ダイビングスポット　大阪から北へ南へ

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• ダイビングスポット◆鹿児島　徳之島

  徳之島は奄美大島の南西に位置する、楕円形のような形の島だ。周囲は約86km。自然の特徴などは奄美大島によく似ているのだが、文化的には奄美的要素に琉球的要素が混合した独自性がある。ダイビングポイントのバリエーションは豊富で、手軽に車で乗り付けられるビーチポイントも多数ある。◯行き方：東京、名古屋、大阪、福岡などの各都市から空路、鹿児島経由へ。そこで乗り換えて徳之島空港へ向かう。鹿児島～徳之島は約1時間。船の場合、鹿児島～那覇の定期航路フェリーが1日1便が運航している。◯シーズン：徳之島の春は水温が20～24℃。この頃はコブシメの繁殖期。目の前でコブシメの交接や産卵、そしてハッチアウトした極小のコブシメ赤ちゃんを見られる。夏から秋は水温も高く、最高で28～29℃ほどになる。晩秋でも水温は20℃台半ばをキープするから、5mmワンピースのウェットで快適に潜ることができる。冬になると北風の影響を受ける日が多くなるが、クジラが島の近海に姿を見せるので、運が良ければ間近で見られるかも。◯人気のダイビングポイント【トンバラ】対象：中級者〜最大水深：30ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【千間】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ

  2020.12.19

• ダイビングスポット◆鹿児島　喜界島

  喜界島は、奄美大島のすぐ東隣、距離にして約30kmに位置している。隆起サンゴ礁でできた平らな島で、周囲わずか48km。喜界の海はダイバーの認知度がまだ低いが、最近ではダイビング雑誌に取り上げられることもあり、島を訪れるダイバーも増えている。◯行き方：東京、大阪などの各都市からは空路、鹿児島空港へ飛び、そこで乗り換えて喜界空港へ。鹿児島～喜界島間は約1時間10分。また奄美大島からの飛行機便もあり、こちらは所用約10分。◯シーズン：北寄りの季節風が弱まれば、喜界島のダイビングシーズンが始まる。春の水温は23～25℃。この時期はコブシメの産卵が見物で、ウミガメの繁殖行動が見られることもある。6～7月、大潮の夜にはサンゴの産卵も見られる。夏本番になれば、水温は最高で30℃ほどまで上がる。高水温は秋になっても続き、チョウチョウウオなど華やかな魚たちがサンゴの上で舞っている。北風が強くなり始めるまでは、快適なダイビングが楽しめるだろう。◯人気のダイビングポイント【ハワイの沈船】対象：初級者〜最大水深：15ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【池治魚礁】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート

  2020.12.18

• ダイビングスポット◆鹿児島　沖永良部島

  細長い三角形をした沖永良部は、隆起サンゴ礁でできた島。長い年月をかけて石灰岩が浸食され、島内には200～300もの鍾乳洞があると言われている。沖永良部島のダイビングポイントは島の周囲に設けられていて、海中環境は東シナ海側はサンゴや砂地もある多彩な環境。一方の太平洋側はダイナミックな地形の環境になっている。ビーチポイントとボートポイントがあり、どちらも初級者から十分に楽しめるポイントが多い。◯行き方：各都市から空路、鹿児島空港を経由して沖永良部空港へ。東京～鹿児島間は約2時間、大阪～鹿児島間は約1時間30分、そして鹿児島～沖永良部間は1時間30分。また、那覇空港からチャーター便「エアドルフィン」を使うことも可能で、那覇～沖永良部間は約50分かかる。◯シーズン：冬から春は南に向いた太平洋側のポイントで潜る。春から初夏は風向きによっては島の西側のポイントを潜ることも多い。この時期は、島に産卵に訪れるウミガメともよく出会うだろう。水温も21～24℃あるから快適だ。夏になると今度は島の北、東シナ海側で潜ることが多くなる。夏から秋は天気も海況も安定し、水温も25℃前後ある。透明度は1年中でもっとも抜ける時期で、50mオーバーもけっして大げさな話ではない。秋は春と同様に、風向きによって島の西側のポイントを潜ることもある。◯人気のダイビングポイント【トカキングチ】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【大津勘】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ビーチ、ボート【ヤグニャドロップ】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ボート

  2020.12.15

• ダイビングスポット◆鹿児島　硫黄島

  硫黄島は、竹島、黒島の2島とともに三島村を構成する島で、九州・薩摩半島南端の長崎鼻から南西に約40km の沖合に浮かんでいる。ダイビングポイントは潮通しのよい豪快なポイントが多く、スタイルはドリフト中心。中・上級者向きの海となっている。◯行き方：三島村三島には、鹿児島港・北埠頭からフェリーが週3便運航する。所要時間は竹島まで約4時間、硫黄島まで約5時間、黒島まで約6時間かかる。◯シーズン：硫黄島周辺で潜るには、ボート移動が長いため、どうして海況の落ち着く夏場が中心になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われれば、天気とともに海況もベストの状態になる。ただし、この時期は黒潮が勢いを増す時期なので、潮はかなり速いことを覚悟しよう。◯人気のダイビングポイント【男岩・夫婦岩】対象：中級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【浅瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート【塩手鼻】対象：中級者～最大水深：40m移動手段：ボート

  2020.12.12

• ダイビングスポット◆鹿児島　トカラ列島

  トカラ列島は、屋久島の南から奄美諸島までの大海原に、点々と並んでいる十数もの島々だ。そのうち有人島は7島で、それらで鹿児島県十島村を構成している。ダイビングポイントはボートが基本。潮の流れが速いポイントも多いので、この海を楽しめるのは中・上級者レベルのダイバーと言うことになる。◯行き方：トカラ列島の島々に渡るには船便を利用する。船は鹿児島港南埠頭からトカラ列島の各島まで、十島村営定期船「としま」が毎週月曜と金曜出発の2便、運航する。所要時間は、中之島まで約7時間。◯シーズン：トカラ列島の海は、北風が弱まる3月からダイビングシーズンが始まる。黒潮本流の真ん中に位置しているから、水温は冬場でも20℃を割ることがないほど温かい。6月にはトビウオが産卵のために大量接岸するのがトカラ列島の風物詩になっている。7～9月は黒潮も勢いを増し、水温も28℃前後になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われてしまえば、嘘のように海は凪いでベストシーズンになる。11月になって北風が吹き始めるとシーズン終了だ。◯人気のダイビングポイント【軍艦】対象：上級者〜最大水深：35ｍ移動手段：ボート【七つ山海岸】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ【屋久島瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート

  2020.12.06

• ダイビングスポット◆鹿児島　種子島

  種子島は鹿児島の南、約100kmに位置する島。南北に細長い形で、しかも海抜は最高でも200mほどという平らな島だ。ダイビングポイントはビーチポイントもあるが、多くは島の沖合いを潜るボートポイントだ。◯行き方：東京、大阪などの各都市から空路、鹿児島空港経由で種子島空港へ。鹿児島～種子島は約40分。船の場合、鹿児島港から種子島・西之表港までフェリーで約4時間。ジェットフォイルで約1.5時間。◯シーズン：種子島では、5月から10月の月平均気温が20℃を越える。春から初夏の水温は20～24℃。アオリイカや魚たちの産卵時期。ウミガメの産卵もこの頃から始まる。晩秋から冬は、北からの季節風の影響を受けるが、海の中はまだまだ多くの魚が見られる。見られる種類が季節ごとに代わる回遊魚は、ブリが冬場の担当。季節が変わっても海のパワーが落ちることはない。◯人気のダイビングポイント【大平瀬（馬毛島）】対象：中級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【浦田ビーチ】対象：初級者～最大水深：15m移動手段：ビーチ【中山ドーム】対象：中級者～最大水深：22m移動手段：ボート

  2020.12.03

• ダイビングスポット◆鹿児島　与論島

  与論島は鹿児島県最南端にある島。鹿児島県と言っても沖縄とは目と鼻の先。与論島のダイビングポイントは、周囲24kmの帽子形をした島を取り囲むように設けられている。基本はボートダイビング。初級者から上級者まで、レベルに合わせたポイントのバリエーションがある。◯行き方：東京、大阪などの各都市から空路、鹿児島空港か那覇空港へ。そこで乗り換えて与論空港へ向かう。鹿児島～与論間は約1時間45分、那覇～与論間は約40分。船の場合、鹿児島～那覇の定期便が毎日1便、与論島へ寄港する。所要時間は鹿児島から約7時間強、那覇から4時間強かかる。◯シーズン：北からの風が止み、海況が落ちついてくる春。与論島では島の北側のポイントに潜り始める。春の水温は22～24℃もあるから、魚や生物が繁殖活動を始め、幼魚などもよく見られるようになる。水温が高くなってくると、ウミガメもよく見かけるようになる。水温は26～28℃ほどで、このまま秋の前半は夏並の状況が続く。秋から冬は、透明度が抜群なので、ワイド系、豪快な地形を楽しみたい人には特にお勧めだ。◯人気のダイビングポイント【茶花（ちゃばな）オアシス】対象：初級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【宇勝（うかち）のアーチ】対象：中級者～最大水深：35m移動手段：ボート【沈船あまみ】対象：中級者～最大水深：35m移動手段：ボート

  2020.11.30

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島南部

  奄美大島南部は北部に比べると山がちなエリアだ。奄美大島最高峰の湯湾岳（標高694m）も南部にある。ダイビングポイントのほとんどは、奄美大島と加計呂麻島の間の大島海峡（瀬戸内）にあり、基本はボートダイビングになる。レベル時には初級者から楽しめるポイントも、中級者以上に楽しいポイントも、どちらも設けられている。◯行き方：奄美大島へは飛行機を利用する。奄美空港へは、羽田からは2時間25分、伊丹からは2時間、鹿児島空港からは 45分で到着。空港から、南部でのダイビングの基点になる瀬戸内町までは、車で約1時間50分ほどかかる。◯シーズン：奄美大島南部では、多少コンディションの上下はあるにしても、ほぼ1年中ダイビングが可能と言える。見られる生物も通年安定しているので、人気種を見逃すロスが少ないのもうれしい。◯人気のダイビングポイント【嘉鉄中（オアシス）】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【安脚場西】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ボート【黒崎西】対象：中級者～最大水深：27m移動手段：ボート

  2020.11.27

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島 北部

  周囲約460km、面積720km2で、沖縄本島、佐渡に次いで日本で3番目に大きい島だ。奄美大島北部では、笠利湾や龍郷湾を中心に島の東シナ海側と太平洋側に、ダイビングポイントが多数設けられている。ポイントはボートが基本だが、水深が比較的浅めでアンカリングで潜ることが多いので、初級者から安心して楽しめる。◯行き方：奄美大島へは空路が便利。東京・羽田空港、大阪・伊丹空港、鹿児島空港から奄美空港まで、直行便が就航している。羽田からは約2時間25分、伊丹からは約2時間、鹿児島からは約45分で到着。東京、大阪からの便数は少ないので、鹿児島空港で乗り換える手もある。。◯シーズン：1～3月の水温は21℃前後、4～6月は25℃前後にまで上がる。各ポイントでは春から盛んに繁殖活動がおこなわれ、 夏に向けて稚魚がどんどん多くなる。夏は、水温が29℃前後。海況も透明度も最も安定するベストシーズンになる。秋にかけては人気のマクロ系も、回遊魚などの大物系も存分に楽しめる。◯人気のダイビングポイント【4丁目】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【ロングホール】対象：初級者～最大水深：30m移動手段：ボート【山本スペシャル】対象：初級者～最大水深：14m移動手段：ボート

  2020.11.24

• ダイビングスポット◆鹿児島　屋久島

  日本で最初の世界自然遺産登録地として、多くの観光客や自然愛好家が集まる屋久島。山中には樹齢数千とも言われる屋久杉の森があり、訪れる人たちを圧倒的な存在感で出迎えてくれる。山や森ばかりが注目されてきた屋久島だが、近年はダイビングサービスも増えて、安全快適にダイビングできる環境が整っている。◯行き方：各都市からは空路、鹿児島空港で乗り換えて屋久島空港へ。鹿児島～屋久島間は1日5便が運行し、約45分。船の場合は、鹿児島空港からシャトルバスで鹿児島市に出て、鹿児島港から屋久島・宮之浦港へフェリーで約4時間、宮之浦港か安房港へジェットフォイルで約2時間ほど。◯シーズン：春から初夏の水温は16℃～21℃ほど。海中はまだそれほど魚影が濃いと言うほどではないが、それでも亜熱帯系の魚たちを普通に見ることができる。夏になると水温は24～28℃にまで上がり、 秋も水温は25～23℃をキープ。魚影も一気に濃くなって、海の中はとても賑やかだ。◯人気のダイビングポイント【一湊タンク下 No.1】対象：初級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【一湊タンク下 No.2】対象：中級者～最大水深：30m移動手段：ボート【一湊タンク下 No.3 (ゼロ戦)】対象：中級者～最大水深：25m移動手段：ボート

  2020.11.21

• ダイビングスポット◆鹿児島　喜界島

  喜界島は、奄美大島のすぐ東隣、距離にして約30kmに位置している。隆起サンゴ礁でできた平らな島で、周囲わずか48km。喜界の海はダイバーの認知度がまだ低いが、最近ではダイビング雑誌に取り上げられることもあり、島を訪れるダイバーも増えている。◯行き方：東京、大阪などの各都市からは空路、鹿児島空港へ飛び、そこで乗り換えて喜界空港へ。鹿児島～喜界島間は約1時間10分。また奄美大島からの飛行機便もあり、こちらは所用約10分。◯シーズン：北寄りの季節風が弱まれば、喜界島のダイビングシーズンが始まる。春の水温は23～25℃。この時期はコブシメの産卵が見物で、ウミガメの繁殖行動が見られることもある。6～7月、大潮の夜にはサンゴの産卵も見られる。夏本番になれば、水温は最高で30℃ほどまで上がる。高水温は秋になっても続き、チョウチョウウオなど華やかな魚たちがサンゴの上で舞っている。北風が強くなり始めるまでは、快適なダイビングが楽しめるだろう。◯人気のダイビングポイント【ハワイの沈船】対象：初級者〜最大水深：15ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【池治魚礁】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.06.10

• ダイビングスポット◆鹿児島　沖永良部島

  細長い三角形をした沖永良部は、隆起サンゴ礁でできた島。長い年月をかけて石灰岩が浸食され、島内には200～300もの鍾乳洞があると言われている。沖永良部島のダイビングポイントは島の周囲に設けられていて、海中環境は東シナ海側はサンゴや砂地もある多彩な環境。一方の太平洋側はダイナミックな地形の環境になっている。ビーチポイントとボートポイントがあり、どちらも初級者から十分に楽しめるポイントが多い。◯行き方：各都市から空路、鹿児島空港を経由して沖永良部空港へ。東京～鹿児島間は約2時間、大阪～鹿児島間は約1時間30分、そして鹿児島～沖永良部間は1時間30分。また、那覇空港からチャーター便「エアドルフィン」を使うことも可能で、那覇～沖永良部間は約50分かかる。◯シーズン：冬から春は南に向いた太平洋側のポイントで潜る。春から初夏は風向きによっては島の西側のポイントを潜ることも多い。この時期は、島に産卵に訪れるウミガメともよく出会うだろう。水温も21～24℃あるから快適だ。夏になると今度は島の北、東シナ海側で潜ることが多くなる。夏から秋は天気も海況も安定し、水温も25℃前後ある。透明度は1年中でもっとも抜ける時期で、50mオーバーもけっして大げさな話ではない。秋は春と同様に、風向きによって島の西側のポイントを潜ることもある。◯人気のダイビングポイント【トカキングチ】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【大津勘】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ビーチ、ボート【ヤグニャドロップ】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.06.07

• ダイビングスポット◆鹿児島　硫黄島

  硫黄島は、竹島、黒島の2島とともに三島村を構成する島で、九州・薩摩半島南端の長崎鼻から南西に約40km の沖合に浮かんでいる。ダイビングポイントは潮通しのよい豪快なポイントが多く、スタイルはドリフト中心。中・上級者向きの海となっている。◯行き方：三島村三島には、鹿児島港・北埠頭からフェリーが週3便運航する。所要時間は竹島まで約4時間、硫黄島まで約5時間、黒島まで約6時間かかる。◯シーズン：硫黄島周辺で潜るには、ボート移動が長いため、どうして海況の落ち着く夏場が中心になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われれば、天気とともに海況もベストの状態になる。ただし、この時期は黒潮が勢いを増す時期なので、潮はかなり速いことを覚悟しよう。◯人気のダイビングポイント【男岩・夫婦岩】対象：中級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【浅瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート【塩手鼻】対象：中級者～最大水深：40m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.06.04

• ダイビングスポット◆鹿児島　徳之島

  徳之島は奄美大島の南西に位置する、楕円形のような形の島だ。周囲は約86km。自然の特徴などは奄美大島によく似ているのだが、文化的には奄美的要素に琉球的要素が混合した独自性がある。ダイビングポイントのバリエーションは豊富で、手軽に車で乗り付けられるビーチポイントも多数ある。◯行き方：東京、名古屋、大阪、福岡などの各都市から空路、鹿児島経由へ。そこで乗り換えて徳之島空港へ向かう。鹿児島～徳之島は約1時間。船の場合、鹿児島～那覇の定期航路フェリーが1日1便が運航している。◯シーズン：徳之島の春は水温が20～24℃。この頃はコブシメの繁殖期。目の前でコブシメの交接や産卵、そしてハッチアウトした極小のコブシメ赤ちゃんを見られる。夏から秋は水温も高く、最高で28～29℃ほどになる。晩秋でも水温は20℃台半ばをキープするから、5mmワンピースのウェットで快適に潜ることができる。冬になると北風の影響を受ける日が多くなるが、クジラが島の近海に姿を見せるので、運が良ければ間近で見られるかも。◯人気のダイビングポイント【トンバラ】対象：中級者〜最大水深：30ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【千間】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ⇒詳しくはこちら

  2019.06.01

• ダイビングスポット◆鹿児島　沖永良部島

  細長い三角形をした沖永良部は、隆起サンゴ礁でできた島。長い年月をかけて石灰岩が浸食され、島内には200～300もの鍾乳洞があると言われている。沖永良部島のダイビングポイントは島の周囲に設けられていて、海中環境は東シナ海側はサンゴや砂地もある多彩な環境。一方の太平洋側はダイナミックな地形の環境になっている。ビーチポイントとボートポイントがあり、どちらも初級者から十分に楽しめるポイントが多い。◯行き方：各都市から空路、鹿児島空港を経由して沖永良部空港へ。東京～鹿児島間は約2時間、大阪～鹿児島間は約1時間30分、そして鹿児島～沖永良部間は1時間30分。また、那覇空港からチャーター便「エアドルフィン」を使うことも可能で、那覇～沖永良部間は約50分かかる。◯シーズン：冬から春は南に向いた太平洋側のポイントで潜る。春から初夏は風向きによっては島の西側のポイントを潜ることも多い。この時期は、島に産卵に訪れるウミガメともよく出会うだろう。水温も21～24℃あるから快適だ。夏になると今度は島の北、東シナ海側で潜ることが多くなる。夏から秋は天気も海況も安定し、水温も25℃前後ある。透明度は1年中でもっとも抜ける時期で、50mオーバーもけっして大げさな話ではない。秋は春と同様に、風向きによって島の西側のポイントを潜ることもある。◯人気のダイビングポイント【トカキングチ】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【大津勘】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ビーチ、ボート【ヤグニャドロップ】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.05.29

• ダイビングスポット◆鹿児島　硫黄島

  硫黄島は、竹島、黒島の2島とともに三島村を構成する島で、九州・薩摩半島南端の長崎鼻から南西に約40km の沖合に浮かんでいる。ダイビングポイントは潮通しのよい豪快なポイントが多く、スタイルはドリフト中心。中・上級者向きの海となっている。◯行き方：三島村三島には、鹿児島港・北埠頭からフェリーが週3便運航する。所要時間は竹島まで約4時間、硫黄島まで約5時間、黒島まで約6時間かかる。◯シーズン：硫黄島周辺で潜るには、ボート移動が長いため、どうして海況の落ち着く夏場が中心になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われれば、天気とともに海況もベストの状態になる。ただし、この時期は黒潮が勢いを増す時期なので、潮はかなり速いことを覚悟しよう。◯人気のダイビングポイント【男岩・夫婦岩】対象：中級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【浅瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート【塩手鼻】対象：中級者～最大水深：40m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.05.26

• ダイビングスポット◆鹿児島　徳之島

  徳之島は奄美大島の南西に位置する、楕円形のような形の島だ。周囲は約86km。自然の特徴などは奄美大島によく似ているのだが、文化的には奄美的要素に琉球的要素が混合した独自性がある。ダイビングポイントのバリエーションは豊富で、手軽に車で乗り付けられるビーチポイントも多数ある。◯行き方：東京、名古屋、大阪、福岡などの各都市から空路、鹿児島経由へ。そこで乗り換えて徳之島空港へ向かう。鹿児島～徳之島は約1時間。船の場合、鹿児島～那覇の定期航路フェリーが1日1便が運航している。◯シーズン：徳之島の春は水温が20～24℃。この頃はコブシメの繁殖期。目の前でコブシメの交接や産卵、そしてハッチアウトした極小のコブシメ赤ちゃんを見られる。夏から秋は水温も高く、最高で28～29℃ほどになる。晩秋でも水温は20℃台半ばをキープするから、5mmワンピースのウェットで快適に潜ることができる。冬になると北風の影響を受ける日が多くなるが、クジラが島の近海に姿を見せるので、運が良ければ間近で見られるかも。◯人気のダイビングポイント【トンバラ】対象：中級者〜最大水深：30ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【千間】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ⇒詳しくはこちら

  2019.05.23

• ダイビングスポット◆鹿児島　トカラ列島

  トカラ列島は、屋久島の南から奄美諸島までの大海原に、点々と並んでいる十数もの島々だ。そのうち有人島は7島で、それらで鹿児島県十島村を構成している。ダイビングポイントはボートが基本。潮の流れが速いポイントも多いので、この海を楽しめるのは中・上級者レベルのダイバーと言うことになる。◯行き方：トカラ列島の島々に渡るには船便を利用する。船は鹿児島港南埠頭からトカラ列島の各島まで、十島村営定期船「としま」が毎週月曜と金曜出発の2便、運航する。所要時間は、中之島まで約7時間。◯シーズン：トカラ列島の海は、北風が弱まる3月からダイビングシーズンが始まる。黒潮本流の真ん中に位置しているから、水温は冬場でも20℃を割ることがないほど温かい。6月にはトビウオが産卵のために大量接岸するのがトカラ列島の風物詩になっている。7～9月は黒潮も勢いを増し、水温も28℃前後になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われてしまえば、嘘のように海は凪いでベストシーズンになる。11月になって北風が吹き始めるとシーズン終了だ。◯人気のダイビングポイント【軍艦】対象：上級者〜最大水深：35ｍ移動手段：ボート【七つ山海岸】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ【屋久島瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.05.20

• ダイビングスポット◆鹿児島　種子島

  種子島は鹿児島の南、約100kmに位置する島。南北に細長い形で、しかも海抜は最高でも200mほどという平らな島だ。ダイビングポイントはビーチポイントもあるが、多くは島の沖合いを潜るボートポイントだ。◯行き方：東京、大阪などの各都市から空路、鹿児島空港経由で種子島空港へ。鹿児島～種子島は約40分。船の場合、鹿児島港から種子島・西之表港までフェリーで約4時間。ジェットフォイルで約1.5時間。◯シーズン：種子島では、5月から10月の月平均気温が20℃を越える。春から初夏の水温は20～24℃。アオリイカや魚たちの産卵時期。ウミガメの産卵もこの頃から始まる。晩秋から冬は、北からの季節風の影響を受けるが、海の中はまだまだ多くの魚が見られる。見られる種類が季節ごとに代わる回遊魚は、ブリが冬場の担当。季節が変わっても海のパワーが落ちることはない。◯人気のダイビングポイント【大平瀬（馬毛島）】対象：中級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【浦田ビーチ】対象：初級者～最大水深：15m移動手段：ビーチ【中山ドーム】対象：中級者～最大水深：22m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.05.17

• ダイビングスポット◆鹿児島　与論島

  与論島は鹿児島県最南端にある島。鹿児島県と言っても沖縄とは目と鼻の先。与論島のダイビングポイントは、周囲24kmの帽子形をした島を取り囲むように設けられている。基本はボートダイビング。初級者から上級者まで、レベルに合わせたポイントのバリエーションがある。◯行き方：東京、大阪などの各都市から空路、鹿児島空港か那覇空港へ。そこで乗り換えて与論空港へ向かう。鹿児島～与論間は約1時間45分、那覇～与論間は約40分。船の場合、鹿児島～那覇の定期便が毎日1便、与論島へ寄港する。所要時間は鹿児島から約7時間強、那覇から4時間強かかる。◯シーズン：北からの風が止み、海況が落ちついてくる春。与論島では島の北側のポイントに潜り始める。春の水温は22～24℃もあるから、魚や生物が繁殖活動を始め、幼魚などもよく見られるようになる。水温が高くなってくると、ウミガメもよく見かけるようになる。水温は26～28℃ほどで、このまま秋の前半は夏並の状況が続く。秋から冬は、透明度が抜群なので、ワイド系、豪快な地形を楽しみたい人には特にお勧めだ。◯人気のダイビングポイント【茶花（ちゃばな）オアシス】対象：初級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【宇勝（うかち）のアーチ】対象：中級者～最大水深：35m移動手段：ボート【沈船あまみ】対象：中級者～最大水深：35m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.05.14

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島南部

  奄美大島南部は北部に比べると山がちなエリアだ。奄美大島最高峰の湯湾岳（標高694m）も南部にある。ダイビングポイントのほとんどは、奄美大島と加計呂麻島の間の大島海峡（瀬戸内）にあり、基本はボートダイビングになる。レベル時には初級者から楽しめるポイントも、中級者以上に楽しいポイントも、どちらも設けられている。◯行き方：奄美大島へは飛行機を利用する。奄美空港へは、羽田からは2時間25分、伊丹からは2時間、鹿児島空港からは 45分で到着。空港から、南部でのダイビングの基点になる瀬戸内町までは、車で約1時間50分ほどかかる。◯シーズン：奄美大島南部では、多少コンディションの上下はあるにしても、ほぼ1年中ダイビングが可能と言える。見られる生物も通年安定しているので、人気種を見逃すロスが少ないのもうれしい。◯人気のダイビングポイント【嘉鉄中（オアシス）】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【安脚場西】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ボート【黒崎西】対象：中級者～最大水深：27m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.05.11

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島 北部

  周囲約460km、面積720km2で、沖縄本島、佐渡に次いで日本で3番目に大きい島だ。奄美大島北部では、笠利湾や龍郷湾を中心に島の東シナ海側と太平洋側に、ダイビングポイントが多数設けられている。ポイントはボートが基本だが、水深が比較的浅めでアンカリングで潜ることが多いので、初級者から安心して楽しめる。◯行き方：奄美大島へは空路が便利。東京・羽田空港、大阪・伊丹空港、鹿児島空港から奄美空港まで、直行便が就航している。羽田からは約2時間25分、伊丹からは約2時間、鹿児島からは約45分で到着。東京、大阪からの便数は少ないので、鹿児島空港で乗り換える手もある。。◯シーズン：1～3月の水温は21℃前後、4～6月は25℃前後にまで上がる。各ポイントでは春から盛んに繁殖活動がおこなわれ、 夏に向けて稚魚がどんどん多くなる。夏は、水温が29℃前後。海況も透明度も最も安定するベストシーズンになる。秋にかけては人気のマクロ系も、回遊魚などの大物系も存分に楽しめる。◯人気のダイビングポイント【4丁目】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【ロングホール】対象：初級者～最大水深：30m移動手段：ボート【山本スペシャル】対象：初級者～最大水深：14m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.05.08

• ダイビングスポット◆鹿児島　屋久島

  日本で最初の世界自然遺産登録地として、多くの観光客や自然愛好家が集まる屋久島。山中には樹齢数千とも言われる屋久杉の森があり、訪れる人たちを圧倒的な存在感で出迎えてくれる。山や森ばかりが注目されてきた屋久島だが、近年はダイビングサービスも増えて、安全快適にダイビングできる環境が整っている。◯行き方：各都市からは空路、鹿児島空港で乗り換えて屋久島空港へ。鹿児島～屋久島間は1日5便が運行し、約45分。船の場合は、鹿児島空港からシャトルバスで鹿児島市に出て、鹿児島港から屋久島・宮之浦港へフェリーで約4時間、宮之浦港か安房港へジェットフォイルで約2時間ほど。◯シーズン：春から初夏の水温は16℃～21℃ほど。海中はまだそれほど魚影が濃いと言うほどではないが、それでも亜熱帯系の魚たちを普通に見ることができる。夏になると水温は24～28℃にまで上がり、 秋も水温は25～23℃をキープ。魚影も一気に濃くなって、海の中はとても賑やかだ。◯人気のダイビングポイント【一湊タンク下 No.1】対象：初級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【一湊タンク下 No.2】対象：中級者～最大水深：30m移動手段：ボート【一湊タンク下 No.3 (ゼロ戦)】対象：中級者～最大水深：25m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.05.05

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島南部

  奄美大島南部は北部に比べると山がちなエリアだ。奄美大島最高峰の湯湾岳（標高694m）も南部にある。ダイビングポイントのほとんどは、奄美大島と加計呂麻島の間の大島海峡（瀬戸内）にあり、基本はボートダイビングになる。レベル時には初級者から楽しめるポイントも、中級者以上に楽しいポイントも、どちらも設けられている。◯行き方：奄美大島へは飛行機を利用する。奄美空港へは、羽田からは2時間25分、伊丹からは2時間、鹿児島空港からは 45分で到着。空港から、南部でのダイビングの基点になる瀬戸内町までは、車で約1時間50分ほどかかる。◯シーズン：奄美大島南部では、多少コンディションの上下はあるにしても、ほぼ1年中ダイビングが可能と言える。見られる生物も通年安定しているので、人気種を見逃すロスが少ないのもうれしい。◯人気のダイビングポイント【嘉鉄中（オアシス）】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【安脚場西】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ボート【黒崎西】対象：中級者～最大水深：27m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.04.29

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島 北部

  周囲約460km、面積720km2で、沖縄本島、佐渡に次いで日本で3番目に大きい島だ。奄美大島北部では、笠利湾や龍郷湾を中心に島の東シナ海側と太平洋側に、ダイビングポイントが多数設けられている。ポイントはボートが基本だが、水深が比較的浅めでアンカリングで潜ることが多いので、初級者から安心して楽しめる。◯行き方：奄美大島へは空路が便利。東京・羽田空港、大阪・伊丹空港、鹿児島空港から奄美空港まで、直行便が就航している。羽田からは約2時間25分、伊丹からは約2時間、鹿児島からは約45分で到着。東京、大阪からの便数は少ないので、鹿児島空港で乗り換える手もある。。◯シーズン：1～3月の水温は21℃前後、4～6月は25℃前後にまで上がる。各ポイントでは春から盛んに繁殖活動がおこなわれ、 夏に向けて稚魚がどんどん多くなる。夏は、水温が29℃前後。海況も透明度も最も安定するベストシーズンになる。秋にかけては人気のマクロ系も、回遊魚などの大物系も存分に楽しめる。◯人気のダイビングポイント【4丁目】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【ロングホール】対象：初級者～最大水深：30m移動手段：ボート【山本スペシャル】対象：初級者～最大水深：14m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.04.26

• ダイビングスポット◆鹿児島　屋久島

  日本で最初の世界自然遺産登録地として、多くの観光客や自然愛好家が集まる屋久島。山中には樹齢数千とも言われる屋久杉の森があり、訪れる人たちを圧倒的な存在感で出迎えてくれる。山や森ばかりが注目されてきた屋久島だが、近年はダイビングサービスも増えて、安全快適にダイビングできる環境が整っている。◯行き方：各都市からは空路、鹿児島空港で乗り換えて屋久島空港へ。鹿児島～屋久島間は1日5便が運行し、約45分。船の場合は、鹿児島空港からシャトルバスで鹿児島市に出て、鹿児島港から屋久島・宮之浦港へフェリーで約4時間、宮之浦港か安房港へジェットフォイルで約2時間ほど。◯シーズン：春から初夏の水温は16℃～21℃ほど。海中はまだそれほど魚影が濃いと言うほどではないが、それでも亜熱帯系の魚たちを普通に見ることができる。夏になると水温は24～28℃にまで上がり、 秋も水温は25～23℃をキープ。魚影も一気に濃くなって、海の中はとても賑やかだ。◯人気のダイビングポイント【一湊タンク下 No.1】対象：初級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【一湊タンク下 No.2】対象：中級者～最大水深：30m移動手段：ボート【一湊タンク下 No.3 (ゼロ戦)】対象：中級者～最大水深：25m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2019.04.23

• ダイビングスポット◆鹿児島　喜界島

  喜界島は、奄美大島のすぐ東隣、距離にして約30kmに位置している。隆起サンゴ礁でできた平らな島で、周囲わずか48km。喜界の海はダイバーの認知度がまだ低いが、最近ではダイビング雑誌に取り上げられることもあり、島を訪れるダイバーも増えている。◯行き方：東京、大阪などの各都市からは空路、鹿児島空港へ飛び、そこで乗り換えて喜界空港へ。鹿児島～喜界島間は約1時間10分。また奄美大島からの飛行機便もあり、こちらは所用約10分。◯シーズン：北寄りの季節風が弱まれば、喜界島のダイビングシーズンが始まる。春の水温は23～25℃。この時期はコブシメの産卵が見物で、ウミガメの繁殖行動が見られることもある。6～7月、大潮の夜にはサンゴの産卵も見られる。夏本番になれば、水温は最高で30℃ほどまで上がる。高水温は秋になっても続き、チョウチョウウオなど華やかな魚たちがサンゴの上で舞っている。北風が強くなり始めるまでは、快適なダイビングが楽しめるだろう。◯人気のダイビングポイント【ハワイの沈船】対象：初級者〜最大水深：15ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【池治魚礁】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2017.10.30

• ダイビングスポット◆鹿児島　沖永良部島

  細長い三角形をした沖永良部は、隆起サンゴ礁でできた島。長い年月をかけて石灰岩が浸食され、島内には200～300もの鍾乳洞があると言われている。沖永良部島のダイビングポイントは島の周囲に設けられていて、海中環境は東シナ海側はサンゴや砂地もある多彩な環境。一方の太平洋側はダイナミックな地形の環境になっている。ビーチポイントとボートポイントがあり、どちらも初級者から十分に楽しめるポイントが多い。◯行き方：各都市から空路、鹿児島空港を経由して沖永良部空港へ。東京～鹿児島間は約2時間、大阪～鹿児島間は約1時間30分、そして鹿児島～沖永良部間は1時間30分。また、那覇空港からチャーター便「エアドルフィン」を使うことも可能で、那覇～沖永良部間は約50分かかる。◯シーズン：冬から春は南に向いた太平洋側のポイントで潜る。春から初夏は風向きによっては島の西側のポイントを潜ることも多い。この時期は、島に産卵に訪れるウミガメともよく出会うだろう。水温も21～24℃あるから快適だ。夏になると今度は島の北、東シナ海側で潜ることが多くなる。夏から秋は天気も海況も安定し、水温も25℃前後ある。透明度は1年中でもっとも抜ける時期で、50mオーバーもけっして大げさな話ではない。秋は春と同様に、風向きによって島の西側のポイントを潜ることもある。◯人気のダイビングポイント【トカキングチ】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【大津勘】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ビーチ、ボート【ヤグニャドロップ】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2017.10.28

• ダイビングスポット◆鹿児島　硫黄島

  硫黄島は、竹島、黒島の2島とともに三島村を構成する島で、九州・薩摩半島南端の長崎鼻から南西に約40km の沖合に浮かんでいる。ダイビングポイントは潮通しのよい豪快なポイントが多く、スタイルはドリフト中心。中・上級者向きの海となっている。◯行き方：三島村三島には、鹿児島港・北埠頭からフェリーが週3便運航する。所要時間は竹島まで約4時間、硫黄島まで約5時間、黒島まで約6時間かかる。◯シーズン：硫黄島周辺で潜るには、ボート移動が長いため、どうして海況の落ち着く夏場が中心になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われれば、天気とともに海況もベストの状態になる。ただし、この時期は黒潮が勢いを増す時期なので、潮はかなり速いことを覚悟しよう。◯人気のダイビングポイント【男岩・夫婦岩】対象：中級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【浅瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート【塩手鼻】対象：中級者～最大水深：40m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2017.10.25

• ダイビングスポット◆鹿児島　徳之島

  徳之島は奄美大島の南西に位置する、楕円形のような形の島だ。周囲は約86km。自然の特徴などは奄美大島によく似ているのだが、文化的には奄美的要素に琉球的要素が混合した独自性がある。ダイビングポイントのバリエーションは豊富で、手軽に車で乗り付けられるビーチポイントも多数ある。◯行き方：東京、名古屋、大阪、福岡などの各都市から空路、鹿児島経由へ。そこで乗り換えて徳之島空港へ向かう。鹿児島～徳之島は約1時間。船の場合、鹿児島～那覇の定期航路フェリーが1日1便が運航している。◯シーズン：徳之島の春は水温が20～24℃。この頃はコブシメの繁殖期。目の前でコブシメの交接や産卵、そしてハッチアウトした極小のコブシメ赤ちゃんを見られる。夏から秋は水温も高く、最高で28～29℃ほどになる。晩秋でも水温は20℃台半ばをキープするから、5mmワンピースのウェットで快適に潜ることができる。冬になると北風の影響を受ける日が多くなるが、クジラが島の近海に姿を見せるので、運が良ければ間近で見られるかも。◯人気のダイビングポイント【トンバラ】対象：中級者〜最大水深：30ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【千間】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ⇒詳しくはこちら

  2017.10.23

• ダイビングスポット◆鹿児島　トカラ列島

  トカラ列島は、屋久島の南から奄美諸島までの大海原に、点々と並んでいる十数もの島々だ。そのうち有人島は7島で、それらで鹿児島県十島村を構成している。ダイビングポイントはボートが基本。潮の流れが速いポイントも多いので、この海を楽しめるのは中・上級者レベルのダイバーと言うことになる。◯行き方：トカラ列島の島々に渡るには船便を利用する。船は鹿児島港南埠頭からトカラ列島の各島まで、十島村営定期船「としま」が毎週月曜と金曜出発の2便、運航する。所要時間は、中之島まで約7時間。◯シーズン：トカラ列島の海は、北風が弱まる3月からダイビングシーズンが始まる。黒潮本流の真ん中に位置しているから、水温は冬場でも20℃を割ることがないほど温かい。6月にはトビウオが産卵のために大量接岸するのがトカラ列島の風物詩になっている。7～9月は黒潮も勢いを増し、水温も28℃前後になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われてしまえば、嘘のように海は凪いでベストシーズンになる。11月になって北風が吹き始めるとシーズン終了だ。◯人気のダイビングポイント【軍艦】対象：上級者〜最大水深：35ｍ移動手段：ボート【七つ山海岸】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ【屋久島瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2017.10.20

• ダイビングスポット◆鹿児島　種子島

  種子島は鹿児島の南、約100kmに位置する島。南北に細長い形で、しかも海抜は最高でも200mほどという平らな島だ。ダイビングポイントはビーチポイントもあるが、多くは島の沖合いを潜るボートポイントだ。◯行き方：東京、大阪などの各都市から空路、鹿児島空港経由で種子島空港へ。鹿児島～種子島は約40分。船の場合、鹿児島港から種子島・西之表港までフェリーで約4時間。ジェットフォイルで約1.5時間。◯シーズン：種子島では、5月から10月の月平均気温が20℃を越える。春から初夏の水温は20～24℃。アオリイカや魚たちの産卵時期。ウミガメの産卵もこの頃から始まる。晩秋から冬は、北からの季節風の影響を受けるが、海の中はまだまだ多くの魚が見られる。見られる種類が季節ごとに代わる回遊魚は、ブリが冬場の担当。季節が変わっても海のパワーが落ちることはない。◯人気のダイビングポイント【大平瀬（馬毛島）】対象：中級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【浦田ビーチ】対象：初級者～最大水深：15m移動手段：ビーチ【中山ドーム】対象：中級者～最大水深：22m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2017.10.17

• ダイビングスポット◆鹿児島　与論島

  与論島は鹿児島県最南端にある島。鹿児島県と言っても沖縄とは目と鼻の先。与論島のダイビングポイントは、周囲24kmの帽子形をした島を取り囲むように設けられている。基本はボートダイビング。初級者から上級者まで、レベルに合わせたポイントのバリエーションがある。◯行き方：東京、大阪などの各都市から空路、鹿児島空港か那覇空港へ。そこで乗り換えて与論空港へ向かう。鹿児島～与論間は約1時間45分、那覇～与論間は約40分。船の場合、鹿児島～那覇の定期便が毎日1便、与論島へ寄港する。所要時間は鹿児島から約7時間強、那覇から4時間強かかる。◯シーズン：北からの風が止み、海況が落ちついてくる春。与論島では島の北側のポイントに潜り始める。春の水温は22～24℃もあるから、魚や生物が繁殖活動を始め、幼魚などもよく見られるようになる。水温が高くなってくると、ウミガメもよく見かけるようになる。水温は26～28℃ほどで、このまま秋の前半は夏並の状況が続く。秋から冬は、透明度が抜群なので、ワイド系、豪快な地形を楽しみたい人には特にお勧めだ。◯人気のダイビングポイント【茶花（ちゃばな）オアシス】対象：初級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【宇勝（うかち）のアーチ】対象：中級者～最大水深：35m移動手段：ボート【沈船あまみ】対象：中級者～最大水深：35m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2017.10.14

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島南部

  奄美大島南部は北部に比べると山がちなエリアだ。奄美大島最高峰の湯湾岳（標高694m）も南部にある。ダイビングポイントのほとんどは、奄美大島と加計呂麻島の間の大島海峡（瀬戸内）にあり、基本はボートダイビングになる。レベル時には初級者から楽しめるポイントも、中級者以上に楽しいポイントも、どちらも設けられている。◯行き方：奄美大島へは飛行機を利用する。奄美空港へは、羽田からは2時間25分、伊丹からは2時間、鹿児島空港からは 45分で到着。空港から、南部でのダイビングの基点になる瀬戸内町までは、車で約1時間50分ほどかかる。◯シーズン：奄美大島南部では、多少コンディションの上下はあるにしても、ほぼ1年中ダイビングが可能と言える。見られる生物も通年安定しているので、人気種を見逃すロスが少ないのもうれしい。◯人気のダイビングポイント【嘉鉄中（オアシス）】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【安脚場西】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ボート【黒崎西】対象：中級者～最大水深：27m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2017.10.12

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島 北部

  周囲約460km、面積720km2で、沖縄本島、佐渡に次いで日本で3番目に大きい島だ。奄美大島北部では、笠利湾や龍郷湾を中心に島の東シナ海側と太平洋側に、ダイビングポイントが多数設けられている。ポイントはボートが基本だが、水深が比較的浅めでアンカリングで潜ることが多いので、初級者から安心して楽しめる。◯行き方：奄美大島へは空路が便利。東京・羽田空港、大阪・伊丹空港、鹿児島空港から奄美空港まで、直行便が就航している。羽田からは約2時間25分、伊丹からは約2時間、鹿児島からは約45分で到着。東京、大阪からの便数は少ないので、鹿児島空港で乗り換える手もある。。◯シーズン：1～3月の水温は21℃前後、4～6月は25℃前後にまで上がる。各ポイントでは春から盛んに繁殖活動がおこなわれ、 夏に向けて稚魚がどんどん多くなる。夏は、水温が29℃前後。海況も透明度も最も安定するベストシーズンになる。秋にかけては人気のマクロ系も、回遊魚などの大物系も存分に楽しめる。◯人気のダイビングポイント【4丁目】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【ロングホール】対象：初級者～最大水深：30m移動手段：ボート【山本スペシャル】対象：初級者～最大水深：14m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2017.10.09

• ダイビングスポット◆鹿児島　屋久島

  日本で最初の世界自然遺産登録地として、多くの観光客や自然愛好家が集まる屋久島。山中には樹齢数千とも言われる屋久杉の森があり、訪れる人たちを圧倒的な存在感で出迎えてくれる。山や森ばかりが注目されてきた屋久島だが、近年はダイビングサービスも増えて、安全快適にダイビングできる環境が整っている。◯行き方：各都市からは空路、鹿児島空港で乗り換えて屋久島空港へ。鹿児島～屋久島間は1日5便が運行し、約45分。船の場合は、鹿児島空港からシャトルバスで鹿児島市に出て、鹿児島港から屋久島・宮之浦港へフェリーで約4時間、宮之浦港か安房港へジェットフォイルで約2時間ほど。◯シーズン：春から初夏の水温は16℃～21℃ほど。海中はまだそれほど魚影が濃いと言うほどではないが、それでも亜熱帯系の魚たちを普通に見ることができる。夏になると水温は24～28℃にまで上がり、 秋も水温は25～23℃をキープ。魚影も一気に濃くなって、海の中はとても賑やかだ。◯人気のダイビングポイント【一湊タンク下 No.1】対象：初級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【一湊タンク下 No.2】対象：中級者～最大水深：30m移動手段：ボート【一湊タンク下 No.3 (ゼロ戦)】対象：中級者～最大水深：25m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2017.10.06

• ダイビングスポット◆鹿児島　喜界島

  喜界島は、奄美大島のすぐ東隣、距離にして約30kmに位置している。隆起サンゴ礁でできた平らな島で、周囲わずか48km。喜界の海はダイバーの認知度がまだ低いが、最近ではダイビング雑誌に取り上げられることもあり、島を訪れるダイバーも増えている。◯行き方：東京、大阪などの各都市からは空路、鹿児島空港へ飛び、そこで乗り換えて喜界空港へ。鹿児島～喜界島間は約1時間10分。また奄美大島からの飛行機便もあり、こちらは所用約10分。◯シーズン：北寄りの季節風が弱まれば、喜界島のダイビングシーズンが始まる。春の水温は23～25℃。この時期はコブシメの産卵が見物で、ウミガメの繁殖行動が見られることもある。6～7月、大潮の夜にはサンゴの産卵も見られる。夏本番になれば、水温は最高で30℃ほどまで上がる。高水温は秋になっても続き、チョウチョウウオなど華やかな魚たちがサンゴの上で舞っている。北風が強くなり始めるまでは、快適なダイビングが楽しめるだろう。◯人気のダイビングポイント【ハワイの沈船】対象：初級者〜最大水深：15ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【池治魚礁】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2016.04.05

• ダイビングスポット◆鹿児島　沖永良部島

  細長い三角形をした沖永良部は、隆起サンゴ礁でできた島。長い年月をかけて石灰岩が浸食され、島内には200～300もの鍾乳洞があると言われている。沖永良部島のダイビングポイントは島の周囲に設けられていて、海中環境は東シナ海側はサンゴや砂地もある多彩な環境。一方の太平洋側はダイナミックな地形の環境になっている。ビーチポイントとボートポイントがあり、どちらも初級者から十分に楽しめるポイントが多い。◯行き方：各都市から空路、鹿児島空港を経由して沖永良部空港へ。東京～鹿児島間は約2時間、大阪～鹿児島間は約1時間30分、そして鹿児島～沖永良部間は1時間30分。また、那覇空港からチャーター便「エアドルフィン」を使うことも可能で、那覇～沖永良部間は約50分かかる。◯シーズン：冬から春は南に向いた太平洋側のポイントで潜る。春から初夏は風向きによっては島の西側のポイントを潜ることも多い。この時期は、島に産卵に訪れるウミガメともよく出会うだろう。水温も21～24℃あるから快適だ。夏になると今度は島の北、東シナ海側で潜ることが多くなる。夏から秋は天気も海況も安定し、水温も25℃前後ある。透明度は1年中でもっとも抜ける時期で、50mオーバーもけっして大げさな話ではない。秋は春と同様に、風向きによって島の西側のポイントを潜ることもある。◯人気のダイビングポイント【トカキングチ】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【大津勘】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ビーチ、ボート【ヤグニャドロップ】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2016.04.01

• ダイビングスポット◆鹿児島　硫黄島

  硫黄島は、竹島、黒島の2島とともに三島村を構成する島で、九州・薩摩半島南端の長崎鼻から南西に約40km の沖合に浮かんでいる。ダイビングポイントは潮通しのよい豪快なポイントが多く、スタイルはドリフト中心。中・上級者向きの海となっている。◯行き方：三島村三島には、鹿児島港・北埠頭からフェリーが週3便運航する。所要時間は竹島まで約4時間、硫黄島まで約5時間、黒島まで約6時間かかる。◯シーズン：硫黄島周辺で潜るには、ボート移動が長いため、どうして海況の落ち着く夏場が中心になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われれば、天気とともに海況もベストの状態になる。ただし、この時期は黒潮が勢いを増す時期なので、潮はかなり速いことを覚悟しよう。◯人気のダイビングポイント【男岩・夫婦岩】対象：中級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【浅瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート【塩手鼻】対象：中級者～最大水深：40m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2016.03.28

• ダイビングスポット◆鹿児島　徳之島

  徳之島は奄美大島の南西に位置する、楕円形のような形の島だ。周囲は約86km。自然の特徴などは奄美大島によく似ているのだが、文化的には奄美的要素に琉球的要素が混合した独自性がある。ダイビングポイントのバリエーションは豊富で、手軽に車で乗り付けられるビーチポイントも多数ある。◯行き方：東京、名古屋、大阪、福岡などの各都市から空路、鹿児島経由へ。そこで乗り換えて徳之島空港へ向かう。鹿児島～徳之島は約1時間。船の場合、鹿児島～那覇の定期航路フェリーが1日1便が運航している。◯シーズン：徳之島の春は水温が20～24℃。この頃はコブシメの繁殖期。目の前でコブシメの交接や産卵、そしてハッチアウトした極小のコブシメ赤ちゃんを見られる。夏から秋は水温も高く、最高で28～29℃ほどになる。晩秋でも水温は20℃台半ばをキープするから、5mmワンピースのウェットで快適に潜ることができる。冬になると北風の影響を受ける日が多くなるが、クジラが島の近海に姿を見せるので、運が良ければ間近で見られるかも。◯人気のダイビングポイント【トンバラ】対象：中級者〜最大水深：30ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【千間】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ⇒詳しくはこちら

  2016.03.24

• ダイビングスポット◆鹿児島　トカラ列島

  トカラ列島は、屋久島の南から奄美諸島までの大海原に、点々と並んでいる十数もの島々だ。そのうち有人島は7島で、それらで鹿児島県十島村を構成している。ダイビングポイントはボートが基本。潮の流れが速いポイントも多いので、この海を楽しめるのは中・上級者レベルのダイバーと言うことになる。◯行き方：トカラ列島の島々に渡るには船便を利用する。船は鹿児島港南埠頭からトカラ列島の各島まで、十島村営定期船「としま」が毎週月曜と金曜出発の2便、運航する。所要時間は、中之島まで約7時間。◯シーズン：トカラ列島の海は、北風が弱まる3月からダイビングシーズンが始まる。黒潮本流の真ん中に位置しているから、水温は冬場でも20℃を割ることがないほど温かい。6月にはトビウオが産卵のために大量接岸するのがトカラ列島の風物詩になっている。7～9月は黒潮も勢いを増し、水温も28℃前後になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われてしまえば、嘘のように海は凪いでベストシーズンになる。11月になって北風が吹き始めるとシーズン終了だ。◯人気のダイビングポイント【軍艦】対象：上級者〜最大水深：35ｍ移動手段：ボート【七つ山海岸】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ【屋久島瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2016.03.22

• ダイビングスポット◆鹿児島　種子島

  種子島は鹿児島の南、約100kmに位置する島。南北に細長い形で、しかも海抜は最高でも200mほどという平らな島だ。ダイビングポイントはビーチポイントもあるが、多くは島の沖合いを潜るボートポイントだ。◯行き方：東京、大阪などの各都市から空路、鹿児島空港経由で種子島空港へ。鹿児島～種子島は約40分。船の場合、鹿児島港から種子島・西之表港までフェリーで約4時間。ジェットフォイルで約1.5時間。◯シーズン：種子島では、5月から10月の月平均気温が20℃を越える。春から初夏の水温は20～24℃。アオリイカや魚たちの産卵時期。ウミガメの産卵もこの頃から始まる。晩秋から冬は、北からの季節風の影響を受けるが、海の中はまだまだ多くの魚が見られる。見られる種類が季節ごとに代わる回遊魚は、ブリが冬場の担当。季節が変わっても海のパワーが落ちることはない。◯人気のダイビングポイント【大平瀬（馬毛島）】対象：中級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【浦田ビーチ】対象：初級者～最大水深：15m移動手段：ビーチ【中山ドーム】対象：中級者～最大水深：22m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2016.03.18

• ダイビングスポット◆鹿児島　与論島

  与論島は鹿児島県最南端にある島。鹿児島県と言っても沖縄とは目と鼻の先。与論島のダイビングポイントは、周囲24kmの帽子形をした島を取り囲むように設けられている。基本はボートダイビング。初級者から上級者まで、レベルに合わせたポイントのバリエーションがある。◯行き方：東京、大阪などの各都市から空路、鹿児島空港か那覇空港へ。そこで乗り換えて与論空港へ向かう。鹿児島～与論間は約1時間45分、那覇～与論間は約40分。船の場合、鹿児島～那覇の定期便が毎日1便、与論島へ寄港する。所要時間は鹿児島から約7時間強、那覇から4時間強かかる。◯シーズン：北からの風が止み、海況が落ちついてくる春。与論島では島の北側のポイントに潜り始める。春の水温は22～24℃もあるから、魚や生物が繁殖活動を始め、幼魚などもよく見られるようになる。水温が高くなってくると、ウミガメもよく見かけるようになる。水温は26～28℃ほどで、このまま秋の前半は夏並の状況が続く。秋から冬は、透明度が抜群なので、ワイド系、豪快な地形を楽しみたい人には特にお勧めだ。◯人気のダイビングポイント【茶花（ちゃばな）オアシス】対象：初級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【宇勝（うかち）のアーチ】対象：中級者～最大水深：35m移動手段：ボート【沈船あまみ】対象：中級者～最大水深：35m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2016.03.16

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島南部

  奄美大島南部は北部に比べると山がちなエリアだ。奄美大島最高峰の湯湾岳（標高694m）も南部にある。ダイビングポイントのほとんどは、奄美大島と加計呂麻島の間の大島海峡（瀬戸内）にあり、基本はボートダイビングになる。レベル時には初級者から楽しめるポイントも、中級者以上に楽しいポイントも、どちらも設けられている。◯行き方：奄美大島へは飛行機を利用する。奄美空港へは、羽田からは2時間25分、伊丹からは2時間、鹿児島空港からは 45分で到着。空港から、南部でのダイビングの基点になる瀬戸内町までは、車で約1時間50分ほどかかる。◯シーズン：奄美大島南部では、多少コンディションの上下はあるにしても、ほぼ1年中ダイビングが可能と言える。見られる生物も通年安定しているので、人気種を見逃すロスが少ないのもうれしい。◯人気のダイビングポイント【嘉鉄中（オアシス）】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【安脚場西】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ボート【黒崎西】対象：中級者～最大水深：27m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2016.03.14

• ダイビングスポット◆鹿児島　奄美大島 北部

  周囲約460km、面積720km2で、沖縄本島、佐渡に次いで日本で3番目に大きい島だ。奄美大島北部では、笠利湾や龍郷湾を中心に島の東シナ海側と太平洋側に、ダイビングポイントが多数設けられている。ポイントはボートが基本だが、水深が比較的浅めでアンカリングで潜ることが多いので、初級者から安心して楽しめる。◯行き方：奄美大島へは空路が便利。東京・羽田空港、大阪・伊丹空港、鹿児島空港から奄美空港まで、直行便が就航している。羽田からは約2時間25分、伊丹からは約2時間、鹿児島からは約45分で到着。東京、大阪からの便数は少ないので、鹿児島空港で乗り換える手もある。。◯シーズン：1～3月の水温は21℃前後、4～6月は25℃前後にまで上がる。各ポイントでは春から盛んに繁殖活動がおこなわれ、 夏に向けて稚魚がどんどん多くなる。夏は、水温が29℃前後。海況も透明度も最も安定するベストシーズンになる。秋にかけては人気のマクロ系も、回遊魚などの大物系も存分に楽しめる。◯人気のダイビングポイント【4丁目】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【ロングホール】対象：初級者～最大水深：30m移動手段：ボート【山本スペシャル】対象：初級者～最大水深：14m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2016.03.10

• ダイビングスポット◆鹿児島　屋久島

  日本で最初の世界自然遺産登録地として、多くの観光客や自然愛好家が集まる屋久島。山中には樹齢数千とも言われる屋久杉の森があり、訪れる人たちを圧倒的な存在感で出迎えてくれる。山や森ばかりが注目されてきた屋久島だが、近年はダイビングサービスも増えて、安全快適にダイビングできる環境が整っている。◯行き方：各都市からは空路、鹿児島空港で乗り換えて屋久島空港へ。鹿児島～屋久島間は1日5便が運行し、約45分。船の場合は、鹿児島空港からシャトルバスで鹿児島市に出て、鹿児島港から屋久島・宮之浦港へフェリーで約4時間、宮之浦港か安房港へジェットフォイルで約2時間ほど。◯シーズン：春から初夏の水温は16℃～21℃ほど。海中はまだそれほど魚影が濃いと言うほどではないが、それでも亜熱帯系の魚たちを普通に見ることができる。夏になると水温は24～28℃にまで上がり、 秋も水温は25～23℃をキープ。魚影も一気に濃くなって、海の中はとても賑やかだ。◯人気のダイビングポイント【一湊タンク下 No.1】対象：初級者〜最大水深：18ｍ移動手段：ボート【一湊タンク下 No.2】対象：中級者～最大水深：30m移動手段：ボート【一湊タンク下 No.3 (ゼロ戦)】対象：中級者～最大水深：25m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2016.03.08

• ダイビングスポット◆鹿児島　喜界島

  喜界島は、奄美大島のすぐ東隣、距離にして約30kmに位置している。隆起サンゴ礁でできた平らな島で、周囲わずか48km。喜界の海はダイバーの認知度がまだ低いが、最近ではダイビング雑誌に取り上げられることもあり、島を訪れるダイバーも増えている。◯行き方：東京、大阪などの各都市からは空路、鹿児島空港へ飛び、そこで乗り換えて喜界空港へ。鹿児島～喜界島間は約1時間10分。また奄美大島からの飛行機便もあり、こちらは所用約10分。◯シーズン：北寄りの季節風が弱まれば、喜界島のダイビングシーズンが始まる。春の水温は23～25℃。この時期はコブシメの産卵が見物で、ウミガメの繁殖行動が見られることもある。6～7月、大潮の夜にはサンゴの産卵も見られる。夏本番になれば、水温は最高で30℃ほどまで上がる。高水温は秋になっても続き、チョウチョウウオなど華やかな魚たちがサンゴの上で舞っている。北風が強くなり始めるまでは、快適なダイビングが楽しめるだろう。◯人気のダイビングポイント【ハワイの沈船】対象：初級者〜最大水深：15ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【池治魚礁】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2014.08.11

• ダイビングスポット◆鹿児島　沖永良部島

  細長い三角形をした沖永良部は、隆起サンゴ礁でできた島。長い年月をかけて石灰岩が浸食され、島内には200～300もの鍾乳洞があると言われている。沖永良部島のダイビングポイントは島の周囲に設けられていて、海中環境は東シナ海側はサンゴや砂地もある多彩な環境。一方の太平洋側はダイナミックな地形の環境になっている。ビーチポイントとボートポイントがあり、どちらも初級者から十分に楽しめるポイントが多い。◯行き方：各都市から空路、鹿児島空港を経由して沖永良部空港へ。東京～鹿児島間は約2時間、大阪～鹿児島間は約1時間30分、そして鹿児島～沖永良部間は1時間30分。また、那覇空港からチャーター便「エアドルフィン」を使うことも可能で、那覇～沖永良部間は約50分かかる。◯シーズン：冬から春は南に向いた太平洋側のポイントで潜る。春から初夏は風向きによっては島の西側のポイントを潜ることも多い。この時期は、島に産卵に訪れるウミガメともよく出会うだろう。水温も21～24℃あるから快適だ。夏になると今度は島の北、東シナ海側で潜ることが多くなる。夏から秋は天気も海況も安定し、水温も25℃前後ある。透明度は1年中でもっとも抜ける時期で、50mオーバーもけっして大げさな話ではない。秋は春と同様に、風向きによって島の西側のポイントを潜ることもある。◯人気のダイビングポイント【トカキングチ】対象：初級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【大津勘】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ビーチ、ボート【ヤグニャドロップ】対象：初級者～最大水深：28m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2014.07.24

• ダイビングスポット◆鹿児島　硫黄島

  硫黄島は、竹島、黒島の2島とともに三島村を構成する島で、九州・薩摩半島南端の長崎鼻から南西に約40km の沖合に浮かんでいる。ダイビングポイントは潮通しのよい豪快なポイントが多く、スタイルはドリフト中心。中・上級者向きの海となっている。◯行き方：三島村三島には、鹿児島港・北埠頭からフェリーが週3便運航する。所要時間は竹島まで約4時間、硫黄島まで約5時間、黒島まで約6時間かかる。◯シーズン：硫黄島周辺で潜るには、ボート移動が長いため、どうして海況の落ち着く夏場が中心になる。太平洋高気圧にすっぽり覆われれば、天気とともに海況もベストの状態になる。ただし、この時期は黒潮が勢いを増す時期なので、潮はかなり速いことを覚悟しよう。◯人気のダイビングポイント【男岩・夫婦岩】対象：中級者〜最大水深：20ｍ移動手段：ボート【浅瀬】対象：中級者～最大水深：20m移動手段：ボート【塩手鼻】対象：中級者～最大水深：40m移動手段：ボート⇒詳しくはこちら

  2014.07.21

• ダイビングスポット◆鹿児島　徳之島

  徳之島は奄美大島の南西に位置する、楕円形のような形の島だ。周囲は約86km。自然の特徴などは奄美大島によく似ているのだが、文化的には奄美的要素に琉球的要素が混合した独自性がある。ダイビングポイントのバリエーションは豊富で、手軽に車で乗り付けられるビーチポイントも多数ある。◯行き方：東京、名古屋、大阪、福岡などの各都市から空路、鹿児島経由へ。そこで乗り換えて徳之島空港へ向かう。鹿児島～徳之島は約1時間。船の場合、鹿児島～那覇の定期航路フェリーが1日1便が運航している。◯シーズン：徳之島の春は水温が20～24℃。この頃はコブシメの繁殖期。目の前でコブシメの交接や産卵、そしてハッチアウトした極小のコブシメ赤ちゃんを見られる。夏から秋は水温も高く、最高で28～29℃ほどになる。晩秋でも水温は20℃台半ばをキープするから、5mmワンピースのウェットで快適に潜ることができる。冬になると北風の影響を受ける日が多くなるが、クジラが島の近海に姿を見せるので、運が良ければ間近で見られるかも。◯人気のダイビングポイント【トンバラ】対象：中級者〜最大水深：30ｍ移動手段：ボート【イソバナロック】対象：上級者～最大水深：40m移動手段：ボート【千間】対象：初級者～最大水深：20m移動手段：ビーチ⇒詳しくはこちら

  2014.07.17

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