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2009年今年最良の収穫映画

一年を通し様々な映画が上映される。今年も同等である。毎年このくらいの季節になると、今年の自分で観た映画で印象に残る作品に、あれはこれはと振返る。小生を含め、大方の人が自身の記憶を断篇的に描き写す。今年は例年になく観られた映画は減少した。そんな中でも百数十本は観れたかしらん。そんな中、小生が印象に残った2009年の映画作品を今日は記載してみたい。

まず邦画からだと、小生としては何と言っても「おくりびと」と「サマー・ウォーズ」を掲げたい。未だ今年は残っているけど、残り12月一杯の上映予定を見ても、これ以上の作品は有りそうにない。
先の『おくりびと』はhpに記載しているのでご覧になって頂ければと思う。『サマーウオーズ』こちらはアニメであるが、どうしてかなり内容の濃い、そして出来の良さに加え、これだけ充実した作品は邦画全体からみてのそうあるものではない。たぶんアニメという括りからしたらダントツ的な作品だ。でもってアニメという範疇で判断するには、あまりにももったいない。少なくとも他にこの作品に匹敵する映画がどれほどあるだろう。ありとあらゆるIT技術を駆使した世界を外して考えることなど不可能になっている現在、IDアカウントを他のものに支配されたらという非常に具体的で身近に起きえる題材に、人間が出来ること、それ以上に人は家族はという原点から綴られる物語がとてつもなく良い。最初のイントロを見て、あれ”違うアニメが始まったのかと思うほど意表を衝いたオープニングからこの映画の本質が見えてくる。あれよあれよという内に見る見る吸い込まれていく。涙あり感動あり、観ながら「アッ、やばい」とはまってしまう。何度観てもいい映画を観たという印象と、重ねる度に増す好感度のUPというのは珍しい。それだけ小生ははまってしまった””これは観て損のない価値ある作品だと言えるものである。という訳で今年の邦画はこの2本で決まった感ありだ。洋画はこの次に記載したい。


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