カテゴリ:インプレッション
◎今回のサケ・・・
北杜(ほくと)12年 40% evermore(エバモア)2004 40% 今回はジャパニーズウイスキーの新製品の飲み比べです。 北杜12年は白州蒸留所の原酒をキーモルトとした、「飲みやすさ」を追求したピュアモルトウイスキーです。660mlでのボトリングというところが興味深いです。メーカーはやはりハーフロックでの飲み方を推奨しています。 evermore 2004は毎年新たに封切られる21年以上の長期熟成原酒のみを使った「その年のベストブレンドウイスキー」(イヤーズベストブレンド)で、1999年から発売し、今年で6作目となるそうです。 今回は試飲会場においてのテイスティングということで、プラ製コップで試したことをお断りしておきます。 北杜12年はやわらかく、口当たりがまろやかで万人に受ける味わいだと感じました。わたしはストレートで飲みましたが、もしこの味わいをハーフロックにしたら香味が薄く感じられ、物足りないのでは?というのが正直な感想です。 しかし最近はアルコール度数の低い酒が好まれる傾向のようなので、ウイスキーなどハードリカーを飲みなれていない客層にはちょうど良いということでしょうか。 evermore 2004は、富士御殿場蒸溜所がウイスキーづくりの理想としている「クリーン&エステリー」を見事に表現していると感じました。 クリーン とは雑味がなく、澄んだ香りとまろやかな口当たり エステリーとはフルーティーで華やかな深い香味 という説明がなされていますが、evermore 2004はまさに文字どおりの味わいでした。フルーティーで華やかそしてボディーは軽い。スコッチのピートが効いていたり、シェリー樽仕上げのどっしりとした味わいのモルトに飲み慣れているわたしには新鮮な印象でした。しかし、何度か口に運ぶうちに物足りなさを感じてしまいました・・・・ maltryo 的 スコアリング (5点満点) 北杜 12年 3点 evermore 2004 3.5点 サントリーピュアモルト「北杜12年」 エバモア 2004 21年 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/12/08 08:50:54 AM
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