基準値を最低２~３割下の安全目が、受け入れの数値になり、一部では規定数値の半分以下もある。現在の福島原発においても、放射線量の規定数値を超えたと発表し、その後で、人体には影響ない 「安全だ」 と言われても、何か信じがたい。公的な基準の規定値を、世界的に統一しないと、消費者としては安心できない。「ＲＥＡＣＨ規制」 等は、そのために決められたものだが、日本の一流メーカーの製品は、そのかなり下の数値が、受け入れ基準になっている。日本製品は、過剰品質だと考えているが、今回の原発問題では、日本の食料品などは、世界からボイコットされている。本当の日本は、一体どちらなのだろうか？合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/06

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• 国旗と国家斉唱

  ７連休の最終日、兼ねてからの宿題であった本棚の整理整頓をした。著者を 「あいうえお」 順に、同一著者の本は 「発行日」 順に、並べ替えるのはかなり時間が掛かる、途中気になる本があれば、ペラペラとめくりだすので、とても今日一日では終わらない。途中、気分転換に、良い天気だったので、すぐ近くの氏神さんに家内と参拝した。３日･憲法記念日もそうだったが、国旗を掲げておられる家がある。子供の頃は、国民祭日といえば、必ず、父親が玄関に国旗を掲揚したが、今は、たまに見かけるくらいで、国旗を掲げる家は、本当に珍しくなった。戦後、一時期、公立学校では、卒業式、入学式で、国旗・日の丸に正面し、国歌･君が代を斉唱することになるが、生徒は一人も歌わず、校長と教頭、来賓者だけが歌っていました。戦後のこんな動きに対し、１９９９年８月に、国旗国歌法という法律が制定され、日の丸を国旗とし、君が代を国歌としましたが、公立学校で組織している日本教職員組合が、国旗掲揚、国歌斉唱に反対し、最高裁まで上告しています。かわいそうなのは、子供達です。サッカーの国際試合などで、それぞれの国が、国旗を掲揚し、国歌を斉唱します。オリンピックでも同じです。入賞した女性選手が、国旗に敬意を表さず、国歌も斉唱せず、ブーイングを受けました。もう引退しましたが、同級生にも、学校の先生が多くいました。この件については議論しましたが、私が納得できる回答は得られませんでした。現在の民主党の幹部にも、日教組を代表する議員がいらっしゃいます。せめて、子供を教育する先生くらいは、法律をしっかり護ってもらいたいと思います。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/05

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• 今こそ理性を！

  ビンラディン容疑者の米軍による殺害で、どうしても理解できないことがある。事の起こりは、１０年前、２００１年９月１１日、一般乗客を乗せた民間機を乗っ取り、ニューヨークの世界貿易センタービル２棟に、そのまま突っ込むというジハード・自爆テロ事件が起きた。イスラム原理主義者といわれるオサマ･ビンラディンは、エジプトの「ジハード団」と「世界イスラム戦線」を結成し、「アメリカとその同盟者は、軍人、民間人を問わず、殺害するのがイスラム教徒の宗教義務」と定め、そのためには、自爆をもいとわぬ教育･訓練をしていると畏れられ、その存在を追及されていた。そもそもこの争いの原因は、イスラム教徒とキリスト教徒の争い、アラブ諸民族と西欧諸民族の争いと確執、それぞれの理念の違いや、これまでの経緯などを理解しない限り、その原因はつかめないだろう。しかし、こんな過激な人間同士の殺し合いが目の前で行われ、アメリカ政府の要人が、一室に集まり、暗殺の実況を見たり、国民が歓声を上げて喜んでいるのを見ると、この世の出来事とは思えない。そして、決してこんなことがあってはならないと思うが、残念なことに、この戦いはまだまだ続くであろう。我々日本人と、欧米人を比較して、農耕民族と狩猟民族の違い、肉食と草食の違いなどとよく言われるが、今回のように、ルールも何も無く、やられたらやり返す、ただ、それだけというのは、人間のすることではない。我々人間は、他の動物にはない理性があるはず。本能や感情･感覚レベルだけで、行動するのではない。お互いに、見識ある指導者が現れ、理性を持って行動するよう呼びかけるべきだ。早く、この争いを止めて欲しい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/04

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• こだわりのお線香

  ２９日から７連休のお休みだが、これまでの４日間は、小学校の同窓会･ゴルフ･兄妹によるリフォーム内祝い・連休２回目のゴルフと、日替わりで忙しく過ごした。今日はひと休み、休養の日であるが、私は、普段、Ａ４ノートで 「業務日誌」 を付けており、仕事のことをメモするだけでなく、新聞の切抜きなどもこのノートに整理をする。休み中も、新聞の切り抜きなどは変わらず、２９日からの５日分を、改めて日付順に整理をする。昨日のビンラディン容疑者を、アメリカの特殊部隊が殺害したニュースなどは、これから先、大きな事件につながる危険性があると思っている。残り３日間の休みで、仕事モードに切り替えていくが、午後は、京都三条へ買い物に出かけた。京都へ、何をするために行くか？神社･仏閣･美術館などを訪ねることと、やはり、数珠やお線香、扇子など、京都ならではというお店に行くのと、変わったところでは、家内は日用品のシュロの箒などを買う。いずれにしても、他では売っていないから、京都へ行くことになる。こだわりと言えば、毎日ご仏壇に供えるお線香も、あるメーカーの 「白檀」 の香りをするものに限定している。「白檀」 は、インドやインドネシア、オーストラリアで産出する香木らしいが、インドの白檀が最上級と言われる。いつも使っているのは、そのインドの最上級のものを使っているということで、他社のものを使ってみるが、同じ白檀でもまったく、香りが違う。今日は、こだわりがあり、その白檀のお線香を求め、２～３のお店を訪ねたが、やはり従来どおりのものにした。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/03

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• ビンラディン　米が殺害！

  日本では、ゴールデンウイークと言われ、連休の中日、祭日ではないので、官庁や、学校、銀行、商店街、それに大方の企業は、仕事をしておられる。大手企業や、製造業などの一部の中小企業では、７連休、１０連休と言われ、お父さんはお休みであっても、子供は学校であったり、あるいは、子供が学校、お母さんは仕事といった感じで、なんとも中途半端な一日である。そんな中、「ビンラディン容疑者　死亡」 のビックニュースが入ってきた。アメリカを中心に、世界の大半では、２００１年９月１１日の米同時テロに対する 「正義が下された」 と概ね歓迎の様子である。アメリカが執拗に、テロの首謀者とされるウサマ･ビンラディン容疑者を追っかけ、パキスタン周辺の山中に潜伏しているとされていたのに、パキスタンの首都イスラマバード近郊で、米軍の計画的な襲撃により、殺害されたという。果たして、これがテロの根絶となり、安定した世界になるのであろうか？「目には目を、歯に歯を」 と言われる国では、余計にテロの危険性が高まったのではないだろうか？一人の男を、国を挙げて追い続け、それを殺害し、大統領始め国民が、大騒ぎして喜ぶ。私には少し違和感がある。日本は、震災被害からの復旧･復興の真っ最中であり、はたまた、世界では、世界的なテロの首謀者が、米軍により殺害されたと言うのに、私は、連休中、２回目のゴルフを楽しませてもらった。中国からの黄砂で、どんよりとした薄曇の中、４８点、４９点の百点切りを果たすことができた。さぁー、連休は今日でお終い、明日からは仕事モードに入りたい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/02

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• 内祝い

  私は、両親が亡くなり、兄夫婦も亡くなったので、血を分けた家族と言えば、妹二人が残っているだけで、極めて寂しい状態になった。二人の妹夫婦と、兄の一人娘の姪が、リフォームのお祝いに来てくれた。それぞれの家族は、明日が学校や仕事があり、連休の前半が午前中で、ひと区切りという。気のおけない兄妹、家内と共に両親が残したアルバムを取り出し、ワイワイ、キャーキャー、賑やかなひとときを過ごした。人間不足を言えばキリがない、こうして生きていることがどれだけ幸せなことか、そのことに改めて感謝したい。もう、結婚式か法事ごとくらいしか、兄妹･一族が集まることはない。私たち三人は、お互いに、大阪、京都、奈良の一時間の範囲で生活している。ただ、食事をしながら、お互いに語り合うだけだが、あっという間に、思わぬ時間が過ぎてしまう。年長の私が声掛けをして、元気で過ごしている内に、このような機会を設定したい。帰るときには、来た時と同じように、姪を先頭に、順番に両親の仏壇に、何かを語りかけていた。家族は、いつまで経っても家族である。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/05/01

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• ロイヤル・ウエディング

  この世で、テレビとは言え、世界１８０カ国、２０億人もの人達に見守られ、結婚式ができるとは、それこそ世界一の幸せものであろう。英国・王位継承順位第２位のウイリアム王子と、３５０年振りに一般家庭から英王室に妃（きさき）として迎えられたキャサリンさんの結婚式である。母親ダイアナ妃に似ているといわれたウイリアム王子は、母親の形見の指輪を、キャサリンさんに、婚約指輪として贈ったという。また、両親の離婚を反面教師とし、１０年間もお互いの愛を育み、当面は英空軍の軍務に励み、二人は瀟洒な宮殿ではなく、賃貸の民家に二人で住まわれるという。お父さんのチャールズ皇太子よりも人気が高いというから、これからの二人の生活ぶりが注目される。それにしても民主国家における英王室や、日本の天皇家は、特異な存在と言える。やはり、国の象徴として、これからも存在し続けるのだろうか？連休２日目は、社内のメンバーで、ゴルフを楽しんだ。すっかり、練習をすることはなくなり、誘ってもらえば参加するという本番専門のゴルファーになってしまった。＜一日、屋外で過ごす＞ このゴルフが無くなれば、このようなことが全く、なくなってしまうであろう。カートに乗りながらのラウンドといえども、１２，０００歩近くは、歩く。普段の生活では、２，５００～３，０００歩までである。健康のために、今後も続けたいと思う。スコア？　・・・・・午前中４６点、午後５７点でした。私のゴルフは、午前中が精一杯か？合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/04/30

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• 小学校の同窓会

  列車にかぶさってくる目の覚めるような緑の木々、まさに新緑の季節、心やすらぐ。山国育ちは、車窓の色とりどりの緑を、眺めているだけで安心する。７連休の初日は、故郷福知山で、昭和２８年（１９５３年）に卒業式を迎えた小学校の同窓会である。い組、ろ組、は組の３クラスがあって、まだ、＜いろはにほへと＞の時代だった。今から５８年前のこと、小学校を卒業して約６０年、今年はそれぞれに、古希を迎える。還暦の６０歳から、２年毎に開催して今年は６回目、こうして、元気に会えるだけで、感謝しなくてはいけない。第二次世界大戦勃発の年に生まれ、四年後には、世界で始めての原子爆弾を、広島、長崎に落とされ、すっかり焼け野原となり、終戦を迎える。食べるものもろくにない時代に育ち、世界第二位の経済大国になるまでの奇跡の経済成長を、モロに体験する。本当に、苦しいことも、楽しいことも、この７０年で、すべて体験させてもらった感じがする。いずれにしても、大変幸せなことだと思う。東日本大震災、並びに同窓生の物故者に黙祷を捧げた後は、５８年前にタイムスリップして、あっという間の５時間であった。福知山からの帰りの特急列車、７００円の指定券を払ったお蔭で、とうとう京都まで貸切であった。これでは、ＪＲも赤字ではなかろうか？合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/04/29

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• リスクを負う

  一年の三分の一が、早くも過ぎたことになる。正月８日の経営方針発表会で、お互いの抱負を語り合ったのが、つい先日のように思う。アルミケースを造り始めて３９年、お客様や、用途が変わり、いろんな経過を踏みながらも、造っているのはアルミケースである。カメラ、オーディオ、ビデオ、カラオケ・８トラテープケース、精密機器、計測器 ＥＴＣ、ローラーコンベアの大量生産からセル生産に変わり、ＯＥＭ供給から小口の受注生産になった。一番大きく変わろうとしているのは、大手企業の下請から、自社商品を、開発･生産し、直接、自分達の手で販売しようとしていることである。ものづくりが、日本から人件費の安い中国へ、ごっそり移管された。そのことにより、多くの下請け仲間が廃業された。ありがたいことに、当社は、市場で通用する一つの商品を持っていた。ドラッカーの言葉に「自ら未来を創ることには、リスクが伴う。しかし、自ら未来を創ろうとしないことの方がリスクは大きい。」依頼されたものを作るだけで、販売する必要がなかった体制から、自ら商品を開発し、生産し、それをインターネットで販売することに挑戦している。考えてみれば、若い３１歳の時に、一か八かの大リスクに挑戦した。今の仕事を始める時に、東京から大阪への引越しの前日に、買ったばかりの自宅も処分した。そして、そのお金は、万が一に供え、そのまま銀行に置いた。以来、次々と、リスクを伴う新しいことへの挑戦であったが、多くの人から反対されたことの方が、成果は大きかったと思う。現在の滞留から脱出するには、もっともっと大きなリスクに挑戦しなければならないのだろうか。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/04/28

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• あっぱれ！ スーちゃん！

  先日のアイドル歌手田中好子さんの告別式の様子を、テレビや新聞で見て、少し考えさせられることがあった。それは、告別式において、自分の死を予知して、葬儀の参列者に、自分の声で語りかけたことである。そのメッセージとは、震災で亡くなられた方々の冥福を祈り、自分も、もしかすると、「負けてしまうかもしれません」 と語り、そしてその時は、「天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが、私の務めと思っています。」となっている。録音されたのが３月２９日、亡くなる約一ヶ月前である。５５歳にして、これほど、冷静に自分の死を見つめることができるだろうか？私は、父と母が息を引きとる瞬間・臨終に立ち合うことができた。確かに主治医の 「臨終の宣告」 前に、父や母の手をさすり、声を掛けると反応して、心電図や血圧の数値が上がってきた。眠ったままではあるが、私たちの意思は、両親に通じたと思う。二人とも、そんなことを２～３度繰り返し、静かに永遠の眠りについた。しかし、自分の死を悟り、告別式の参列者に、自分の肉声で語りかけるとは・・・・・＜あっぱれ！スーちゃん！＞ としか言いようがない。お断りしておくが、私は、彼女のファンでも何でもない。ただ、５５歳の一人の女性としては、凄い人だなと考えさせられた。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/04/27

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• 石橋を叩く

  私達、人間は実に複雑である。社長としての仕事は、意思決定・決断だと思っている。やるか、やらないか。行くか、行かないか。受けるか、受けないか。人には、３種類あり、石橋を叩いて、しっかり確認しつつ、渡って行く人。石橋を叩いても、怖いのか、勇気がないのか、とにかく渡らない人。石橋だろうが、丸太の橋だろうが、冒険心旺盛に、とにかく行け行けどんどんの人。決断を聞きに来た人には、私の結論を言う前に、まず、その人の結論を尋ねる。しかし、それを繰り返している内に、聞きに来た時点で、その人の結論が見えるようになる。大切なことは、橋を渡る前に、叩く杖の届く範囲で、その先を推測し、その石橋を渡るとしたら、どうしたら安全に渡れるかを考え抜くことだと思う。ものごとには、見えない 「想定外」 が必ずあり、どれだけ想定外をつぶせるか？そしてそれ以上の先が、リーダー、責任者の決断だといえる。現在の福島原発事故では、「想定外」 が連発される。想定外だから許される訳でもなく、想定外にどれだけテキパキと対応していけるか、そこが問われている。放射能の影響についても、安全地域は、広くすれば広くするほど、安全であろう。そんなことを言えば、それこそ 「日本脱出」 をしなくてはいけない。リーダーシップを持って、まず、放射能漏れを、早く止めて欲しい。合掌アルミケース・アタッシュケース製造販売のアクテック株式会社

  2011/04/26

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