あちょんまげの「ぶらり旅行記」みたいな？感じｗ

母の一言で夕食は鱧料理に決定！！！

一度も食べたことが無いという母。
勿論　自分もありません。

なので想像も出来ませんｗ

今回　夕食の予約を入れさせて頂いたお店は　祇園の「祇園　うえもり」さん


こちらでは何しろ初めての鱧と言う事で・・・
「特選　鱧会席」！！！

贅沢～


お店の雰囲気といいますか・・・座敷だったので緊張です＾＾；

自分たちが飲み屋で行くところと段違いの「大人」な座敷でマジで緊張してました。

最初に運ばれたのは　小鉢


ここで一番驚いてしまったのが「鱧の塩から」
自分たちが食べたことのある塩辛ってイカの塩辛しかないのですが・・・
同じ塩からとは思えない味。っていうかこれを塩辛という分類に所属させることすら間違っているような味。
そんな事を、次に料理を運んでくれた料理人のお姉さんに伺いましたところ・・・

塩分　１２～１３％で漬けたものを「塩辛」と言うんです

え～たったそれだけのことでこれを「塩辛」類に入れちゃうの？
もっと他の言い方あっても良いんじゃ無い？と、しばらく家族で勝手に呼び名を模索していた最中に次の食事が届いた。

塩辛で盛り上がってしまったが、無花果の胡麻和えは　甘い無花果と塩味のある胡麻和えが我が家の大好きな甘塩っぽい味なんですねｗ
もぅ頷くのみですｗ

初めての「鱧」で炙りと湯煎・・・正直　鱧の味はよく分かりませんでした。
白身魚のような見た目なのに魚のような味もしないし、ウナギのような香りもないし・・・
母が気にしていた　小骨も全く当たらないのにビックリ。
味がしない身ですが、オイリー感はあるんです。もの凄く食べやすい食感。味がはっきりしない分、上にかかってる
もので決まるようです。

ちなみにオレは　炙りより、湯煎の方が好きでした。上にのってる梅ソースが美味しかったんです！



こちらは甘酢に炙り鱧が入ってます。
我が家では甘酢にキュウリとミョウガだけだったりするのですが・・・鱧入りです。




酢の物の次は「鱧の落とし」という・・・落とし？
湯引きしたような事かな？

こちらは鱧のみの脂を感じられる一品でした。
身に味が無いというか・・・あまりしっかりとした味が無いので醤油を少し付けて食べましたが
付けすぎると醤油の味しかしないので控えめに～ですかね。



「鱧の天ぷら」です。

鱧の白身がホクホクした感じが美味しく感じました。
歯ごたえは白身魚の天ぷらに似ているような感じかな？付いてきたお塩を付けて頂きました。
塩も塩化ナトリウムじゃないから刺さる感じを受けずに食せますｗ
まぁこの料理で塩化ナトリウムを出してきたら突っ込みますけどねｗ



焼鱧と松茸ですｗ

松茸は・・・両親と姉に進呈ｗ

焼鱧は今までの湯引きと違い、焦げ目が美味しく感じる料理方法ですね。
あまりにも身に味が無いというか香りが無いので、焼く前の身を少々お味見してみましたら・・・
しっかり魚のあの香りがありましたｗ

だとしたら火を入れることで生臭みが消えるなんて・・・すごいかもしれない。

こちらはじっくりと焼きましてすだちのみで頂きました。



今回のメインかな。
焼鱧の次は　鱧のしゃぶしゃぶです。

我が家はあまり外食で「しゃぶしゃぶ」なるものを食べたことが無いのでルールを知りませんｗ
美味しい食べ方が正直分からず・・・お伺いすれば良かったと後悔

我が家ルールで野菜を先に全部鍋に投入。
火が入り、いろんな素材の味が出たこと、鱧をしゃぶしゃぶしました。

やり方として合っているのかどうか分かりませんが、身に味の無い鱧をしゃぶしゃぶすることで
野菜の出汁と、鱧の身のぶるんと感＋脂が美味しくて何も付けないでも頂けました。



鍋の後は「うどんorご飯」という選択でオレの意見を押させて頂きましたｗ
結果　おじやです。

うどんより米に出汁を染み染みさせた方が絶対旨い!って事ですｗ


猫舌でもこの選択に間違いなしでしたｗ

最後は・・・


デザート。
ずんだ餅の旨いことｗ
マンゴープリンはとろーり系でした。

マスカットが普通の果物なのにもの凄く甘くて父絶賛でしたが
おれはこのずんだ餅が美味しかったです。
最後のお口直しにぴったりな甘さでした。

これで　京都の鱧料理は完食。

いや～鱧って臭みの無い食べやすい魚（？）でビックリ。美味しく頂きました！