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カテゴリ:燃費ネタ
修正箇所
・SuperMID T-1の温度と燃費監督 MS-1 の水温表示を比較した結果、90℃以下ではほぼ同一値を示したので水温値を修正します。 ・サーモ弁が開いてラジエター内の冷却水が循環するときの状況を補足 1)SuperMID T-1の冷却水温度をモニタしていると通勤路の平地区間(ほとんどが40km/h制限道路)においては、ほぼ85℃近辺で安定しています。だいたい、±2℃の範囲です。 ※極低温時の走行や、渋滞や信号での停止が増えるともっと水温は下がります。 ※グリル塞ぎの面積は95%ほど、暖房オフでの状況です。 2)エンジンを回している時間が長くなると、85℃で安定していた水温が、徐々に上昇します。冷却水温が90℃になると、意外とあっさりと大きく水温が低下することがあります。これは、冷却水のサーモスタットによる制御の特性だと思われます。なおゆきさんの情報によると、82℃で弁が開き始め、95℃で全開になるそうです。ということで、弁の開放半ばにしてラジエター内の冷たい冷却水が一気に循環し、水温が下がるような感じです。 2007/01/12の通勤帰路にての観察です(外気温6℃) 2-1)ダウンヒルでラジエター内の冷却水が冷えた後、登坂時に水温90℃に達すると 一気に80℃まで低下しました。 2-2)引き続き登坂していて、再度水温が90℃に達すると、一気に85℃まで低下。 2-3)3度目、4度目は88℃までしか下がらなくなった → ラジエター内の冷却水の温度が均一になったのであろう 2-4)次いでダウンヒル後の登坂で90℃に達したら、85℃まで低下。 → ラジエター内の冷却水が再び冷えたためだろう 3)サーモスタットによる冷却水循環だけでは水温が低下しない場合はさらに水温は上昇していきます。グリル塞ぎをした状態で高速道路やハイスピード幹線道路の走行、あるいは長い登り坂を走行しているときです。このとき、96℃で電動ファンが回り、92℃まで一気に下がります。 プリウスの冷却水用サーモは標準仕様だと82℃で開放開始です。これを寒冷地用サーモ88℃開放のものに変えた方々がいます。ブツの存在を発見したなおゆき博士や愛知県の108代将軍などです。彼らのレポートによると、完全暖機後の水温は今までの+6℃で推移しているらしいです。 実際、私の通勤路ではエンジン停止走行の時間が長い市街地区間など80℃以下まで水温が低下することがあります。その際のエンジン燃費はかなり悪そうな気がしています(うまい比較データがありませんが)。そこで、この寒冷地用サーモを使えば、多少なりとも燃費悪化を食い止められるのではという期待が沸いてきます。 私も実はこの寒冷地サーモを手元に置いてあるのですが、なかなか装着の決心がつきません (^^ゞ 悩んでいる理由は ・完全暖機後であれば、水温の戻りはかなり早いので、効果に確信が持てない (下り基調で70℃前後まで水温が落ちてもちょっとエンジン走行するとすぐに 80℃台に戻ります) ・モーター系の温度上昇による効率への影響が心配 (安定水温の85℃近辺がメーカーが選んだベストなのか!?) ・サーモを一旦交換したら、すぐに戻せるようなものではない ← これが一番かも などです。 燃費関連メーター満載の私ですが、少しだけ丸腰党にあこがれていたりして(ホントか ^m^ う~ん、もう少し悩みます。 ブツの紹介かつ入手していただいたなおゆきさん、申し訳ないです m(__)m (おまけ) 1)の状態がメーカーの狙っている冷却水の適温だとすると、2)の状態がでるようでは グリル塞ぎの割合が多すぎるのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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