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カテゴリ:七転八倒の痛み
げっそりとしながらも家に帰ってきたアドバンス4番。当時、何年かぶりにはまったドラマがあり、その日はちょうど放送の日でした。22時からのドラマの放送には間に合いましたがはっきり言って集中してみてられません。
座薬が効いて、喘息の発作も出ない、という事で何とか急場をしのいだ感じのアドバンス4番。まだ痛いことは痛いのですが、地獄の痛みというほどではありません。食欲がないのですが、何とか夕食を食べる事ができるくらいの痛みで収まっています。 しかし、こんなんでご飯を食べても当然おいしいわけもなく、ドラマだって楽しく見ているわけには行きません。頭の中は「ちょっと痛いな~。また痛み止め切れたら嫌だな~。」という事でいっぱいです。 半分ほどご飯を食べて自分の部屋にいってベットに横になる事にしました。時間にして23時少し前。気のせいか段々痛みが増しているような。「気のせい、気のせい」と自分に言い聞かせて寝てしまう事にしました。夜中に何かあったらいけないので彼女もすぐ横で寝る事になりました。 24時になるとアドバンス4番は、かなりの痛みと戦う事になりました。ベットの上で丸くなってうなるしかありません。彼女が「大丈夫?」と聞いてきても答える事もできません。ってか大丈夫じゃねーよ、見て分かるだろ!みたいな感じです。痛みと疲れといろいろで凶暴化してきました。 それから30分、痛みは絶頂に達していました。半分以上泣きが入っています。アドバンス4番は座薬をつかうことを決めました。座薬にはたしか一度使ったら4時間だったか6時間だったか間隔を置いて使用するように説明がありました。このときはまだ2時間と少ししかたっていませんが、そんな事はお構い無しです。 座薬の使いすぎで体に良くないとしても、この痛みのほうが体によくねーじゃねーかよ!!と反論してしまいそう。そんなわけで座薬を使いましたが・・・・・ 効かね~(T_T) まったく効きません。この辺からあまりの痛みと疲れとで意識は朦朧でよく覚えていません。とにかくものすごい痛みで一晩中もがいていたような気がします。どんな体勢になっても痛いし、気を紛らわそうとテレビをつけても痛くてテレビなんて見ていられないし、とにかく動けません。丸くなっていてそのうち足がしびれてくるのですが、痛くて足を伸ばせないのです。足を伸ばすと余計に痛くなるとかではなくて、お腹が痛すぎて動けないから伸ばせないのです。お腹というか背中というかわき腹というか、もうどこが痛いのかもよく分からないのですが・・・。 最後に時計を見たのが朝方の3時頃だったと思います。 朝、ふと目覚めるとまわりは明るくなっていてました。そしてついに、 ついに、 つ・い・に!! 石が膀胱に落ちたのでしょう!!!!痛みがありません。 幸せってこのことだったのか~~(T_T)あまり軽はずみに「幸せ」という言葉を使うと、こういう時に「幸せ」という言葉ではたりなくなりそうだからあまり使いません、というくらい し・あ・わ・せ~♪ 彼女に聞くと一晩中「いて~、死ぬ~、う~、いてててて」と、汗をかきながらでうなっていてたそうです。 痛みが消えて幸せな気分の時に一本の電話が。 さてさて、何の電話でしょう?これが後のアドバンス4番の運命を変えるきっかけの一つになろうとは。 次回(たぶん)堂々の最終回!!アドバンス4番の運命を左右する電話とはなにか!? ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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