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独学合格! FP1級・FP2級・FP3級の道(必勝勉強法)+1級FP銀行員の家計改善アドバイス

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2017.12.18
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カテゴリ:FP1級の道
​​​​​こんにちは、1級FP技能士銀行員adovaです。

書店のFP受験コーナーで大きな場所を占有するTAC。現在TACはFP1級のテキスト&問題集として、以下の3つのシリーズを展開しており、どれがよいのか皆さん迷うと思います。

〇 みんなが欲しかった!FPの教科書シリーズ
〇 スッキリわかるシリーズ
〇 よくわかるFPシリーズ

今回は乱立?ともいえるTACの各シリーズの特徴を整理し「どう選択・利用するか」などをご紹介しようと思います。


1 みんなが欲しかった!FPの教科書シリーズ
<オススメ度>★★★
<シリーズ構成>
(テキスト)FPの教科書vol 1,2
(問題集)FPの問題集

書店で圧倒的に場所を占有するのが、この「みんなが欲しかった!」シリーズ。
 出版社として「売りたい!」が前面に出ていて他の2つよりはるかに多い在庫数(笑)。実際、売れてはいるようですが、ネットの様々な勉強法指南サイトやブックレビューをみていても意外と否定的な意見も目につく書籍。実際のところどうなのでしょう?。

(テキスト)
2冊構成で、TACの通学講座テキストでもあるようで、内容的には網羅と言ってよい充実ぶりで解説も丁寧です。vol1が834ページでvol2は714ページと分厚さもなかなかです。

まあしっかり分野を網羅していますが、どちらかというと頻出と関係なく網羅を目的とした印象で、まさに教科書。
 正直ここまでの分量をがっつりテキストを精読することで掌握しようとするのは、非効率な気がします。
 1級学科は確かに細かくハードですが、そこはテキストで掌握しようとするよりは問題集で実践的に習得していくほうが効率がよいと思うのです。
 
また、一つのテーマの取り扱いが冗長。
 一つのテーマを何ページにもわたって口語調で書いてくれていますが、きんざいの特訓テキスト(※1)あたりなら1ページでスパッと必要なところをまとめてくれますし、そもそも2級合格者が基本の1級受験者のレベルならそれで十分掌握できるもの。今更3級初学者のように懇切丁寧にいるかなという気がするのです。
(※1)別記事:​FP1級学科編 テキスト&問題集 おすすめ&必須です①

3級受験で初学者ならおすすめの「みんなが欲しかった!」シリーズですが、1級チャレンジの方にとっては本書はまどろっこしくきんざいの特訓テキストのほうがはるかにしっくり来ると思います。

2級までこのシリーズで来た人もいるでしょうが、1級は次元が違います。
 「魔法のようにわかる!」なんて煽り文句がありますが、そんな軽いノリで取得できる世界ではありません。まあ2・3級との統一感の問題で煽り路線を続けざるを得ないのでしょうが、同じTACのなかでも後述する「よくわかるシリーズ」のほうがはるかに真面目に向き合っていると思います。
 少し辛口になってしまいましたが、素直にきんざいを主力として、本書はせいぜい辞書的に理解に苦しむところを読むくらいの目的が妥当と思います。
 ちなみに監修はTACの看板マドンナの滝澤ななみさんですが、各分野の執筆者は別の方の様子。調べる限り滝澤さんは1級を持っていない気がするのですが(滝澤さんのブログでも2・3級と書いてある)どうなんでしょう。もしかしたら最近取得したのかもしれませんね。

(問題集)
テキストには辛口でしたが問題集は悪くありません。何が評価できるって問題の分量がしっかりあること。1級はとにかく練成が命。しっかり問題をこなすことで身についていく世界であり、きんざいの精選問題集や同じTACの「合格トレーニング」を除けばチョイスの価値ありです。
 
ただ、他のレビューでも改善を求める意見が多いのですが、字が無駄に大きく1ページで問題も解説もまとめてくれないので、頭に入りにくい。
 さらに問題と解説が別冊なので、社会人に多い通勤勉強のような細切れ時間の勉強を想定してくれず、勉強しにくいことが本当に辛い…。
 また私だけかもしれませんが、重要なところを赤字にしているのも「結局全部重要じゃねえか!」ってくらい赤字が多くてイライラします(-_-;)。

もうパクリと言われてもいいし2・3級とのレイアウトの連続性は捨てていいから、1級のレベルを踏まえて、きんざいの精選問題集や次に紹介するTACの合格トレーニングのように「本格派」として勉強のしやすさを優先すればいいのにと思います。

ちなみに本書には実技の問題も掲載されていますが、ただでさえ分量が少ないのにFP協会と一緒に掲載するから、全然演習量が足りません。実技については、きんざいの実技対策問題集(※2)も必ずやっておかないと本番で太刀打ちできませんので、実技についてはもう一冊必ず使いましょう。
(※2)別記事:​FP1級 独学合格勉強法④(実技対策編①~必須問題集&学習方針)
​​

​2 スッキリわかるシリーズ​
オススメ度★
<シリーズ構成>
テキスト&問題集一体型1冊

2・3級ではたくさん並ぶ「スッキリ!シリーズ」ですが、実は1級もあります。ただ妙に取り扱いは少ないですね。

1級書籍の中では珍しいテキスト&問題集一体型。問題集を中心に解説を充実させたタイプです。

正直言って、この書籍の内容では全く合格には足りません。
 スッキリシリーズは実務経験の豊富な方が3級受験の際などには、素早く整理できて良い書籍なのですが、2級では・・・使った方は不足を感じませんでしたか?。
 1級に至っては本書のみで合格ライン到達は至難の業と思います。「熱血クマ講師」とか「30秒でわかる」とかそんな煽りで太刀打ちできる世界ではないですよ、1級は・・・。

多分TACもわかっているのではないでしょうか。シリーズの統一性の関係上出さざるを得ないというのが本音では?。
 だから本書より教科書シリーズをプッシュしまくっているのではと考えてしまうのですが、そう考えると取り扱いも宣伝も少ないのは合点がいきます。

あえて使うなら重要ポイントの整理。

本書で勉強するなら、くれぐれも「本書の内容は1級の基本中の基本」「知っていて当然の内容」だと考え、他の書籍で知識も実戦も強化するようにしましょう。


​3 よくわかるFPシリーズ~特に問題集は必携!!​
​オススメ度★★★★★
<シリーズ構成>
(テキスト)合格テキストFP技能士1級①~⑥
(問題集)合格トレーニングFP技能士1級(学科基礎・応用編)

FP試験創設初期から存在する老舗シリーズで、おそらく3つのシリーズでも最も古株。
 テキスト6分冊とトレーニング問題集1冊で構成されており、表紙のデザインも踏襲を続けているので、TACのFP書籍と言えばこれを思い浮かべる人も多いと思います。
 
このシリーズは素晴らしいの一言です。

(問題集)
きんざいの精選問題集と並んで必ずやるべき「秀逸な」1冊です。

このシリーズの問題集「合格トレーニングFP技能士1級」は問題総数300問を超え、出題範囲のほぼ全分野過去問から網羅してくれています。
 きんざいの精選問題集とまさに双璧。この二つの問題集は問題の重複も少なく、2つともやりこむことでやるべき学科対策はほぼ完了すると言っていいと思います。

1ページで問題も解説も載せるスタイルで、通勤学習でもやりやすく、解説も2級まで合格してきた人の知識レベルをよくつかんだスキっとしたもので過不足なく、さすがFP試験創設初期からの書籍だなあと感心します。

また無駄なカラフルさはなく、太字で重要を示すスタイルも、真面目に勉強してきた人や学習に慣れた人にとっては心地よいですよね。
 赤シートを付録につけて赤字を乱発して、結局何が重要なのかさっぱりわからんシリーズの監修者は見習えと心から思います。

若干私も毒舌が過ぎますが(-_-;)、1級はゆるキャラとかカラフルなレイアウトとかで受かる世界ではないんですね。
 受験者も40前後から上の要職を務めそうな年齢層が主体にもかかわらず、(シリーズの統一性上しかたないのでしょうが)2・3級のノリで「魔法のように30秒でわかる!」なんて言われると少しイライラしてしまいます(-_-;)。

いずれにせよこの問題集は必ずやるべき1冊。
そしてこの問題集は悩ましいことにすぐに売り切れます。


TACが利益率の高い「みんなが欲しかった教科書シリーズ」に力を入れて、本書の発行部数が少ないのではないかと私は疑っていますが(笑)、わかっている人がこぞって早々に購入するせいもあるのではないでしょうか?。毎年5月試験後に発売されますが、すぐに店頭から消えて、ネットでも在庫切れが激しいです。
 
人気の裏返しかもしれませんが、本気で1級を合格したい人は、見かけたら即刻買いましょう。

本当に素晴らしい問題集であり、このシリーズは他サイトでも高評価ですね。

編集チームの人は路線を崩さず、きんざい以外で唯一と言っていい役に立つ1級対策シリーズとして、存続してほしいものです。

(テキスト)
分野ごとに6冊の分冊販売で1冊1冊はそこそこ薄いものです。
 きんざいが1冊にまとめた特訓テキストを出す前は、きんざいの分冊テキストが高価でA4版でかさばることもあり、このテキストは重宝されていました。
 おそらくこのテキストで1級合格を果たした人も多いでしょう。

このテキストを2冊に集約して、よけいなゆるキャラをつけて、字を大きくして、冗長に解説を加え効果にしたものが「FPの教科書」と言っていいでしょう。←毒吐きすぎ<(_ _)>。

分野別テキストとしては、きんざいの1級対策分野別テキストと双璧です。ややきんざいのほうが解説は詳しいですが、きんざいは少し高価なのでこっちを使うというのはアリな選択です。

6冊全部を完全マスターする必要はありません。
 辞書的に手元に置くべきもので、基本のマスターはきんざいの特訓テキストを使用し、わからないところを本書で振り返るor苦手なところの分冊を買って弱点を潰す使い方でいいと思います。

よくまとまった良書です。うまく活用したいですね。


​総論:1級合格には​​​​​

1級受験の王道として君臨するテキスト&問題集は「きんざい」の出版物(※3)だと思います。
(※3)別記事:​FP1級学科編 テキスト&問題集 おすすめ&必須です①

​この点については、1級合格者の誰も異論はないでしょうし、実際各種合格指南サイトでも推しはきんざいがほどんど。​
 また書店等の販売ランキングを見てもきんざいの書籍が独占している現状からみても明らかですし、試験会場に行けばきんざいのシェアに驚くと思います(特に学科合格者が集まる実技試験では顕著です)。

ただ、鉄板のきんざい特訓テキスト&精選問題集でも不足を感じるのは問題演習量。分野が広くて深いためきんざいの問題集でも一通り数問ずつ触れる程度で終わってしまうのです。

その時に補強で選ぶのは、やはりTAC。まじめに1級を作ってくれているのはわずかなのです。2・3級ならTAC以外に選択肢はありますが1級はなかなかありません。

正直テキストについては、きんざいの特訓テキスト1択でよいと思いますが、問題集は相応の解説力も必要ですので、その意味ではTACは頼りになります。

個人的にはTACの「よくわかるFPシリーズ」の合格トレーニング問題集。どうしても見当たらないなら「みんなが欲しかった!」シリーズの問題集。

この辺までやりこみ90%超の正解率まで持ってくれば、学科は戦えると思います。

一部毒舌を入れていますが、テキスト&問題集は波長もあります。自分が気に入ったと思うなら、そのテキストを貫くのも大切ですね。

検定試験は到達度テスト。このブログでちょくちょく使う言い回しですが、要はなにを使おうとも合格ラインまで到達すればOKなのです。
 私は最短距離を推奨・紹介しているつもりですが、もちろん山の上り方は自由。

よく考え納得のいく勉強をして、共に1級ホルダーになりましょう!!

♪♪<きょうのおまけ>♪♪
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最終更新日  2018.06.02 19:53:25
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