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カテゴリ:パロディ/ジョーク
むかし、あるところに燃費にかけては日本一の白いEPV3という者がおりました。 白いEPV3は、ふとした弾みに、持っていたGT3を落としてしまいました。 するとGT3はころころころころと坂道をどんどんと転がっていきます。 あわてた白いEPV3はGT3を追いかけて走りました。 「GT3、GT3、まてまて」 白いEPV3が一生懸命おいかけていくとGT3は大きな木の根元の穴にスットーンと 落ちてしまいました。 「ありゃ、困ったなぁ」と思って穴の中をのぞきこむと、なにやらかわいい声がします。 「GT3 ころりん すっとんとん」 EPVは不思議に思って手ぬぐいを落とすと 「手ぬぐい ころりん すっとんとん」 そうこうするうちに、こんどは白いEPV3が落ちてしまいました。 「白いEPV3 ころりん すっとんとん」 白いEPV3の目が覚めると、そこは大きくてきれいな広間でした。 白いねずみたちが餅をついて、ご馳走でもてなしました。 「GT3 ありがと すっとんとん」 そこに、まさゆきという長者があらわれこういいました 「GT3のお礼におみやげを差し上げたいと思います。さあ、どちらが良いですか?」 大きいタイヤと小さいタイヤを用意しました。 「南都、盆と正月が一緒に来た鴨~!」 白いEPV3は遠慮なく大きいタイヤをもらって帰りました。 「昔話の主人公はたいてい遠慮がちに小さいおみやげを選ぶはずなのに・・・」 と、まさゆきはショックを隠せませんでした。 そのうわさを聞いた欲張りのペンシルバニアンはうらやましくてしょうがありません。 そこで、同じようにタイヤを転がしてみました。 が、プライマシーは思うように転がってくれません。 いらいらしたペンシルバニアンは無理やりプライマシーを穴に落としました。 「プライマシー ごろごろ すっとんとん」 ペンシルバニアンも続いて落ちてみました。 「ペンシルバニアン ごろごろ すっとんとん」 欲張りのペンシルバニアンは白いねずみたちが用意するごちそうを次から次へとほおばりました。 おなかが一杯になると、すかさずおみやげを要求しました。 まさゆきが迷惑そうに 「どれが良いですか?」 とたずねると、ペンシルバニアンは 「全部!」 こうして、ペンシルバニアン II号には燃費装備が充実したのでした。 ・白いEPV3の落としたGT3 ・SuperMID T-1 / M-1 / C-1 ・エンジンブロックヒーター ・フカヒレ引換券 めでたし、めでたし。 ※この物語の内容、登場人物はフィクションです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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