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夫が入院する。
この分じゃ、絶対入院やな・・・・・ヾ§  ̄▽)ゞオホホホホホ(←コラ!) 待てば海路の日和あり。 泣かぬなら泣くまで待とう、ホトトギス。 ちょっと使い方が違うような気もするが そんなバカげたことを考えながら、 まぁ許しておくれと(誰にゆ~~てるねん?)と 自身にボケをかましたり、ツッコミを入れたりして、ジッとその時を待った。 どーせXデー、いやXタイムズ(?)を待つのなら、 こんなチンケな丸イスじゃなく、背もたれのついている待合のイスで、と 整形外科前に置いてあるソファ(か、どうかは不明)でウトウトしていたら こんなところにいたんですかっ~~~ しかも居眠りしてたなんてぇぇぇぇぇ・・・・ 今にもそう言いたげな看護婦さんがやってきて、 もう一度、ドクターのいる診察室へ、と呼びに来た。 いよいよやな。ψ( ̄▽ ̄)ψイヒイヒイヒイヒ と改めてワクワクしながら、診察室へ行くと 「やっぱり、入院されますか?このまま、家に戻ってもねぇ~~ さっき、奥さんが席を外されてるときにご主人とも話したら、 そうするっておっしゃってたし・・・・」 キタ━━━━━(゚ ∀゚ )━━━━━!!!!! なるべく喜びをあらわにしないよう努めながら(爆)、 「しかたないですね・・・じゃ、お願いします」と丁寧にいい、 夫が寝ているベッドの側へ行った。 「入院の方がいいかもね」 「おまえもそう思うかっ?・・・・じゃあ、入院するわ」 少し、釈然としないようではあったが、外見上夫も納得したようで、 トイレに行くため看護婦さんを呼んだ。 やはり、オレは絶対【尿瓶】ではしないぞ!というプライドがあったが 今度は我慢できないらしい。 看護婦さんとアタシに介助してもらい、トイレへと向うと 痛みもだいぶんマシになったようで、トイレ入り口付近で 「あとは、1人で大丈夫です。嫁も側にいますし」と 看護婦さんを帰した(おまえは社長か?) 夫:「なぁ・・・・・・・」 嫁:「んっ?」 夫:「オレ・・・・・やっぱり入院せーへんわ」 嫁:「今更、何を言い出すのさっっっっ?!Σ( ̄ロ ̄ll)ガーン」 夫:「だってさぁ・・・・・入院してても、寝てるだけやんけ~」 嫁:「そりゃあ、そうやけど、病院におったほうが、何かあったときにも安心やで。」 夫:「・・・・・・」 嫁:「毎日来るからさぁ・・・・・ホンマに、何かあったときも医者もおるし、安心だってばぁ!!」 夫:「やっぱり、オレ、自分で先生に言うわ~」 嫁:「万が一のことがあったとき、しがない主婦のアタシじゃ無理だって!」 数時間前まで、痛い痛いと騒ぎ、救急車を呼び、ブロック注射まで施行し、 挙句の果てに入院拒否かよぉ・・・・・・| `Д´|ノこらぁ! コイツ、いくら私に迷惑をかければ気が済むのだ? ちょっとでも、「すまん」という気持ちがあれば、 ここは、入院するべきであろう。これが、人の道ってもんだ(意味不明) 別の意味で、ガックリである(笑) トイレから出てくると、ちょうど病棟へ行こうとするドクターに会ったので、 「せんせぇ~~やっぱり、家に帰りますっ」 と夫が言うと、 「えっ?!帰られるんですかぁ・・・・・ホントにホントに、帰られるんですかぁ・・・・・・」 さっき、入院するってゆーてましたやんっ? もう、病室も決まってるんですぜぇ、ご主人さんよぉ! こう思ったのかどうかは、わからないが さすがに医者でも、クビに縄をつけて 入院させるわけには行かないと思ったのだろう、 「わかりました。じゃ、入院は取り消しますね。でも、絶対安静ですからねっ。 今週の金曜に診察の予約を入れておきますから、絶対来てくださいねっ!」 といい、このことを看護婦さんに伝えに、診察室へ戻っていった。 我がままな夫が、多大な迷惑かけてカタジケナイ<(_ _)> アタシが医者なら、ブチギレるだろうから、 世のため人のためにも、医者にならなくてよかったと心底思う。 (絶対なれない) 仕方ないので、処置室の今まで夫が寝ていたところへと 荷物を取りに行った。 後片づけをしていた看護婦さんがいたので 「申し訳ありません。大変お世話になりました」とお詫びし、 外来の会計へと向う。 ああ、情けない(意味不明) 会計伝票を提出して5分もしないうちに、夫の名前が呼ばれたので行ってみると 「今日は、1万230円です」 いっ、 いっ、 いっ、ちっ、まんっ~ にひゃくぅ~~さんじゅぅ~~えんっっ?! ウソ━━Σ(-`Д´-;)━━ン!!! ちょっと、1つ、ケタ、間違ってませんっ?・・・・・・ そう、聞こうとすると、 「MRIが、高いんですよぉ」 エムアールアイ・・・・・ あのMRI、そんなに高いのかぁ。 請求書兼領収書を見せてもらうと なるほど、他の点数よりはるかに高点数だった。 もう二度と、受けさせられない、MRI。 こんなことなら、MRI室に無理にでも侵入して、見学させていただくんだった。 そう思っても、時すでに遅し(ちぇッ!) 「お薬が出てますので、この処方箋を持って前の処方薬局へ行ってくださいね」 と言われたが、あたしの財布は、百円玉と十円玉がジャラジャラ状態である。 これでは、薬代は絶対足らない。 息子・ゆうゆうの方が、金持ちに違いない(苦笑) どうしようもこうしようもないので 夫が処方された薬が、ポピュラーな薬かどうか、 家の近所の薬局にもあるかどうかを聞くと 「大丈夫、どこの薬局にもあると思いますよ」と教えてくれたので 一旦家に戻り、銀行へお金をおろしに戻ってから 薬局へ行くことにした・・・・・悲しや、給料前(号泣) 病院玄関前まで来ると夫が 「おい。ここで待ってるから、車をここまで持って来い。 オレはここでタバコすっておくから・・・」 この場に及んで、またワガママですかい。(>_<) しかし、公衆の面前で夫婦ゲンカをするわけにもいかず、 夫の言うとおりにし、長かった一日を終えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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