アドバンスレーザーの金型修理の合間に。。

今日は仕事が4時前には片付いたので、ちょっと教習所に電話をして入校する時に必要なものと、教習代がいくらかを聞きました。
受付は19時半までやっているというので、ちょっとのぞきに行く事にしました。一応、銀行によって教習代の11万円を下ろしたのですが、
「お前、ほんとに教習所に通うのか？」「本当にこんな大金おろしちゃっていいのか？」「せっかくためたのにいいのか？」と自問自答しながらも、指は勝手に暗証番号を入力して、気が付けばあっという間に財布の中には11万円が入っていました。

それから教習所へ行く道中も「よく考えたら、べつに日常バイクにそんなに乗るわけでもないし免許なんてなくたっていいじゃん」「どうせ免許取ったってバイクを買うような余裕はないし」「個人事業なんだから少しでもためとおかないと」とか思ってみたり「どうせいつかは大型二輪とるんだからそれが今だっていいじゃん」「いや～あのバイク乗ってみたいね～」などと、頭の中で二人の自分が主張していました。

ほどなく教習所に到着しました。
小心者のアドバンス4番はちょっと緊張気味に教習所の門をくぐりました。
受付で「大型二輪をとるのにどうしたらいいか説明をしてもらいたいんですが」というと、受付のおばさんがいろいろ説明してくれました。ノーメイクの物騒な顔をしたおばさんでしたが優しく教えてくれました。ああ、そういえば車の免許を取るときも予約を取るとかこんな感じだったな～、なんて懐かしく思いながらも説明を聞きました。

説明を聞いているうちに「いったん家に帰って考え直したとしても、どうせここまで来たら免許を取ることになるんだからお金払っちゃおうかな？」って事で、その場で11万円支払いました。するとおばさんから信じられない一言が。
「今日2時間空いてますけど乗っていきますか？」なんて普通に聞かれましたがアドバンス4番はそんな準備などしていません。
「えっ？いや、そんな、今日からいきなり乗れるなんて思っていませんでしたからグローブもメットも持ってきていません」と答えたのですが
「大丈夫です。グローブは軍手になりますがうちにあります。あとヘルメットも長袖の服もありますから」といわれました。
貸し出しようのメットなんてとても嫌だし軍手で乗るって言うのも恥ずかしい。何とか断りましたがおばさんも引き下がらず
「来週くらいになると自動車の免許を取りに学生がたくさん来て予約が取れなくなるから乗れるときに乗っておいたほうがいいですよ。」と、ものすごい勢いで押してきます。

30分後。
「では後からついてきてください」
「・・・・・・」
CB750にまたがって教官の後ろを付いていくアドバンス4番の姿がありました。
誰のかよくわからないトレーナーを着て、手には軍手。
ヘルメットはというと、どこぞのホームセンターで安く売っているような怪しすぎるヘルメット。ぶかぶかだし、汗臭いし、内装ヘボヘボだし。おまけにシールドは傷だらけで前が見えず、前が見えないからといってシールドを開けると吹き込む風でコンタクトが乾き、もうどうしていいかわからない状態で目を白黒させながらも何とか教官の後ろをついていきます。

「あれ？確か今日は偵察に来たはずなのになんで俺バイクに乗っているんだろう？」こんな事が本当に頭の中に浮かびました。自分でも少しおかしくなりながらも、おじいちゃん一歩手前の教官の運転のうまさに「やっぱり毎日こんなことしてりゃあ、うまくなるわな」なんて感心しながらついていきました。こっちのクランク、あっちのS字と連続していかれるとついていけません。「ああ、俺って下手なんだな。人よりちょっと膝をするのがうまいだけだったんだね～」なんて思いながらも、夕日の中をぼろぼろのCB750でトコトコ走るアドバンス4番でした。

とりあえず、コース内をグルグル走り、二輪用のクランクとS字、あとは急制動をちょっとやってこの時間は終わりました。

そういえば腰がちょっと痛いです。バイクを起こすときに「おりゃあ！！」と本気を出さないと起こせなかったのでその時に軽くやっちゃったんですね。そして、センタースタンドを立てるときにうまく出来ず「コツはありますか？」なんて教官に聞いたりもしました。ああ、なさけない(T_T)

ちなみに2時間空いているという事で、2時間乗ることにされちゃいました(^_^;)
この教習が終わってもあと一時間分のレポートがあります。それはまたあした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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