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カテゴリ:息子はADHD
10月に入ると、ほとんどの大阪府下の私立中学では、入試説明会が本格化する。ほとんどの学校が、子供たちは『プレテスト(学校独自の模擬テスト)』と体験授業、その間保護者は説明会を受けるわけだが、ゆうゆうの受験候補中学2校とも、プレテストと体験授業が行われるようである。
先日の日曜、志望校のうち1校の入試説明会&体験授業に参加させていただいたので、今日はその話をすることにしよう。 家から1時間弱で学校に着いたが、参加者はたくさんいるようだ。受付をした時点で、日頃から人ごみに慣れていない私とゆうゆうは、すでに疲れ果ててしまった(笑)子供たちは体育館で集合し、プレテストを受けるために教室へ、また保護者たちは、説明をうけるために講堂へ行くように指示された。 「体育館」じゃなく、この時代に 「講堂」へ である。時代を感じさせられる。 余談であるが、あと3年ほどで創立120周年を迎えるらしい。 誠におめでとさんっ!(爆) ゆうゆうと分かれて言われたとおり講堂へ行くと、さすが伝統校、すんご~~い保護者の数である。あとで聞いた話だが、この日参加した6年生の子供は303人だったらしい。5年生の子供も来年に備えて参加してたらしいので、合計400人近くもいたようだ。 過熱する中学受験・・・・・・恐るべし。 会場の酸素が薄い。(≧∩≦)クゥ まず、校長が出てきていろいろお話をしてくれた。さすが校長!と思うほど、ためになる内容であった。私の通ってきた学校も含め、数人の校長先生の話を聞いてきたけれど、共通点はどの校長もお話が 長い・・・・・。 長い・・・・・。 長がすぎる~~~~!! ━━Σ(-`Д´-;)━━!!! 先月行われたゆうゆうの運動会の開会式でも、校長先生の話がとっても長くて、貧血のふりして倒れればよかったと後悔した。 (生徒とちゃうやろ、アタシ・・・・) 何もこの中学に入学したわけじゃないんだから 「今日は、忙しい中わざわざ来てくれてありがとよっ♪まっ、この学校が気に入ってくれたら、受験しておくれ。」 とだけで十分である(爆) あぁ・・・・こんなことなら、読みかけの文庫本を持ってくればよかったなぁ~と思いながら辺りを見てみると、さきほど学校案内の封筒に入っていた過去の入試問題を頭をかかえながら解いている人もちらほらいた。考えることは、みんな同じだ。 その中で、2,3人横に満員電車に乗っているかのようにスポーツ新聞を小さく折りたたんで読んでいる男性を見つけ、 「そうかぁ・・・今、日本シリーズ中だもんな」と覗いてみると、 『メイショウサムソン三冠か?』 競馬面である(笑) そうだ、今日は3歳限定の最後のG1「菊花賞」なのだ。 しかも、皐月賞・ダービーと優勝し、昨年のディープインパクトに続き、三冠馬に輝くのか・・・・・今年の菊花賞の目玉は、この点だろう。 中学の説明会で、休憩時間ならともかく、前で校長が話しているにもかかわらず、暇だからと競馬面を読んでいるオヤジ。 私もこのオヤジのような勇気が欲しい(コラ!) やっと校長先生のありがたいお話が終わったと思ったら、次に教頭先生先生のお話があった。修学旅行は東北へ行くだの、日頃から法然上人の教えを説きながら、命のありがたさを教えているだの、まるでどこかの会社のプレゼンのようだ。まあ、私立なんて生徒が入学してくれなきゃ経営していけないから、ある意味会社組織と同じで、学校関係者がが必死なのはわかるが、さきほどの校長先生のありがたいお話で少々疲れ気味だったので、早く終わってくれないかなぁ・・・なんて思っていたら、今度は入試担当の先生のお話である。 入試オールスターズというところか・・・・・・(笑) どこの中学の説明会なんて、同じようなもんだろう。 色んな説明を聞いて、私なりに受けた印象というのが結構よかったので、ここの学校へ入学したら、ゆうゆうはきっといい子に育つんじゃないなかぁ~なんて思った、 ゆうゆうが、ADHD児じゃなければ。 1番大切なのは、ここなのだ。 府内に数ある私立中学から志望校を選ぶときは、何度も塾長の先生と相談した。もちろん学力もさることながら、ゆうゆうがADHDだということを考慮してもらったうえで、ある大学附属の中等部と、今来ているこの中学が候補に挙がったのだ。 せっかく来たけど、 アカンな・・・・・この学校は、ゆうゆうには合わないような気がする。 これといった理由は自分でもわからないが、そう感じた。 ただ、ゆうゆう自身は未練たっぷりで、なぜあきらめられないかと聞くと 私立中学では珍しい『水泳部』があるから・・・・・・・ 確かに、立派な屋内プールをお持ちなので、水泳が大好物のゆうゆうの気持ちが理解できるのだが、そんな理由で決めていいのかどうか、今、非常に悩み中である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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