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The holy place of a seed~種の聖地~

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2007/10/18
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カテゴリ:カテゴリ未分類

前回の修正版です。
矛盾点や詰め切れてなかった奴を修正しました。



西暦2289年、地球。

幾多の戦争で力を失いつつあった人類は、謎の地球外起源生物<アグリネス>と遭遇する。
人類は徹底抗戦するものの、その驚異的な力と物量に圧倒される。
それに加え、アグリネスとの遭遇前に起こっていた戦争や宗教関係でのテロなどによって当時の人口は全盛期人口247億人から半分にまで減少していたのに加え、国と国との連携が取れていなかったため、それから五年後には人口は全盛期の10分の1以下にまで減少する。

そんな中、比較的被害の小さかった強国は人類生存を目的とする組織、『ノアの箱舟』を結成。

『ノアの箱舟』は、アメリカ・ロシア・イギリス・オーストラリア・日本を主体として構成されている。
ノアの箱舟はその名の通り、選別された種のみの生存を目的とし、当時の地球の人口、23億の内、各方面から選別された1000万人を移住可能な太陽系外の惑星へと移住することが目的であった。

極秘に行われた計画であるが、アグリネスとの戦闘のどさくさに紛れて軍からデータが流出することになり、世間に計画が露見する。

事実を知った民衆は、世界各地にて反対運動を起こすが、タイミングを見計らったかの様にアグリネスが侵攻を開始、未曾有の混乱に陥る。
ノアの箱舟はこれを機に、予定人数を遥かに下回る14万人のみを亜光速航空間移動プラント群「ノア・プラント」に乗せ、14万の人間は、母なる地球を放棄して宇宙へと逃れた。



それから数百年にも及ぶ銀河の旅を経て、舞台は惑星<ゼルシュ>に移る。

惑星ゼルシュは地球の1.35倍ほどの大きさで、中には広大な大陸が4つ存在しており、
ィクシィ大陸、ビルマー大陸、ペルグ大陸、アクファ大陸の四つが存在している。

全ての大陸が共通する点は、大陸海岸部以外の土地の全てがガイアと呼ばれる、無数の穴が穿たれた山岳地帯で構成されている。

ガイアと呼ばれる山の穴<ホール>は、大陸の地中深くに張り巡らされており、
その中には様々な都市とプラントが存在する。

一般人の住む居住都市、軍隊の施設が連なる軍部都市、居住・軍部関係なく海岸付近であれば制定される防衛都市、国の政治を行う中枢都市が、都市の構成である。

食料を作る食料プラント、酸素や清水などをホール内に供給する生命維持プラント、鉱物の精製を行う錬金プラント……これが、主なプラントの構成である。

ガイアでの主な生存種族は人間。
約300年前(新星暦0年)から地球を離れた放棄者たちがこの惑星に住み着いたことにより、地球人にとって新たな故郷になる。
しかし、かつての母なる惑星を思うべく、以前どおり地球人を名乗りつづけている。

人類は、新たな大地にて生活を始めていき、それぞれの土地で街やプラントを形成していき、
やがて、それぞれが独自の考えを掲げた国へと発展していく。

新星暦149年に、アメリカ連邦国による他国の利潤獲得の風潮が流れ始めることにより、戦争が勃発する。

その流れに圧され、争いは世界中に広まり、移住後初めての世界大戦に繋がる。
(これは、後にゼルシュ・第一次世界大戦と呼ばれる。)

この長期間の戦争により、大半の小国は、他国に蹂躙されるだけの植民地と化すことになる。
この時に列強国となった国は、欧米人種の国が大半だったが、中華人共産国とアラブ皇国、そして、日本もそれに連なることになる。

新星暦213年、ゼルシュ・第二次世界大戦が始まる。(通称、脅威国日本包囲戦争)

主な理由として、日本の他国を遥かに上回る技術水準の高さに、他国への危機感が募り、
アメリカ連邦国と中華人共和国、ヨーロッパ連邦による裏工作により、
日本の他国侵略をほのめかす偽の情報を流したことから始まる。

この戦争では、日本は同盟国でロシア=北欧連合の裏切りにより、孤立無援の状態となり、敗戦国となる。
日本の徹底抗戦を行った日数は4年間であり、その間一歩も劣らなかったという。

日本の敗戦理由は、戦を長引かせて国民の生活を圧迫するのを止めるために、帝の提案の元、アメリカの降伏勧告を受けたためである。

戦後、アメリカは日本の軍隊を解体して武装解除を行う。
日本の政治系統は、元の皇帝制は維持する形になるものの、アメリカ自身が日本に対して指示することになる。

そしてここに、新日米安全保障条約を締結される。

これにより、日本は完全なる植民地として、かつての栄光はアメリカの陰に消え、
最も惨めな敗戦国というレッテルを貼られることになる。

なお、旧日米安全保障条約については、地球時代末期において、日本の一方的な独断において破棄されている。

それから33年後の新星暦246年。
宇宙から落ちてきた巨大隕石が海に落ちたのが観測される。
その時期を境に、海中から謎の生物たちが現れ、人間達の蹂躙が再び起こる。
それは、かつて地球を襲ったアグリネスと判明し、世界中を混乱に陥らせた。

その最中、人間達は謎の脅威に抵抗するも、緒戦虚しく少しずつ衰退して行くことになる。

人類はアグリネスの再来に備えていたが、既存の兵器だけでは余り歯が立たない事により、
各国は対アグリネス兵器として、新たなる新型戦闘兵器の開発を着手。

その正式採用トライアルで勝ち残った新型兵器は、
特殊概念空間展開戦術機動兵器と呼ばれるもので、その略称を特概機と呼ぶ。

○特概機とは。

特殊概念空間展開戦術機動兵器とは、アメリカ自治国のヴェルザ研究所の坑内保全戦術理論を元に、
仮想隔離空間技術を組み込むことを前提に開発された対アグリネス兵器構想から発展した物である。

人型の骨格フレームを元に研究開発され、上半身は人型フレームのままだが、下半身には坑内戦闘用に下方向重力負荷ユニットを組み込んだ長方形の形をしたブロック状のタンクを装備している。
それに加え、背部にバッファ粒子を散布する粒子散布口<ファンネル>と呼ばれる物がある。
ファンネルから散布されたバッフェ粒子が、ファンネルを覆うようにある円状リング、坑内間振動反響機で粒子を超振動により活動を活性化させ、仮想隔離空間を作り出す。

特概機は、基本的な構造は同じだが各国毎に特徴があり、
アメリカ製の特概機第一世代の代表である、VAN-07 バレットに関しては肩部装甲に内蔵される電磁散弾砲などによる戦域制圧を得意とし、
中華人共和国のCAV-04 龍燐<ロンリン> に関しては、前腕部に広範囲分布火炎弾を発射するグレネード砲を装備している。


今回はこれまで。





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最終更新日  2007/10/18 10:05:43 PM
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