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カテゴリ:YAGレーザー溶接,金型修理例
さて、「YAGレーザー溶接、金型修理例」の外伝です。
突然ですが、うちの溶接機、よく壊れます。壊れまくります。 それでも今までは機械を売ってくれたところがとても親切で その日のうちに修理に来てくれたり、工賃も安くてほんと助かってました。 しかし最近になってその会社が、修理に関するシステムを変更しました。 そのためアドバンス4番は、目の玉が飛び出るような金額の保守契約を一年ごと結ぶか、 目の玉が飛び出るような修理代をその都度払うかの2択を迫られました。 当然、壊れるかどうかも分からないのに一年80万円の保守契約なんか結べません。 壊れないことを祈るのみです。 そんな中、なんとまあ、テーブルを上下させるフットスイッチから異音が。 ちょっとバラしてみると、ペダルに使われているバネがちょっと曲がってる。 これが引っかかって異音がしたんだなと思って、なにげに手で直してみると 「パキッ」と折れてしまうじゃあ~りませんか!! ぬわに~~~~!!! って事ですよ、アドバンス4番にとっては。 テーブルが上げ下げ出来ないということは、車にハンドルが付いてないのと同じくらい 大変なことなのです。つまり明日から仕事にならないんですよ!! さらに、これで修理をしに来てもらったら、それだけでも目の玉が飛び出るような 金額を請求されます。 バネだけ注文できるかもしれませんが、それでは明日の仕事に間に合いません。 アドバンス4番、困りましたよ。ほんとに困りました。 困り果てて、一休さんのまねをしてポクポクしてたら・・・ひらめきましたよ!! そうだ!!俺は溶接屋じゃねーか!! そんなわけで、前振りがどえらい長くなりましたが、ここからが 「YAGレーザー溶接、金型修理例」外伝です。 溶接前の写真は撮ってません。バネが折れたことでテンパッていたため、 そこまで気が回りませんでした。 なので、溶接後のみ。 こんな感じで、溶接しました。もうちょっと大きく撮れたのが これです。真ん中ちょい右に肉盛りのあと見えますか? 当然裏側も肉盛りしました。 溶接後、バネ動作確認をして見ましたが、問題無しです。 バネ、溶接で直しちゃった♪ ですが、やはり心配です。一日中踏んだり離したりしているところに使うのは。 って事で、ペダルを固定しているバネと交換してみました。 これ、ペダル。右が上昇、左が下降。 ペダルの中はこんな感じ。手前のバネが今回折れた場所。踏んでた足を離すと、このバネの力でペダルが元に戻る。 奥のバネはバネの両側の突起物を押しているだけ。 この突起物を指で押さえながら、ペダルカバーをはめ込むと、パチンと元に戻ってペダルが固定される。つまり、ペダルカバーの取り外し以外、普段は伸びたり縮んだりはしない。 この二つのバネが同じものだったので、今回直したバネを奥に、奥にあったバネを手前に装着してみました。 ペダルの試運転しましたが、問題なしです(^^) 一安心です( ^ー゚)bグッ! うちのサイトです。よろしければのぞいてみて下さいm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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