コンビニでの宅配便の扱い量の差。
ローソンが宅配便の扱いをヤマト運輸からゆうパックに乗り換える、という記事が出ましたが、それより気になったのはそこで出ていたコンビニ別の宅配便取り扱い数の違い。・セブンイレブン: 総店舗数10,299、年間取り扱い1450万個・ローソン: 総店舗数7,803、年間取り扱い800万個・ファミリーマート: 総店舗数6,163、年間取り扱い720万個・シーアンドエス: 総店舗数6,156、年間取り扱い700万個ということで、単純に割っていくと1店舗あたりの年間宅配便取り扱い個数は・セブンイレブン: 1408個・ローソン: 1025個・ファミマ: 1168個・C&S: 1137個となり、ここでもセブンイレブンのダントツぶりが明らかになってしまったのだ。一店舗あたりの月平均売上げ金額も、セブン・イレブンはダントツで確か60万円くらい(そのほかは40万円台だったような・・・)、という話は結構有名だが、それは各チェーン別の品揃えの要素が大きい。でも、上記の宅配便の数字はすべてヤマト運輸でのものなので、サービスや料金そのものに大きな差があるとは思えない。にもかかわらず、ローソンの1.4倍の宅配便を扱えるセブン・イレブンの秘密はなんだろう?(詳しい方いらしたらぜひ!) ☆話は少しずれますが、「今回のローソンのゆうパックへの乗換えが日本郵政公社による民業圧迫ではないのか?」という質問に対する生田総裁の答え、「ヤマト運輸が横綱としたら我々は(宅配便に関しては)十両に過ぎない」というのもなかなか面白かった。要は、ヤマトの宅急便が年間約10億個を扱うのに対してゆうパックは1億8000万個と20%以下で、なおかつ現在のローソンでの扱い、800万個を加えたところでなんら大勢には影響がない、というのがその発言の真意らしいんだけど。コンビニ以外では宅配便を利用することが非常に少ない私としては、コンビニルートは宅配便にとってはさほど大きな市場ではない、というのもちょっと新鮮でした。