夏目家の食卓
文豪漱石と妻の日常描く新春ドラマスペシャル特別企画「夏目家の食卓」~文豪漱石ハチャメチャ人生支える妻もまた奇妙!?笑えて泣ける明治ホームドラマあらすじ見合いで漱石(本木雅弘)に一目惚れした鏡子(宮沢りえ)が漱石が教師として赴任していた熊本に押しかけて結婚生活を始める。鏡子は料理が苦手なうえ、朝寝坊だったが大食漢の夫のために精一杯努力し、夫婦はそれなりに幸せな家庭を築いていく。しかしロンドン留学から帰国した漱石は心身を患い、生活は一変する。文豪のイメージとはかけ離れ得た漱石の風変わりな家庭生活がコミカルに描かれている。本木と宮沢は緑茶飲料のCMでも夫婦役。漱石がかんしゃくを起こしても病に倒れても、陰となり日向になり支え通す鏡子の姿がいじらしい。その愛情にささえられてた漱石はユーモア小説「吾輩は猫である」痛快青春小説「坊っちゃん」俳句小説「草枕」を書き上げる。知られざる文豪の愛に支えられて半生を描く・・・毎日新聞などから原作・・・夏目鏡子「漱石の思い出 半藤未利子「夏目家の糠みそ」 (漱石さんの孫)脚本・・・筒井ともみ演出・・・久世光彦音楽・・・都倉俊一出演本木雅弘・宮沢りえ・勝村政信・岸田今日子・樹木希林岸辺一徳・竹中直人・すまけい・木内みどり・豊原功補松金よね・真成寺君枝・その他夏目漱石氏の知らない多くを知れました。そして奥様の愛情の深さに感動です。そしてこの二人の演技も楽しくコミカルさは新鮮でした。食卓に出てくる献立も美味しいそうで明治の時代・日本の古き良き時代が見れました。空也の最中も登場・そばも美味しいそう、東京の名物ですね。芥川龍之介さん、正岡子規さん、寒水さんも登場!向日邦子さんの寺内貫太郎一家風でもありました。演出が同じ方ですよね。久しぶりに素敵な明治時代のドラマを見ました。夫婦愛・家族愛を大切にされた漱石さん。地位や名誉はなんのその。素敵な愛を下さいました。ありがとうございました改めて本を読んでみたくなりました。今までとは違う一面を思うことでしょう。