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カテゴリ:YAGレーザー溶接作品
前にも紹介したこの溶接で作った恐竜ですが、実はこの小さな恐竜にもちょっとしたドラマがありました。(ほんとにちょっとしたことですが)
まだ会社に勤めている頃、(今日のように)仕事がなくて暇な日がありました。ボーっとしていても仕方がないので恐竜を作って見ました。最初は真ん中の一体を作ったのですが、これをだんだん大きくしたりしたら面白いかなと思い全部で5体になったのです。 うちの溶接機はドイツ製です。日本におけるこの機械の総代理店が工業メッセにこの溶接機を出展しました。その時に、当時のアドバンス4番の上司がこの恐竜を持って行き、代理店の社長に「小さい恐竜作ってみたのですが」と言うと社長は「そういうのはレーザーやってるところならみんな作ったりするものだよ」といってあしらおうとしたらしいです。「まあ見てください」といって無理やり見せたところ、社長の目が変わり「・・・これはすごい!!他の会社が作ったのをいくつも見ているけどこれは別格だね。」と言ってくれたそうです。 そのあと、すぐにテーブルの上に置いてあるカタログを全部どけて、この恐竜を置き、拡大鏡を置いたといいます。 この写真の恐竜はそのときのとは違います。それはにはこんなわけがありました。(後ろに写っている木はようじです) かなり大きな工業メッセだったのでドイツ本社からも技師が来ていたそうですが、そのドイツ人技師が「これはいい!ドイツの本社に持って帰ってみんなに見せたい」と言い出したそうです。「新しいのを作って送ります」と言っても「これをもって帰りたい」と言って聞かなかったそうです。 そんなわけで一作目は今頃ドイツに、2作目は前の会社の上司の手に、これは3作目です。 ←よろしければクリックお願いいたしますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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