カテゴリ:インプレッション
ウイスキー・エクスチェンジ
シングル・モルツ・オブ・スコットランド アードベッグ 2000 6y.o シェリーバット 62.2% オフィシャル アードベッグ・ベリーヤング 1998 6y.o 58.3% 今回は、アードベッグの6年熟成品を2種類テイスティングしました。ひとつはク ォリティーの高さで定評あるウイスキー・エクスチェンジ社の「シングル・モル ツ・オブ・スコットランド」、もうひとつはオフィシャルを用意しました。 このふたつは熟成年数は同じなのですが、シングルカスクといくつかの樽をブレ ンドして造ったという違いがあり、またエクスチェンジのモルトは樽の種類が明 らかになっているということで、いろいろな内容で比較テイスティングができる と思われます。 色合いは、ともに薄めの金色でわずかにエクスチェンジの方が濃いです。シェリ ーバットといっても6年という熟成期間ではあまり色がつかなかったと考えられ ます。 香りは全体の印象は両者似ていますが、オフィシャルはドライでクールに感じた のに対し、エクスチェンジはシェリー由来の暖かみのあるものでした。 味わいですが、オフィシャルは荒々しい刺激が口の中であばれますが甘さとピー ティーさが折り重なって長く続いていきます。エクスチェンジはまずシェリー由 来の甘さが現れますが、すぐにピートと潮の風味に変化していき長いフィニッシ ュへとつながっていきます。 どちらも6年熟成という事を考えれば、熟成年数以上の味わいが感じられるモル トであると思います。 オフィシャルにシェリーのニュアンスは感じられませんでしたので味わいは対照 的なものとなりましたが、バランスの良さは両者ともに優れており、シングルカ スクであるエクスチェンジは極めて秀逸といえるかもしれません。 maltryo 的 スコアリング (5点満点) エクスチェンジ 4.25点 オフィシャル 4.25点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/09/14 08:13:28 PM
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