カテゴリ:インプレッション
右:14y.o ダブルマチュレーション 中:ヴィーユ プルーン セレクション ド シャトー 左:レゼルブ ド セニュラス X.O. 今回のサケ 1・ シャトー・ド・ブルイユ 14y.o ダブルマチュレーション 41% 2・ シャトー・ド・ブルイユ ヴィーユ プルーン セレクション ド シャトー 41% 3・ シャトー・ド・ブルイユ レゼルブ ド セニュラス X.O. 41% 今回は、カルバドス最良の産地と言われるノルマンディー・ペイドージュ地方に あるシャトー・ド・ブルイユの製品3種をテイスティングしました。 これらの製品名が長いため、以下、製品名前に記した番号で書いていくことをお 断りしておきます。 1 は、『8年間通常の熟成を経た後、同社と関係の深いG&M社が使用したモル トウイスキーの樽で6年間熟成させた、業界初の試みによる意欲作』ということ で、シングルモルトで、もはや定番となりつつあるところの“フィニッシュ物” といったところでしょうか。 2 は、『チェリープラムとグリーンプラムを原料に作られるオードヴィー(カル バドスではありません)。同社での蒸留ではありませんが、同社セラーにて6~8 年間、400リットルのオーク樽で熟成されています。』という製品です。 3 は、『名門シャトーである同社の中でも特別なブレンドが施された逸品。20~ 25年熟成の原酒がブレンドされています。』といったものです。 味わいは、3 は特別なブレンドが施された逸品というだけあって、バランスのと れた非常にフィニッシュが長い印象であるのに対し、1 はウイスキーの樽でフィ ニッシュさせた影響でしょうか、フィニッシュの部分で“苦み”を感じてしまい カルバドスのもつ甘い余韻が消されてしまっているように思えました。2 はやは りカルバドスとは異なった香味ですが、甘く、全体のバランスはすばらしいもの だと感じました。 日ごろウイスキーを飲むことの多いわたしにとって、別のカテゴリーのサケを飲 むことは、いろいろな意味で刺激を与えてくれます。 maltryo 的 スコアリング (5点満点) 14y.o ダブルマチュレーション 3.25点 ヴィーユ プルーン セレクション ド シャトー 3.75点 レゼルブ ド セニュラス X.O. 4 点 ↓ヴィーユ プルーン セレクション ド シャトー ↓レゼルブ ド セニュラス X.O. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/27 09:00:57 PM
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