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「おばあちゃんと孫の心を結ぶ50通の手紙」
(清川妙、佐竹まどか) という本を読みました。なんと、昨日の夜中ひと晩で。 出版業と、塾を営んでいる伯母が送ってくれた本です。 千葉に住むおばあちゃんと、石垣島に住む孫の、 手紙のやりとりが、ありのままに載っています。 相手を気遣った、ステキな、ラブリーなコトバの数々。 読み進めていくうちに、たくさんのことを思い出して あったかい気持ちになりました。 私が3歳のころ、父が地球の反対側(ブラジル)から送ってくれた手紙。 (リオデジャネイロのカーニバルの、派手な絵葉書) 中学受験のための塾で一緒になった友だちと、中学高校大学と10年以上もやりとりをしたときの手紙。 (お互い授業中に書いてたからいつもルーズリーフだった) 大学2年のとき、ボストンに留学した私にエアメールを送って、励まし続けてくれた母の手紙。 (大抵、日本のCDや本に添えて送ってくれました) 毎日忙しく過ごしている中で、自分の体とココロを大切にせよ、と厳しくしかってくれる祖父母の手紙。 (いつも、本当にタイミングよく届くからドキッとします) あの瞬間、自分は何を考えて、どんなコトバを紡いでいたのか いただいた手紙を読み返すと、 そのときのココロの動きが今でも鮮明によみがえります。 フシギ。 この本、ぜひお時間があったら、読んでみてください。 きっと一人ひとりの大切な、忘れられない、 コトバのやりとりの経験を思い出せると思います。 最後に。 日記を書きながらいろいろと思いをめぐらせていて、 ふっと思ったのですが… 「文字(または文=手紙)で心を通わせる。」 という意味で「文通」というコトバが生まれたんじゃないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年04月05日 22時54分26秒
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