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カテゴリ:ADHD
「考えたら普通にこれくらいわかるでしょ?」
「常識的に考えてこれはない」 「普通の人はこうはしない」 定型発達者に聞きたい… あなた達はどこでその 「普通」とか 「常識」とやらを習得したのですか? いきなり問いかけから始まりましたが… 40代で大人のADHDと診断され、人生の折り返し地点でかなり重いテーマと向き合うことになった管理人のとりさんです(泣) よく仕事の場面でとりさんは上記のような問いかけをされます。 私のような大人になってからの障害の認知で一番苦労するのが 間違った人生ノウハウ だと思います。 若い時から悩みながらも自己の創意工夫と困難回避で自分を守ってきた私にとって世間の常識や普通の人が送る生活パターンが今一つピンときません。 もう少し早くこの障害を知ることが出来たらと思いますが… 時代が早すぎたようです。 定型発達者の常識と戦う私は非定型でいわゆる少数派です… 色々な書籍ではADHDの素晴らしい特性と定型発達者にはない ・創造性 ・行動力 ・新奇探求 ・コミュニケーション能力 ・興味があることへの過集中 などが挙げられますが… 業務を遂行する上でこれらの特性がさほど必要ない職場だったら。 むしろ常識や慣習が優先される所だったら。 皆が同じ方向を向き… 同じ目標に向かって進んでいく… そして目標達成の暁には皆で喜びを分かち合う… このコミュニティーの中で私は浮いた存在… そしてなにか問題が生じたら真っ先に疑われ、やり玉に上げられる Scapegoat(スケープゴート) 私は異端だ… 会議での発言や意見は取り入ってもらえず… 業務上のミスばかり指摘される… もはや存在意義すらないのかもしれない。などと思ってしまう。 ただ…同じタイプの人間だけで構成されたチームに欠点があることも事実であり、私が大好きな押井守監督作品の GHOST IN THE SHELL では主人公の草薙素子が以下のようなことを言っている 戦闘単位として、どんなに優秀でも同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになるわ。組織も人間も同じ。特殊化の果てにあるのは、ゆるやかな死…それだけよ GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 (草薙素子のセリフより) |
Re:大人のADHDと定型発達者との共存(06/02) | ろいくん さん |