2011/10/02(日)13:56
異国のお約束。
昨日、野暮用の帰りに寄った店でトルコアイス食った。
ドンドゥルマが正しいのか。色んな食物屋が並んで入ってる売店形式。
大分前にローカルTVで紹介していたのを観て、機会があれば
ケバブとか食ってみたいと思ってた。
何しろ本物のトルコ人が作るとの事だったので。
都会なら珍しくないだろうが、こんな田舎に流石にトルコ人は中々いないし。
姉の車に母と乗っていったが、姉が先に店でケバブかなにかを買っていた。
ケバブ以外にも美味そうなパン?等、結構色んなメニューがあったんで、
私はそれを見つつ何食うか考えていたが、店のおじさんが
カタコトの日本語で「アイスあるよ~」と声をかけてきた。
アイスか。うーん。
とりあえずアイス食ってから何にするか考えるか。
というワケで、アイスを食う事にした。
バニラしかないのかと思ったら、他の味もあったんでそれに。
御馴染みの、あの長い銀の棒でガリガリと壷状の入れ物から
アイスを掻きだしコーンに盛る。
おじさんは、はい、と私に差し出した。受け取ろうとした瞬間、
くるりとアイスを天地逆さにひっくり返す。
あらためて受け取ろうとすると、今度はさらりと真横に倒す。
普通はあの銀の棒で、コーンごと上に持ち上げたりするんだっけ。
でも、このスタイリッシュ(違うか)な悪乗りもイイな。
おじさん、さらっとやっちゃうから妙にカッチョイイ。
私がそれにウケている様子を、隣の店で買い物をしていた姉が
見ていたようで、「何やっとんの」と姉までウケけていた。
肝心のアイスの味は、濃いけど思う程甘くなくて美味かった。
アイス食べ終えた時、何となく考えた。
トルコアイスの「お約束」、私はウケたが、知らずに
怒った人とかいなかったのかなぁと。
今ではそれなりに知られているけれど、お店始めた頃なんかは、
田舎じゃ結構厳しかったんじゃなかろうか。
・・・等と、色々に考えているうちに肝心のケバブ食い忘れた。
くそう。