2005/09/20(火)11:48
救急病院にてーレントゲン編ー
病院に着いたと思ったら、看護婦さんが私に
「奥さんっーーー受付で手続きしてください」と指図した。
もし私が愛人だったら、どーするつもりなのだろう(笑)
どうやら夫は、ストレッチャーのまますぐ整形外科に運ばれるようだ。
緊急のときに、診療申込書を書くのは結構面倒である。
まだ、住所・氏名・電話番号までなら許せるが、
夫が生きるか死ぬかの状態で(どこが?!)
頭の中が混乱してるっていうのに・・・・・・
『今日は、何で来院されましたか?』
A.救急車で来ました(意味、違いますやん?!)
『いつごろから症状がありますか?』
A.本人しか、わからない
『小さい頃、大きな病気をしましたか?』
A.夫の母に聞いてくれ~~~
『妊娠されてますか?』
A.夫は、一応男性なので、してないと思う。
その他、モロモロ・・・・・・・
混乱して割には、ツッコミしながら(するなよぉ)
何とか全部埋めようやく整形外科へと向う。
どんな時でも、ボケとツッコミができるのが、大阪人ってもんだ。
許せ、市民病院。
てっきり夫の横でドクターが診察してると思いきや、
整形外科へ行くと、相変わらず、ストレッチャーのまま
寝かせられてるではないかぁ。
Σ( ̄ロ ̄ll)ガーン
私を待ってかのように、看護婦がやってきて
「ちょっと、お待ちくださいねぇ~
今日は月曜で整形の患者さんが多くって・・・・・」
なあなあ、看護婦さん。
この『ちょっと』っていうのは、一体、何分くらいなんだよぉ~?
こう見えても、夫は救急患者なのだ。
しかし、ここでハタと気づいた。
きっと夫は、おとなしいから、待たされているのだ。
そうに違いない。
その証拠に、ドラマでも救急患者は、すぐドクターが診ているではないかっ。
そこで、
「ちょっとぉーーーーあんた、『痛い~痛い~!』ってわめきなよ。
そしたら、ドクターだって人間なんだから、順番飛ばして診てくれるかもよ」
ψ( ̄▽ ̄)ψイヒイヒイヒイヒ
と、声も出せないほど痛がってる夫に少し酷ではあるが、
そう提案してみたら、
「で・・・き・・・・ない。」
ホントに、気が小さい男である(爆)
勇気を出して一言、たった一言叫べばうまくいくのだ!(笑)
そうこうしてる間に、私たちの願いが通じたのか、
ドクターが夫の側にきて、
「いつから、腰が痛くなったのか?」とか
「どんな状況で立てなくなったのか」とか、質問してきて
とにかく、レントゲン室で腰の撮影とMRIを撮ることになった。
じゃあ、その間売店にでも行って、
ジュースでも飲もうと思っていたら(こらぁぁぁ~~~)
「じゃあ、奥さん、こっちですから、着いてきてくださいね」
看護婦さん、アタシも同行するんですかぁ・・・・・・・
(ノ; ̄◇ ̄)ノ エエエエェェェェェ-
仕方ないので、夫を乗せたストレッチャーのあとを渋々着いていくと
まず、腰のレントゲンを撮るらしいのだが、
「じゃあ、奥さんは待合でお待ちくださいね」
と看護婦さんに言われた。
レントゲン技師「じゃあ、こっちのベッドに移動できますか?」
夫「で、き、、ません・・・・」
レ「でもねぇ、このままじゃ撮影できないんですよぉ」
レントゲン技師が、「できますか」と聞いたから、
夫は「できません」と答えただけじゃねぇーかよ。
これじゃまるで、歯科医院で
「痛かったら、右手上げてくださいね。そしたら中断しますから」
と言われたのに、右手を上げたら
「もうちょっと我慢してください」と叱られるのと同じである。
だったら、最初から期待を持たせるようなことは言わないでほしい。
全国の歯医者さん、夜露死苦っっっーーーー(わけ、わからん)
話はそれたが、技師よ、文句を言うなっつーのぉ!
それでも、夫は、痛いのを我慢し、レントゲン用のベッドへ移された・・・・・・・・・と思う。
実は、ここでレントゲン室のドアが閉められたのだ。
心の中で、ツッコミをしてたのに、
どうして、レントゲン技師にわかったのだろう~~
しばらくして、夫を乗せたストレッチャーが出てきて
「次は、MRIを撮りに行きますね」
MRI・・・・・・テレビなんかで見たことはあるが、
実際、どんな医療器械なのか見たことはなかったので、胸が躍る(ワクワク)
しかししかし、、、、、、、
MRI室に同行したのに、私は待合で待たされるよう、指示された。
何でやねんっっっーーーーーー?!
これじゃ、私は目の前にニンジンをぶら下げられた馬と同じである。
いや、今年の日本ダービーでブッチギリ優勝したディープインパクトでも
もう少しマシな扱いを受けてると思う。
アタシは、馬以下か・・・トホホ。
(続く)蓮4044